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印刷2010/09/11 00:00

レビュー

ZOWIE GEARが自社開発してきた第1弾マウス,その完成度はいかに

ZOWIE EC1 Black,EC2 Black

Text by fumio


ZOWIE GEAR
EC1 Black,EC2 Black
メーカー:Briccity International(ZOWIE GEAR)
問い合わせ先:マスタードシード(販売代理店) support@mustardseed.co.jp
実勢価格:6480円前後(※2010年9月11日現在)
ZOWIE GEAR
製品ボックスの背面にはHeatoN氏が写真入りでコメントを寄せている。いわく,「華やかに点灯するLEDや不要なまでに高いDPIといった,ゲームプレイに不要なものは可能な限り排除する方向で設計した」とのこと
 4Gamer読者にとっては釈迦に説法かもしれないが,ZOWIE GEARは,米Briccity Internationalによる「プロゲーマー向け」の製品ブランドで,SteelSeriesの元アジア地区CEOというキャリアを持つVincent Tang氏が独立して興したことでもよく知られている。
 また,SK Gamingというトップレベルのプロチームに所属し,Counter-Strikeの世界大会での優勝経験を持つAbdisamad “SpawN” Mohamed氏,Emil “HeatoN” Christensen氏らが開発に参加している点でも,ZOWIE GEARは注目のブランドだ。他社製品でも,プロゲーマーの意見を採用しながら開発されたというものはいくつもあるが,e-Sports界において最高峰の知名度を誇る両氏が製品開発に協力していることもあってか,設立からの歴史自体は浅いのだが,“中の人”達は十分な実績を持っていたりする。

 今回取り上げる「EC1 Black」「EC2 Black」は,そんなZOWIE GEARが,HeatoN氏との協力体制の下で開発してきた,第1弾のマウス製品だ。
 2010年7月15日の記事でお伝えしたとおり,ECシリーズはサイズと表面加工の違いで「1」「2」,「Black」「White」の計4モデルが展開されているのだが,今回はサイズ違いの黒モデルを取り上げようと思う。


EC1とEC2の違いは大きさのみ

「つまみ」「かぶせ」持ちとも無難にこなせる


ZOWIE GEAR
DeathAdderを中央として,左にEC1 Black,右にEC2 Blackを置いたところ。EC1 BlackとDeathAdder,EC2 Blackを別の角度から。EC1 BlackのサイズはDeathAdderとほぼ同じで,EC2 Blackは,2製品より一回りというか,“0.5周り”くらい小さい
ZOWIE GEAR
すらっとした外観が特徴的
 さて,いきなり身も蓋もない表現から始めると,EC1 BlackとEC2 Blackのデザインは「Razer DeathAdder」(以下,DeathAdder)や「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0」(以下,IE3.0),「DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM15&12)」(以下,DRTCM1x)に似ている。「右手用のワイヤードマウス」という観点で同一のカテゴリに入るので,しょうがないといえばそれまでだが,「左サイドのカーブを緩くし,より直線に近くデザインし直したDeathAdder」とすら言えるほどである。

 ただ,この「左サイドのカーブを緩く」するデザインによって,両サイドの起伏は小さめになり,いきおい,非常にクセの少ない形状になっているのも確かだ。それでいて,握ったときのフィット感は損なわれておらず,必要十分のホールドしやすさを確保している印象だ。「かぶせ持ち」「つまみ持ち」に代表される,多くの持ち方に対応できるだろう万能さが感じられる。

共通してクセのない側面デザインになっているEC1 Black(いずれの写真でも左)とEC2 Black(同右)
ZOWIE GEAR ZOWIE GEAR

 実測のサイズと重量は,

  • EC1 Black
    サイズ:70(W)×128(D)×43(H)mm
    ケーブル込み重量142g,ケーブルをどかした参考値100〜103g
  • EC2 Black
    65(W)×122(D)×40(H)mm
    ケーブル込み重量137g,ケーブルをどかした参考値94〜97g

