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  • 発売日:2013/07/23
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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ArcheAge
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「ArcheAge」の正式サービス開始日とプレイ料金が発表。ド迫力の甲冑バトルも繰り広げられたオフラインイベントをレポート
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印刷2013/07/17 00:00

イベント

「ArcheAge」の正式サービス開始日とプレイ料金が発表。ド迫力の甲冑バトルも繰り広げられたオフラインイベントをレポート

画像集#003のサムネイル/「ArcheAge」の正式サービス開始日とプレイ料金が発表。ド迫力の甲冑バトルも繰り広げられたオフラインイベントをレポート
 ゲームオンは2013年7月15日,MMORPG「ArcheAge(アーキエイジ)」のオフラインイベント「ArcheAge 進水式 〜いざこの果てしなき大海原へ〜」を,東京都内のベルサール秋葉原にて開催した。
 イベント会場では,速報でお伝えしたとおり正式サービスを7月23日からスタートすること,気になる月額料金について,30日チケットが1750円(以下,すべて税込),90日チケットが5000円,1日チケットが250円となることが発表された。

 ほかにも,国内初となる西洋甲冑による競技リーグ「日本アーマード・バトル・リーグ」(JABL:Japan Armored Battle League)によるデモンストレーションやユーザー参加型イベントなどが行われた。本稿では,これらのイベントをレポートしていこう。

会場となったベルサール秋葉原。オープンサービス開始後にもかかわらず,3連休の最終日ということもあってか,入場規制が行われるほどのファンが会場に訪れた
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昨今のトレンドに一石を投じる作品「ArcheAge」


 イベント開催にあたり,本作の運営プロデューサーを務める野田真央氏が登壇。これまでのローカライズ作業を振り返り,正式サービスに向けての意気込みを語った。

 近年は,モバイルゲームをはじめとしたライトなゲームが隆盛で,そういった中,ArcheAgeはどちらかというと“古臭い”ゲームに属している。しかし野田氏は,それこそがArcheAgeの良さだと語る。仮想世界を見事に実現したArcheAgeでは,たとえ年季の入ったベテランプレイヤーでも,かつてオンラインゲームに初めて触れたときのワクワク・ドキドキ感や,もう一人の自分を作り上げる“ロールプレイ”の醍醐味を再び味わえるのだと述べた。

ArcheAge 日本運営プロデューサー 野田真央氏
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 続いて,ArcheAgeの開発作業を行っている韓国XLGAMESから,来日中の同社CEO ジェイク・ソン氏による挨拶が行われた。幼い頃から日本産のゲームに親しみを感じ,大いに刺激を受けてきた氏は,その日本でArcheAgeのサービスができることを,とても嬉しく思っていると語る。

 細部まで妥協することなく丁寧に作り込まれたArcheAgeは,モバイルゲームなどと比べると,お手軽に遊べるゲームとは言えない。しかし,ジェイク氏にはそのことに対する迷いはなく,むしろ昨今のトレンドに対しArcheAgeで一石を投じたいという思いがあるそうだ。

 まもなく正式サービスを迎える日本版のArcheAgeだが,これまでのテストプレイでのフィードバックを踏まえ,先行してサービスが行われている韓国版から,さらにアップグレードした内容になっているという。「より長く,密度の濃いゲームを楽しめるので,ぜひプレイしてください」と,氏は挨拶を締めくくった。

XLGAMES CEO ジェイク・ソン氏
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ステージではArcheAgeの船出を祝うべく“支綱切断”が行われた。これは,新たに建造された船舶の進水式を前に,造船所に最後までつなげている“支綱”を切断するという儀式だ
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サービスプランは“30日で1750円”など3種類が用意

正式サービスの具体的な内容が発表


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 今回のイベントでは,サービスプランをはじめとした,正式サービスに関する具体的な内容が発表された。ArcheAgeのビジネスモデルは定額サービスを採用することがすでに発表されているが,その一方で有料アイテムの導入も示唆されるなど,この時点まで料金などの詳細が不明で,ファンをやきもきさせていた。

 冒頭でも紹介したが,改めてここで発表された内容をまとめておこう。
 まず,正式サービスだが7月23日(火)に開始される。そして,サービス料金に関して野田氏は,「30日で1750円」と発表した。その瞬間,会場内では歓声と拍手が起こった。サービス料金はプレイヤーにとってセンシティブな内容だが,イベント会場に訪れた熱心なファンから漏れでたこの反応から,料金設定は好意的に受け止めているのではと感じられた。
 また,課金プランとしてはそのほか,やや割安になる「90日で5000円」と,お試しプレイに適した「1日で250円」も用意される。

