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[CES 2015]Mad Catzのハイエンドは変形が特徴? 新型マウス「R.A.T. PRO X」とワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9」のことをいろいろ聞いてみた
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印刷2015/01/13 18:00

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[CES 2015]Mad Catzのハイエンドは変形が特徴? 新型マウス「R.A.T. PRO X」とワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9」のことをいろいろ聞いてみた

Richard Neville氏(Senior Product Development Manager, Mad Catz)
 2015 International CES(以下,CES 2015)でMad Catzが発表して話題となった,カスタマイズ性を追求した新型マウス「R.A.T. PRO X」。すでに掲載済みの速報レポートでは,写真を中心におおまかな特徴をレポートしたが,R.A.T. PRO Xは,それだけでは伝えきれないほど多くの特徴を備えている。そこで,CES 2015会場近くのホテルに同社が開設していたプライベートブースにて,製品開発部門担当のRichard Neville氏により詳しく話を聞いてきた。
 同時に発表されたBluetooth接続型ゲームパッド「L.Y.N.X. 9 Mobile Hybrid Controller」の情報も合わせてレポートしたい。

掲載当初,David Patching氏と記載しておりましたが,正しくはRichard Neville氏でした。訂正してお詫びいたします(2015年1月15日)

左右側面パーツやホイール,パームレストまでカスタマイズ自在なR.A.T. PRO X


従来のR.A.T.シリーズを超えたカスタマイズ性を備えるR.A.T. PRO X
Mad Catz,TRITTON
 それではR.A.T. PRO Xから見ていこう。豊富なカスタマイズ用パーツを製品ボックスに同梱して,ユーザーの好みに合わせてカスタマイズできる点を特徴とする同製品は,「1人1人異なる,ユーザーの要望に応えるために開発された」とNeville氏は述べる。
 氏は元々,フライトスティックなどのメーカーであったSaitek時代からゲーマー向けデバイスに関わっていたそうだが,Saitekの製品も,ユーザーの好みに合わせて各部を細かく調整できる点が特徴の1つだった。R.A.T. PRO Xは旧Saitek譲りの要素を継承しつつ,「(従来の)R.A.T.のレベルを超えていくもの」(Neville氏)と位置付けられているそうだ。

 そのR.A.T. PRO Xだが,いったいどれくらいの交換用部品が付属しているのか,箇条書きで並べてみると,以下のとおり計14個にもなる。

  • センサーユニット 1種類(全3種類が登場予定)
  • 本体右側面 3種類
  • 左サイドボタンを含む本体左側面 2種類
  • スクロールホイールを囲むリング 3種類
  • パームレストのパーツ 3種類
  • 底面のマウスソール 2種類

R.A.T. PRO Xの製品ボックスに含まれる部品を並べたもの。なお,写真ではセンサーユニットが2種類写っているが,製品ボックスに付属するのは1つだけだ
Mad Catz,TRITTON

センサーユニットもユーザーによる交換が可能だが,基本的には,自分に適したセンサーがすでに分かっている人向けの製品とのこと
Mad Catz,TRITTON
 なお,交換可能なセンサーユニットとしては,PixArt Imaging(旧Avago Technologies)のレーザーセンサーと光学センサー,Philips Photonics製レーザーセンサーの計3種類が用意されるのだが,製品ボックスに含まれるのはそのうち1つだけ。つまり,同梱されるセンサー別に3種類の製品ボックスが販売されることになるわけだ。センサーを使い分けたい人は,Mad Catzの直販サイトなどから別途購入することになる。

 「3種類あるセンサーユニットの1つしか製品に付属しないということは,つまり,自分に適したセンサーはどの種類なのかを理解している人に向けた製品ということになるのか。そういうユーザーでなければ,どのセンサーを含む製品が自分に合うのか,分からないですよね」とNeville氏に質問してみたところ,「そのとおり。センサーの違いを理解しているユーザーに向けた製品である」という回答だった。あくまでも,ゲーマー向けマウスに慣れ親しんだユーザーが,さらに自分の手に馴染む製品を追求する場合の選択肢が,R.A.T. PRO Xであるということのようだ。

 ちなみに,センサーモジュール単体の価格は未定とのことだが,「高いと思われる価格にはしたくない」(Neville氏)とのこと。ユーザーが新しいセンサーを気軽に追加購入できる程度にしたいと,Neville氏は述べていた。

 それでは,各部のパーツによるカスタマイズについて説明していこう。まず右側面部品は,形状の異なる3つのパーツが同梱されている。1つめはストレートな側面を持つパーツで,2つめは底面側が広がったパーツ,そして3つめは1つめの改良型で,マウスを持ち上げるときに指をかけて,持ち上げやすくするフック状の部品が付いたパーツという内訳だ。

本体右側面パーツは,ストレートなタイプ(写真左の左),底面が広がったタイプ(同右)に加えて,マウスを持ち上げるときに指をかけられるフック状の部品がついたタイプ(同中央)の3種類が付属。フック付きタイプに手を置いてもらった写真が右写真で,指がフックにかかっているのが分かる
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

 左側面部品は,3つのサイドボタンがついた2つのパーツが含まれる。見たところ,何が違うのかよく分からなかったのでNeville氏にたずねたところ,ボタンの厚みが異なっているとのことで,押しやすさが多少違うそうだ。
 ボタンの機能は2つとも同じとのことだが,黄色に黒のマークが描かれたボタンは「Precision Button」と呼ばれており,押している間だけ,トラッキング解像度が設定したDPI値に変更されるとのこと。「割合で減らしていた従来までとは異なり,一定の値に変える機能になったので,押している間だけDPI値を上げることもできるよ」とNeville氏。