で,サイズの分だけEC2 Blackのほうが,EC1 Blackより軽い。個人的にはどちらでも同じようにプレイできたが,どちらかといえば,EC2のほうが細かい操作はしやすいように感じられた。このあたりは筆者の手のサイズとマウス側の重量の兼ね合いだろうか。
 いずれにせよ,上でその名を挙げた他社製品を交えて大きさを語るなら,

IE3.0>EC1≒DA>EC2≒DRTCM1x

といったところ。細かいことを言えば,実際に指で持つ部分が細身になっているDRTCM1xと比べ,EC2は太めに感じられたが,おおむねこんな印象である。

4Gamerの比較用リファレンスである「G5 Laser Mouse」(型番:G-5T,以下 G5)とEC1 Blackを並べてみたところ。EC1 Blackのほうが若干短いものの,おおむね同じ大きさといえる
ZOWIE GEAR ZOWIE GEAR
ZOWIE GEAR
こちらはEC2 BlackとG5を並べて比較したカット。EC1 Blackから確実に一回り小さくなっているのが分かる
ZOWIE GEAR ZOWIE GEAR
ZOWIE GEAR

ケーブルはビニール皮膜のもの。それほど細くない割になかなか柔らかく,ケーブルアンカーのような周辺機器を使わずとも難なく取りまわすことができる
ZOWIE GEAR
 なお,EC1 BlackとEC2 Blackの違いは,サイズと重量「のみ」。形状や,詳細は後述するが,マウスクリック時の感覚やセンサー性能などは完全に同じだ。手の大きさや,好むマウスの大きさには個人差や人種による違いもあるので,より多くの人に使ってもらうべく,2サイズ用意したということなのだろう。
 欧米メーカーの手によるゲーマー向けマウスは大型のものが多く,日本人(やアジア人)の手には大きすぎるという声もよく聞くので,この配慮はアリだと思う。

本体底面中央部に光学センサーを搭載。「Developed by HeatoN」もなかなか目立つ。ボタンはDPI設定切り替え用だ
ZOWIE GEAR
 搭載するセンサーは光学タイプで,ユニットは本体底面ほぼ中央に位置している。これはDeathAdderやIE3.0と同じだ。センサーの右隣には横長のボタンが見えるが,これはDPI設定切り替えスイッチで,押すごとに500→1000→2000→500……といった順番でDPI設定が変わるようになっている。
 「いまどの設定で動作しているのか」は,ホイール部に内蔵のLEDによって確認できるようになっている。いくらHeatoN氏が「マウスに光る仕組みは必要ない」といっても,DPIインジケータLEDくらいはあっても罰は当たらないということなのだろう。
 ちなみにECシリーズにはドライバソフトウェアや外部設定ツールのようなものは何も用意されていないので,底面のDPI切り替えスイッチと,その内容を示すLEDインジケータが,唯一の機能らしい機能ということになる。

ZOWIE GEAR
ソールは大型のものが前後両端に計2枚貼られる仕様。素材は公表されていないが,使った印象では定番のPTFEと思われる
ZOWIE GEAR
ホイール内蔵のLEDは,赤が500DPI,紫が1000DPI,青が2000DPIをそれぞれ示す。淡い色で,あまりうるさくないあたりは好印象

両サイドは光沢処理済み。EC1&EC2 Blackだと,本体カバーはラバーコートされている
ZOWIE GEAR
 本体表面は,光沢処理された本体に,メインボタンとの一体型で,ラバーコートされたカバーがかぶせられているというデザイン。白モデルとなる「EC1 White」「EC2 White」は,本体部の加工は同じながら,天板部に「クリアコーティング」と呼ばれる処理がなされている。ZOWIE GEARによれば,黒モデルは通常時のグリップに優れ,白モデルは手に汗をかいたときにもグリップ力が低下しづらいのだという。
 白モデルのテストは行っていないので何とも言えないが,黒モデルに関しては,深めのかぶせ持ち時にもグリップ面で問題が出たりしない一方,「ほかのマウスより特別グリップしやすいか」と問われると,何とも言えないというのが本音だったりはする。