 続いて正式サービス開始以降で,もう一つ料金で気になるのが,有料アイテムの存在だ。この場では4種類のラインナップが発表された。それぞれ,

・キャラクターの作成スロットを現在の2から4枠へ拡張
・能力上昇を伴わないアバターアイテム
・拠点などへワープするために必要な“冥府の石”
・復活の呪文書

画像集#008のサムネイル/「ArcheAge」の正式サービス開始日とプレイ料金が発表。ド迫力の甲冑バトルも繰り広げられたオフラインイベントをレポート

といったところだ。こうした有料アイテムの基本ポリシーに関して野田氏は,「ゲームバランスに大きな影響を与えない」ことをあらためて明言した。例えば“冥府の石”は,ゲーム中の生産などでも入手できるので,購入必須というものではない。急ぎで使いたい場合などに,購入するといった形になるだろうか。

 もう一つ,有料アイテムに関連して,ArcheAgeの生産活動全般に必要なリソースの“労働力”に関して言及された。
 労働力は,普通にキャラクターを育成していれば,すぐに枯渇することはないが,生産中心のプレイを行っていくと,どうにも足りなくなるものだ。となると,いち早く回復したくなる。しかし,この労働力を回復する有料アイテムに関して野田氏は,当面は販売を行わないと述べた。
 もちろん今後,プレイヤーの動向を踏まえて再検討することはあると氏は話していたが,仮に導入されるとしても,例えば1アカウントに対する販売個数を制限するなど,ゲームバランスが大きく崩れないように細心の注意を払うとのことだった。

 このほか,正式サービス開始のタイミングで行われるゲーム内アップデートとしては,キャラクターのレベルキャップが現状の40から50へと拡張される。となると,各特性ごとに残る2種類のスキルが取得可能になるので,適性およびスキルの見直しが必要になるかもしれない。
 エリアに関しては,東西の大陸あわせて6か所(西大陸2か所,東大陸4か所)が追加される。

左上の画像は西大陸の「ボーンプレイス」,右下は東大陸の「ハリハララヤ廃墟」
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ネットカフェではプレイ料金が無料で,労働力の回復速度が2倍という特典がある。また公認ネットカフェでは,3日間無料チケットを含めたクライアントDVDが配布される
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「日本アーマード・バトル・リーグ」が発足

“甲冑バトル”によるド迫力のデモンストレーションも


 今回のイベントでのユニークな試みとして,ゲームオンが「日本アーマード・バトル・リーグ(JABL)」とのスポンサーシップを結んだことが発表された。

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ティンタジェル代表を務めるジェイ・ノイズ氏。なんというか,すごく格好いい
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 アーマード・バトルとは,かつて中世ヨーロッパに実在した武器や甲冑などを可能な限り忠実に再現し,定められたルールのもとで戦う競技のこと。もちろん刃は落とされているが,デザインはもちろん,材質なども再現しているので,重量感もたっぷりだ。海外では根強い人気があり,アーマード・バトルの国際試合も開催されている。

 ちなみに,2013年5月に開催された国際試合「バトル・オブ・ザ・ネイションズ 2013」には,日本からもチームが初参戦している。そのチーム・ジャパンを母体とする団体がJABLというわけだ。会場ではJABLの代表を務める,ティンタジェルCEOのジェイ・ノイズ氏が挨拶を行った。

 さらに会場内の特設ステージで,JABLメンバーによるデモンストレーション行われた。参加メンバーが次々と入場してきたが,まるで中世から抜け出してきたような出で立ちで,筆者は思わず食い入るように見てしまった。再現された甲冑は,やはり重量が相当ありそうで,慣れない人間が装備したところで,満足に身動きできないかもしれない。
 今回,このデモンストレーションの模様をムービーに撮ったので掲載しよう。戦いは3対3によるもので,足の裏以外が地面に付くと敗北。最後まで残った戦士のチームが勝利となる。


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 武器や鎧がぶつかり合う音は,なんとも生々しい。頭(ヘルメット)への一撃も,刃がないとはいえ相当な衝撃ではないだろうか。ともあれ,甲冑姿の漢達が殴りあう,このアーマード・バトルの迫力に圧倒されてしまった。JABLの今後の活動にも期待したい。

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 このほかイベント会場では,来場客による10対10の海上戦イベントやプレゼント抽選会が行われて終了となった。
 なお4Gamerでは,このイベント終了後に,野田氏とジェイク氏にインタビューを行っている。近日中に掲載予定なので,こちらもお楽しみに。

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今回のチーム戦は“進水式”にちなんでの海上戦。相手チームのGMキャラクターを倒すと勝利なのだが,なぜかお互いにゼロ距離で大砲を撃ち合うことになったりと,会場内の笑いを誘っていた
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