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3サイズ展開のゲーマー向けマウス「ZOWIE ZA」レビュー。つかみ&かぶせ持ち派は一度試す価値あり
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印刷2015/07/16 12:00

レビュー

3サイズ展開のゲーマー向けマウス,つかみ&かぶせ持ち派は試す価値あり

ZOWIE ZA(ZA11,ZA12,ZA13)

Text by BRZRK


ZA(ZA11,ZA12,ZA13。国内製品名は順にZA11 BLACK,ZA12 BLACK,ZA13 BLACK)
メーカー:ZOWIE GEAR
問い合わせ先:マスタードシード(販売代理店) 問い合わせフォーム
実勢価格:7900円(税込,2015年7月16日現在)
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 主に「つかみ持ち」および「かぶせ持ち」向けの左右対称型ワイヤードマウスとして,2015年5月29日にパソコンショップ アークとツクモで先行販売が始まった,ZOWIE GEARの新作,ZAシリーズ。5月28日掲載のファーストインプレッションで「ZA11」「ZA12」「ZA13」という3モデルの違いや握り心地をチェックしてから少し時間が空いてしまって恐縮だが,今回は,搭載されるセンサーの挙動と中身にフォーカスして,テスト結果をまとめてみたい。

 基本的な仕様や使い勝手が気になるという人は,まずファーストインプレッションに目を通してから,あらためて本稿に戻ってきてもらえればと思う。

左から順にZA11,ZA12,ZA13。モデルナンバーの数字が大きくなるほどマウスのサイズが小さくなっている。日本人としては手が大きめである筆者の場合,ZA11との相性がとくに良く,逆にZA13は少々窮屈に感じたが,一般的な日本のゲーマーは,ひとまずZA12かZA13から握ってみるのがいいように思う。問題は,取り扱っている店が少ないことだが……
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
左右メインボタンは少し凹んだ形状。スクロールホイールはラバー製で,実測で幅は約7mm。同じく実測で約3mmごとに約1.5mmの溝が設けられている。言ってしまえば,FKシリーズと同じ感じだ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
サイドボタンの長さは前後ともに実測約18mm。奥側(=ケーブルの付け根側)よりも手前側(=マウス後側)のボタンが少し膨らんでいる
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

ZOWIE GEAR新型マウス「ZA」ファーストインプレッション。つかみ持ち派とかぶせ持ち派は試してみる価値がありそうだ



センサー性能は総じて良好ながら,FK1と比べるとテスト結果には若干の違いも


スクロールホイール,ZOWIE GEARのロゴは白で,いずれも光らない
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 ZOWIE GEARのマウスは伝統的に,Windowsのクラスドライバで動作する仕様で,かつ,マウスの設定を変更するためのソフトウェアは一切用意されない。DPI設定は,本体底面にあるボタンを押すことで,あらかじめ設定されている400/800/1600/3200DPIを順繰りに変更できる。
 LEDインジケータは本体底面のボタン部にあるだけなので,普通にマウスを使っている限り,ZAシリーズは「光らない」マウスということになる。このあたりの仕様はFKシリーズからまったく変わらずだ。

本体底面のLEDインジケータは400DPIで赤く,800DPIで紫に,1600DPIなら青く,3200DPIなら緑に光る。底面を見れば,マウスのDPI設定を確認できるわけだ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 USBのレポートレートは,「決められたボタンの組み合わせを押下しながらPCにマウスを差すことで行える。これもFKシリーズと同じだが,念のため確認しておくと,以下の組み合わせによって,予め用意された125/500/1000Hzのレポートレートから好きなものを選択できる。標準は1000Hzだ。

  • 有効なサイドボタンを両方押しながら接続→125Hz
  • 有効なサイドボタンの奥側(=マウス前方側)を押しながら接続→500Hz
  • 有効なサイドボタンの手前側(=マウス後方側)を押しながら接続→1000Hz

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 また,付属の説明書には何も書かれていないのだが,これまたFKシリーズ同様に,サーフェスに合わせたセンサーの最適化機能も搭載されている。
 変更方法は以下のとおりで,「ボタンを押下しながらPCと接続」することで,「Cloth Mouse Pad Mode」と,「Plastic Mouse Pad Mode」の2つから選択できる。

  • Cloth Mouse Pad Mode(布製マウスパッド最適化モード):左メインボタンと左サイドの手前側(=マウス後方側)ボタンを押しながら接続
  • Plastic Mouse Pad Mode(プラスチック製マウスパッド最適化モード):右メインボタンと左サイドの手前側(=マウス後方側)ボタンを押しながら接続