本体右側面は流線型。指先側を細く,指の付け根側を太くすることでフィット感を出している
ZOWIE GEAR ZOWIE GEAR


ボタンの使い心地は全体的に良好ながら

ホイールの上下回転時に目立つ“仕様”アリ


 形状の話を一通り終えたところで,以下は「Black」を省略し,EC1,EC2と表記するが,両製品に用意されるボタンは左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイール,左サイド×2なので,上下スクロールを除くと5ボタンという,非常にシンプルなものとなる。
 本体上面のカバーと一体化している左右メインボタンの使い心地は,良い意味で何も言うことのない,実に無難なものだ。マイクロスイッチを採用しているのだと思われるが,クリック感は軽快で,重すぎず軽すぎず。一体型ボタンということで懸念される,「手前側を押したときのクリックの重さ」も,ホイールを囲み,左右メインボタンを分けている“溝”部分,ホイールから溝の切れ目までの中間くらいまでなら楽に押せるので,まったく問題ないと述べていいだろう。

ラバーコートされたメインボタンは,指の乗る部分がDeathAdderほどではないにせよわずかに凹んでおり,あちこちから「Razerっぽさ」が漂ってくる
ZOWIE GEAR ZOWIE GEAR

DeathAdderとよく似た形状&並びのサイドボタンだが,よく見ると縦方向が短くなり,配置場所自体も上に寄っているという違いがある
ZOWIE GEAR
ZOWIE GEAR
 2つ並んでいるサイドボタンは,まず見た目がDeathAdderのそれにそっくりで,クリック感も酷似。ただ,押しやすさというか,指の届きやすさには違いがある。DeathAdderの場合,親指で左サイドをホールドしたまま,指の腹を本体に押し付ける感じで押下できるのに対し,EC1&EC2では,ボタンの位置が親指でホールドする位置よりも少し上のほうに寄っており,出っ張り方も控えめなので,左サイドボタンを押そうとすると,どうしても左側のホールドを少し弱める必要が出てきてしまうのだ。
 ただこれは一律にマイナスというわけではなく,「ホールドする親指がどうしてもボタンに被さってしまう」といった事態にはまず陥らないため,マウスを動かしているとき,意図せずサイドボタンを押してしまう心配は無用。ゲーム中,サイドボタンを積極的に使うつもりがないのであれば,この配置のほうがメリットになるだろう。

ホイール部品もまたDeathAdder(右)と見分けがつかないほど似ている。光学エンコーダを採用しているのだが,しかし,本文で触れたような問題点があって,信頼性は高いとは言いがたい。センタークリック時に回ってしまうようなことがないのは助かるが……
ZOWIE GEAR
 もう1つ,これまたDeathAdderのそれと非常によく似たスクロールホイールだが,こちらは残念ながら,DeathAdderにはなかった問題を抱えている。
 最大のものは,回転させたとき,刻みと刻みとの間に「途中まで回転させると,次の刻みに引き込まれる感触」がほとんどなく,中間で止まってしまうことがままあること。DeathAdderでもこの「引き込まれる感触」は弱いほうだったが,EC1とEC2のホイールは1周あたりの刻み数がDeathAdderより少なくなっていることもあって,深刻さが増している印象だ。回したときの音も,なんだか安っぽさを感じる。

 さらに深刻なことには,いったん上方向へスクロールさせてから,あらためて下方向へ1刻み分だけ動かしたとき,この下方向への入力が無視されるという問題も抱えている。感覚的には,上で述べた「引き込まれる感じ」がなくなるまで回しても反応せず,そこからさらに下方向へ回してやらないと認識されない感覚だ。
 例えばFPSの場合,ホイールの上下回転にそれぞれ単一の機能を割り当てる使い方なら,一気に2刻み以上回せばこの問題を回避できるのだが,多くのFPSで初期設定になっている「ホイールを回して武器スロットを順番に選択していく」ケースや,スコープのズーム倍率をホイールで変更するケースではかなり致命的な問題となる。

