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秋葉原に女神オーキッドナが降臨した「ArcheAge3.0『オーキッドナの憎悪』先行体験会」レポート
「ArcheAge」公式サイト
ゲームオンが「ArcheAge」の大型アップデート群として2016年10月にスタートさせた「ArcheAge3.0」。12月14日には,その第二弾となる「オーキッドナの憎悪」が予定されている(関連記事)。本作では初となる「ドワーフ」「ウォーボーン」が実装されるだけに,プレイヤーの注目度も非常に高く,今回の先行体験会には非常に多くの応募があったとのことだ。
体験会は2部構成(それぞれ,40人が参加)で実施されたが,ここで,その第1部の模様をお伝えしたい。ちなみに第2部は,ニコニコ生放送の公式チャンネルで配信されているので,気になるファンはチェックしよう。
進行を務めたのは,ArcheAge日本運営プロデューサー石元一輝氏と,GMオーキッドナ氏,またゲストとして紗々さんを迎えてイベントはスタートした。
毎回,お手製のコスプレでイベントに参加している紗々さんは,なんとアップデートタイトルにもなっている女神「オーキッドナ」の衣装で登場した。この衣装,紗々さんが作ったものの,友人達からダメ出しされてしまう。そして,代わりにダメ出しした友人達がちゃんとした衣装を作ってくれたというエピソードを披露した。いい友人達だ。結果として,紗々さんが作ったものは,首の回りの紙粘土製の蛇だけになってしまったという。
新種族ドワーフとウォーボーンが満を持して登場
両種族の本拠地のほか,新ハウジングエリアが実装
GMオーキッドナ氏によれば,今回の「オーキッドナの憎悪」は,2014年4月24日に実施された「エアナード」に匹敵するほど大規模な変化がもたらされるとのこと。
そんな前置きで最初に紹介されたのは,目玉である新種族「ドワーフ」と「ウォーボーン」だ。
ドワーフは記憶を失った状態で,西大陸の「大初のゆりかご」でスタートするという。一方のウォーボーンは,東大陸の「レッドホット荒野」で始まり,夢の中で人魔戦争を再現するといったストーリーが展開されていくという。
ドワーフとウォーボーンは,レベル30になると,それぞれ「機甲兵」と「ディアブロ」に変身できる。変身時間はいずれも5分間だが,HPや攻撃力が大幅に増加するので,格上の狩り場でも十分楽しめるという。
続いて紹介されたのは,新エリアだった。東大陸には,ウォーボーンの本拠地となる「レッドホット荒野」と,新住宅エリア「ロカロカ山脈」が追加される。ロカロカ山脈は,エリア内にロープウェイがあったり,飛び石のように並んだ高台が橋でつながっていたりと,アトラクションを思わせる土地だ。
西大陸には,ドワーフの本拠地である「大初のゆりかご」と「ブロンズロックマウンテン」,そしてこちらの新たなハウジングエリア「ハヌイの床」の3エリアが実装される予定だ。ブロンズロックマウンテンの奥には,ドワーフ族の首都「アンデルフ」がある。
11番めの適正「憎悪」で新スキルを取得
クセの強い憎悪スキルは使いどころのが肝心
バトル関連では,新適正の「憎悪」が紹介された。11番めの適正となるこの憎悪は,既存の10種類の適正の中から1つを選び,秘めた力を解放するという独自のもの。解放により,新たなスキルを修得できるのだ。この憎悪を使うには,まずスパーキングビーチにいるNPCのベールシオンと話して,オーキッドナに関するクエストを受ける。そして,最終地点であるブルタン城にいるNPC,ダミアンに話しかけてクエストを完了させることが必要だ。
1キャラクターが持つ適正は3つあるが,すべてを同時に解放することはできない。また憎悪によって追加されるスキルはどれも強力だが,同時にデメリットも存在するとのこと。例えば,「野生」の解放スキル「蛇の目」は,弓の射程が30m伸びるが,効果時間中,移動が不可能になるという。メリットとデメリットをよく理解したうえで,どう活用するのかを考える必要がありそうだ。
ここで憎悪の適正を体験してもらおうと,実演を終えた石元氏と対戦したいプレイヤーを会場から募ったのだが,手を挙げる参加者は誰一人いない。どうやら参加者達は,それぞれにスキルの性能や新アイテム,新施設の確認に忙しい模様だった。その事情は理解できるとした石元氏とGMオーキッドナ氏は,次のアップデート情報への紹介に移った。
なお,GMオーキッドナ氏によると,既存のスキルにも大幅な調整が加えられている。詳しい内容については,公式サイトを確認してほしいとのことだった。
ArcheAgeでふるさと納税?
住民システムで多数の施設を活用しよう
ハウジングの新要素として紹介された「住民システム」は,各ハウジングエリアに小型以上の住宅を持っているプレイヤーが対象となり,住民会館にクエストで入手できる「住民の証」を納付して地域を発展させるというものだ。
地域は3段階の発展が可能で,3段階めに達した15日後には初期化されるが,そのとき,貢献度に応じて地域で「消費」されたお金の一部がプレイヤーに還元される仕組みになっている。つまり,住民の証を納付すればするほど,恩恵が受けられるというわけだ。
還元されるお金は,その地域でプレイヤーがNPCからアイテムを買ったり,制作したときに使ったお金などが原資になっているという。
地域が発展すると,レンタカーが借りられたり,限定アイテムが作れる制作台を使えたり,その土地でのみ栽培可能な種や苗木が購入できたりと,さまざまな特殊施設の使用が可能になる。ちなみに,この土地に住宅を持っていないプレイヤーは,商人から種子などを購入することはできるが,施設の利用はできないとのことだ。
「結盟システム」にも変更が加えられ,遠征隊のように,レベルの概念が追加される。また,結盟人でこなす「結盟任務」というデリイークエストも追加され,クリアすると生活ポイントや結盟経験値が入る。さらに,これまでは8人までだった結盟人が,最大4人を追加できるようになる。
なお,結盟人の加入と,上限の開放には「結盟関係証明書」が必要とのこと。
最後に石元氏は,「今日の体験会でプレイできたのは,『オーキッドナの憎悪』の一部です。このほかのコンテンツが気になる人は,実装日をぜひお待ちください。2017年のアップデートスケジュールも上がってますので,これからもよろしくお願いします」と述べて,先行体験会を締めくくった。
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