 以上を踏まえつつ,今回は,下に示したテスト環境および設定でテストを行いたい。

●テスト環境
  • CPU:Core-i7 4770(定格クロック3.4GHz,最大クロック3.9GHz,4C8T,共有L3キャッシュ容量8MB)
  • マザーボード:GIGA-BYTE TECHNOLOGY GA-Z87X-UD4H(Intel Z87 Express)
    ※マウスはI/Oインタフェース部のUSBポートと直結
  • メインメモリ:PC3-12800 DDR3 SDRAM 8GB×2
  • グラフィックスカード:GIGA-BYTE TECHNOLOGY GV-760OC-2GD(GeForce GTX 760,グラフィックスメモリ容量2GB)
  • ストレージ:SSD(CFD販売「CSSD-S6T128NHG5Q」,Serial ATA 6Gbps,容量128GB)
  • サウンド:オンボード
  • OS:64bit版Windows7 Ultimate+SP1

●テスト時のマウス設定
  • ファームウェアバージョン:6.1.7600.16385(※デバイスマネージャで確認)
  • DPI設定:400/800/1600/3200 DPI(※主にデフォルト設定の800 DPIを利用)
  • レポートレート設定:125/500/1000Hz(※主にデフォルト設定の1000Hzを利用)
  • Windows側マウス設定「ポインターの速度」:左右中央
  • Windows側マウス設定「ポインターの精度を高める」:無効

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 まずはリフトオフディスタンスから見てみよう。今回も,市販されているマウスパッド14製品で,厚みの異なるステンレスプレートを重ねながら,反応が途絶する高さを計測している。Cloth Mouse Pad ModeとPlastic Mouse Pad Modeの両方でテストしたところ,ZA11とZA12,ZA13ではその挙動が完全に同じだったため,には,ZA11のスコアをまとめている。
 FK1のレビュー時と同じく,より安定しているのは標準のCloth Mouse Pad Modeのほうで,Plastic Mouse Pad Modeはややピーキーな挙動を示した。「間違いなくPlastic Mouse Pad Modeのほうがよい」という場合はともかく,基本的にはCloth Mouse Pad Modeのまま使ったほうがいいように思う。そのスコアも,14枚中10枚で2mm以下なので,光学センサー搭載モデルとしては上等と評していいだろう。


 続いては,「MouseTester」を使って,ネガティブアクセルの有無をチェックしていきたい。
 ここでは,マウスパッドを「ARTISAN 隼XSOFT」で,レポートレートをデフォルトの1000Hzをそれぞれ固定したうえで,標準のCloth Mouse Pad Modeを選択し,DPI設定を400・800・1600・3200と順番に切り替えながら,センサーの挙動を追うことにする。

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 その結果を示したものが,下に並べたグラフ画像だ。グラフは,Y軸のプラス方向が左への移動,マイナス方向が右への移動時におけるそれぞれカウント数,横軸がms(ミリ秒)を示す。グラフを構成する青い点は実際のカウント,青い波線はそれを正規化したもので,簡単に言えば,「点が波線の上に乗っていればいるほどセンサー性能は優れている」ので,その点を押さえてもらえればと思うが,結果は,面白いというかなんというか,FK1と比べると,頂点部分でややブレが生じている。他社製品と比べても,総合的には良好な部類と言っていいように思うが,FK1ほど完璧に近いグラフにはなっていない。

400DPI設定時のテスト結果。総じて良好といえるグラフだ。ただし,FK1と比べると,頂点付近(=マウスの振り返し時点)でのカウントにバラツキが見える
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

800DPI設定時のテスト結果。傾向は400DPI時と変わらずで,総じて良好ながら,頂点では少しバラけた
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

1600DPI設定時のテスト結果。頂点でのバラツキ具合は変わらない
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

3200DPI設定時のテスト結果。状況に変化はない
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 スペック的にも,ゲームにおける体感的にも,FKシリーズとZAシリーズで,センサー性能面での違いは感じないのだが,ではなぜ,FK1と比べてZA11はやや不安定になったようなグラフになっているのかだが,正直に言うと,まったく分からない。ただ,個体差でないなら,テスト時期が時期だけに,湿度が高く,それがマウスパッドに影響を与えている可能性はあるだろう。また,基板あるいはファームウェアのちょっとしたアップデートが影響している可能性もあると思う。後者については後段で検証したい。

 最後に直線補正の有無も確認しておきたいと思うが,ここではZA11で,Windows標準の「ペイント」を使って線を引き,補正の有無を判断することにしている。その結果が下の画像で,少なくとも体感できるレベルの補正はないようだ。ZOWIE GEAR製マウスの伝統がそのまま引き継がれていると判断して問題ないだろう。