 4Gamerでは,今回の検証にあたって,マスタードシードから借り受けているEC1 Blackのレビュー用サンプルとは別に,EC1 Blackを1個,EC2 Blackを2個購入しているが,そのいずれにおいても現象を確認済み。また,国内外を問わず,インターネット上では同様の報告が散見されているので,テストに用いた個体固有の問題というわけではない気配である。
 なお,この件については,「ZOWIE GEARのCEO,Tang氏の公式見解をマスタードシードが意訳した文章」が送られているので,公正を期すため,下記のとおり引用しておきたい。いわく「問題ではなく,仕様である」とのこと。筆者個人としては,これを「問題」と認識しているので,上でそのように記したが,Tang氏による公式見解の解釈については読者諸兄諸姉にお任せしたいと思う。

●EC1&EC2のホイールに関するZOWIE GEARの公式見解
(句読点を除きマスタードシードによる意訳文ママ)
(1)本来意図した通りの操作感覚であり,正常である。不良では決してない
(2)「不良」だと主張するユーザーは,ホイールの操作方法に問題がある(1ノッチ分回転させるべきところ,3/4しか回してないので,ホイールを逆回転させたときに反応しない時がある)
(3)開発協力者,テスターとして協力しているプロゲーマーは皆,むしろこのホイールを非常に気に入っている(具体的には,HeatoN,SpawN,台湾のチームUMXのメンバー達)


光学センサーの追従性はかなり高く,満足できるレベル

DPIも2000あればゲーム用途なら十分


レポートレートは1000Hz固定で,任意での変更はできない。レポートレートが高くなるとCPU負荷も高くなって,重めの3Dゲームを遊ぶときにフレームレートが低下する原因になり得るので,可能ならここも設定できるようにしてほしかったところではある
 序盤で,EC1とEC2は共通して最大2000DPIの光学センサーを搭載すると紹介したが,フレームレートは6500fps,レポートレートは1000Hz固定で,トラッキング速度40IPS,最大加速度15Gという“数字”はさすがに最新型のレーザーセンサーと比べると見劣りする。
 それでもあえて光学センサーを搭載した理由は,一言でまとめると「既存のレーザーセンサーはZOWIE GEARのテストをパスできなかったため」とのこと(関連記事)。それゆえ,あえて光学センサーを搭載してきたという。

 そもそも2000DPIというDPI設定の上限でも,1920×1080ドット程度のデスクトップならそうそう問題にはならないし,FPSを高いセンシティビティでプレイする場合でも,実用上はまずもって事足りる(※SteelSeriesが推奨する「OSやゲーム側の感度設定をデフォルトのまま,マウスのCPI/DPI設定だけを変更する」手法の場合は必ずしもそうではないが,個人的にはそこまでこだわる必要を感じていない)。
 また,これらの話を抜きにしても,PCゲーマーに伝わる光学式最強神話は根強く残っている。今なおレーザーセンサーを信用していない層も確実に存在するので,プロゲーマー向けとして,コアなゲーマーに対するアピール効果もありそうだ。

 さて,そんなEC1&EC2のテストを行うべく,今回も表1のテスト環境を用意した。テストにあたっての諸設定とテスト方法はその下にまとめたとおりだ。


●EC1&EC2の設定
  • トラッキング解像度:2000DPI
  • Windows側設定「マウスのプロパティ」内「速度」スライダー:中央
  • Windows側設定:「ポインタの精度を高める」:オフ

●テスト方法
  1. ゲームを起動し,アイテムや壁の端など,目印となる点に照準を合わせる
  2. マウスパッドの左端にマウスを置く
  3. 右方向へ30cmほど,思いっきり腕を振って動かす「高速動作」,軽く一振りする感じである程度速く動かす「中速動作」,2秒程度かけてゆっくり動かす「低速動作」の3パターンでマウスを振る
  4. 振り切ったら,なるべくゆっくり,2.の位置に戻るようマウスを動かす
  5. 照準が1.の位置に戻れば正常と判断可能。一方,左にズレたらネガティブアクセル,右にズレたら加速が発生すると判定できる

 テストに用いたゲームタイトルは「Warsow 0.5」。本テストにおいて,ゲーム内の「Sensitivity」設定は,「180度ターンするのに,マウスを約30cm移動させる必要がある」という,マウスに厳しい条件である0.3に設定し,読み取り異常の発生を分かりやすくさせている。
 そして,テスト結果を示したのが表2だ。


ペイントを起動し,2000DPIで線を引いてみたところ。ZOWIE GEARは公式に「直線補正はある」と述べていたが,それを確認できる結果となった
ZOWIE GEAR
 センサーが同じで,実際に挙動も同じだったので,今回はEC1とEC2のテストを1つにまとめているが,結論から先に述べるなら,追従性は申し分ない。ARTISAN KAI.g2シリーズで多少の不安は残るものの,ほぼ完璧と言っていいだろう。リフトオフディスタンスが平均2mm(≒1円玉2枚)に収まっているのも十分に合格点である。
 ちなみに,△や▲,×の結果になった3製品と「SteelSeries QcK mass」「ZOWIE GEAR G-TF(SpawN Pad)」では500&1000DPI設定でもテストしてみたのだが,結果に違いは生じなかった。


全体的に使いやすいマウスなだけに

ホイールの“仕様”だけが残念


EC1&EC2の製品ボックス。本文で機能面のシンプルさを説明してきたが,付属品もシンプルで,驚くべきことに,マウス本体のほかには,ZOWIE GEARのロゴステッカーしか付属していない。いわゆるドライバレス動作のマウスなので,ドライバCD-ROMがないのはいいとして,マニュアルすらないあたりからは,「ムダを省く」という設計思想の徹底が感じられる
ZOWIE GEAR
ZOWIE GEAR
 ホイールのデキにさえ目をつぶれば,クセが少なく,追従性も十分高いという,全体的にソツのないマウス。これが,EC1とEC2に関する筆者のまとめになる。ホイールの挙動が「仕様」だとするZOWIE GEARの説明は,正直「プロゲーマーの威を借る」印象すら感じられ,個人的には納得できないのだが,ホイールの上下回転をゲーム側から何に割り当てるかで,問題の影響度は変わってくるだろう。購入を考えている人は,自分のプレイスタイルと相談してみることを勧めたい。

 ただ,使っていて,「これならDeathAdderでもいいのでは?」と思うことがあったのも確かだ。光学センサー搭載のゲーマー向けマウスとして,EC1とEC2の6480円前後(※2010年9月11日前後)という実勢価格は,DeathAdderとほとんど同じ。DeathAdderはDeathAdderで,「DeathAdder 3500」と呼ばれる最新モデルの一部DPI設定時に怪しげな挙動が見られるが,レポートレートの設定機能など,機能面ではEC1&EC2より充実しており,一長一短。なかなか悩ましい選択になるものと思われる。
 付け加えるなら,光学センサー搭載マウスにはこの価格帯にもう1つ,DeathAdderよりさらに細かく設定を行え,チルト機能の有効/無効も切り替え可能な「DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM12)」という選択肢があることを忘れるわけにもいかないだろう。

 というわけでEC1とEC2は,DeathAdderなどの競合製品と比べてマイルドな形状とか,2種類のサイズから選べる点とか,軽さとか,そういった部分で“刺さる”ものがあった人向けということになりそうだ。ZOWIE GEARのブランド第1弾として,総合的には使いやすいマウスに仕上がっているのだが,同価格帯の競合製品と比べて,抜けた印象がないのも,また否定しがたい事実である。
  • 関連タイトル:

    ZOWIE GEAR

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