直線補正特有の違和感はない
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)


内部構造はFK1とほぼ同じながら

若干の違いも


 センサー類のテストを終えたところで,代表してZA11を分解してみたい。ここまでのテストから,ZAシリーズはFKシリーズをベースとした形状バリエーションモデルと思われるだけに,内部構造がどこまで似ているかというのも,1つのチェックポイントになるはずだ。なので,適宜,FK1のレビュー記事も参照しつつ,確認してもらえればと思う。

 というわけで,ZA11の底面部に貼られたソールを剥がし,さらに4本のネジを外して,筐体の上面部とカバー側を,底面部から取り外した状態が下の写真だ。ぱっと見の印象は,FK1からまったく変わっていない感じである。

ZA11を“殻割り”した状態。内部構造はFK1ととてもよく似ている
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

左右メインボタンとスクロールホイールのセンタークリックボタン用となるスイッチは,ZOWIE GEAR製品でお馴染み,中国Huano製。左右メインクリック用スイッチが青く,センタークリック用スイッチが赤いのもFK1と変わらず
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 下の写真は,底面部から取り出したメイン基板のもので,「Rev:E」「2015-01-17」というシルク印刷が目を引く。筆者の手元にあるFK1だと基板のリビジョンはDなので,ZAシリーズで新しくなったのか,FKシリーズでも刷新されているのかは分からないが,いずれにせよ,筆者がFK1をテストしたときよりも新しいリビジョンの基板が採用されていることは間違いない。これがセンサー性能に影響を与えている可能性はある――もちろん,違うかもしれないが――わけだ。
 搭載される光学センサーがPixArt Imaging(以下,PixArt)の「PMW3310DH」,USBマイクロコントローラがCypress Semiconductorの「CY7C64215」なのは,FK1と変わっていない。

メイン基板のデザインもFK1そっくり
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
こちらは筐体上面部に取り付けられていたサブ基板。こちらでは「Rev:D」「2015-01-17」というシルク印刷を確認できる。サイドボタン用スイッチはHuano製の赤色タイプなので,センタークリック用と同じなのかもしれない
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 以上,予想どおりというかなんというか,ZAシリーズの内部構造は基本的に,FKシリーズから変わっていない,と判断していいと思われる。
 重箱の隅を突くような指摘をすると,コンデンサ用ではないかと思われる空きパターンが,Dリビジョンだと穴開きなのに対し,Eリビジョンだとハンダで埋まっていたりして,何らかの変更が入った可能性は見て取れるのだが,それがどういう意味を持つのかは,正直,分からない。先ほど述べたとおり,FKシリーズでも最新ロットだとEリビジョンになっている可能性があるので,このあたりは詮索してもしょうがない気はする。


“よくできすぎ”で,まとめに困るZA

FKの形状がしっくり来ない人は試すべき


シンプルな製品ボックスと,そこから取り出した内容物。余談だが,かつて「SteelSeries Rival」を使っていたつかみ持ち派の担当編集は,FK1の発売と同時にFK1へ乗り換えていたはずなのだが,気がつくとZA11派に転向していた
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 ファーストインプレッションで指摘したとおり,微妙に異なる3サイズは,店頭で実際に握って試せる限り,素晴らしいアイデアだといえる。それだけに,国内で取り扱っているショップが少なくとも2015年7月の時点でパソコンショップ アークとツクモ各店しかないのは大きなマイナスポイントだが,それはZAシリーズという製品自体の問題ではない。

 製品レベルでは,リフトオフディスタンスが光学センサーらしいバラつきを見せ,また,相変わらずPlastic Mouse Pad Modeはツメが甘い印象を受けるものの,標準で設定されているCloth Mouse Pad Modeで利用する分には,大きな不満はない。FK1との挙動の違いも,少なくとも体感できるレベルではなく,センサー性能は良好と述べていい。
 総じて「よくできていて,とくに言うことがない」というのが正直なところであり,〆の言葉に困ってしまうくらいだが,ZOWIE GEARが主張するとおり,「つかみ持ち」「かぶせ持ち」派であれば,試す価値がある。とくに,FKシリーズのデザインが自分には合わなかったという人にこそ,一度触ってみてほしい製品だと断言して,本レビューのまとめに代えさせてもらいたい。

ZOWIE GEARのZAシリーズ製品情報ページ(英語)

ZOWIE GEAR日本語公式Twitterアカウント @ZOWIEGEARJP

パソコンショップ アークのZA11販売ページ

パソコンショップ アークのZA12販売ページ

パソコンショップ アークのZA13販売ページ

  • 関連タイトル:

    ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

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