 マウスソールが付いた底面パーツは,テフロン製ソール付きパーツとセラミック製ソール付きパーツの2セットが用意されている。セラミックのほうが固く,滑りやすいようになっているとのことだった。

3つのサイドボタンが付いた左側面部品は2種類用意(左)。写真では違いが分かりにくいかと思うが,ボタンの厚みがそれぞれで異なっているとのこと。底面のマウスソールは2種類付属しており(右),左側がテフロン,右側がセラミックのマウスソールとなっている
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

パームレストの前後位置や横の方向の傾き具合は,既存のR.A.T.シリーズ同様に調整可能。左写真は左側,右写真は右側に傾けた状態だ
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

Mad Catz,TRITTON
ピンボケ気味の写真で恐縮だが,ホイール左側に見える赤い坑が,ホイールの回転具合を調整するネジ坑だ
Mad Catz,TRITTON
ホイール用の交換部品。右と奥側は通常サイズだが,左側に見えるリングは幅が狭く,チルト操作を重視する人用に位置付けられている
 R.A.T. PRO Xで,開発陣のこだわりが表れているのがスクロールホイールだ。片持ち式のアームに取り付けられたような格好で,アームごとはね上げて調整できるというギミックも面白いが,それだけではない。まず,ホイール横にある坑に付属の小さな器具の棒を差し込んで調整することで,ホイールの回転を緩めたり固くしたりできるようになっているのだ。
 さらに,通常の左右チルト機能付きスクロールホイールが,左右いずれかへのオン/オフを判定するデジタルスイッチであるのに対して,R.A.T. PRO Xのチルトホイールは左右の傾きをアナログ式に判定できるようになっているのだという。実際にゲームでどう生かすかは,設定ソフトでの調整次第になりそうだが,ギミックとしては興味深い。
 また,このギミックに合わせて,ホイールを取り囲むリングも交換可能になっており,通常の太さを持つアルミ合金製,またはゴム製のリングに加えて,幅を狭くしてチルト操作をしやすくした細身のアルミ合金製という3種類が用意されているというのだから,気合いの入れ方がうかがえるだろう。

 カスタマイズ性だけでなく,R.A.T. PRO Xは軽量化にも重点を置いて開発されたという。既存のR.A.T.シリーズはやや重い製品が多かったのに対して,R.A.T. PRO Xでは部品単位で各部の軽量化を行ったことで,重量は既存製品から34%も軽量化された約110gを実現できたと,Neville氏は述べている。この数字は,本体のみで約90gを実現した「R.A.T. TE Gaming Mouse For PC and Mac」よりは重いものの,それ以外のR.A.T.シリーズが約150gもあったことに比べれば,だいぶ軽くなっていることが分かる。

 また,センサーユニット部にマクロ保存用のフラッシュメモリを内蔵し,最大で9種類のプロファイルをマウス本体に保存しておける点も新しい特徴とのことだった。

センサーユニットにはLEDインジケータと小さなボタンがあり,ボタンを押すたびにプロファイルが切り替わるという仕組みだ(左)。1〜9までの9種類のほかに,PC側設定ソフトによる設定を優先する[A]というモードも用意される(右)
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

 さて,興味深いギミックが満載のR.A.T. PRO Xであるが,気になるのが価格だ。現時点では価格や発売時期は公表されていないのだが,これだけ機能や付属部品が豊富となれば,どうしても高くならざるを得ないだろう。「為替相場が円安に振れていることもあって,(日本向けの)値段が付けにくい」とMad Catzのスタッフもぼやいていたが,機能のわりには手頃と思える程度の価格で販売してほしいものだ。


変形合体ギミックが魅力のワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9」


L.Y.N.X. 9の製品ボックス。写真左に見える説明書きの中には,タブレットを組み込むときに使うモジュールが入っている
Mad Catz,TRITTON
 R.A.T. PRO Xと並び,カスタマイズ性にこだわったMad Catzの新製品が,PCおよびAndroid対応のBluetooth接続型ゲームパッド「L.Y.N.X. 9 Mobile Hybrid Controller」(以下,L.Y.N.X. 9)だ。発表時のニュース記事にも詳しくあるが,本体部分にグリップやアナログスティックのある左右パーツや,小型キーボードパーツ,スマートフォンやタブレット端末取り付け用アタッチメントを付け外しすることで,さまざまな用途に対応できるという前代未聞の変形合体ギミック搭載ゲームパッドである。
 なお,同社直販サイトでの価格は299.99ドルと,ゲームパッドとは思えないような値段で予約受付中だ。

 基本形態のL.Y.N.X. 9は,外装を取り除いて骨組みを剥き出しにした「DUALSHOCK 3」とでもいう,なかなか異様な外観をしている。ボタンやスティックの配置はオーソドックスで,左側やや上にD-Pad,中央寄りの手前側に左右のアナログスティック,右側やや上に[A/B/X/Y]ボタンとなっている。
 グリップの独特な形状には違和感を覚えたが,握りにくいということはないので,すぐに慣れそうだ。

L.Y.N.X. 9の基本形態(左)。グリップ部分は金属製で,握ると少しひんやりして心地いい。グリップ内側の部品は取り外し可能で,外した中央に付属の小型キーボードユニットを取り付けられる(右)
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

ショルダーボタンはこのような形状(左)。ボタンは大きくて意外に押しやすかった。中央に見えるのは,スマートフォン固定用のクリップである。握ってみるとやや小さく感じるが(右),奇抜な見た目に反し,握り心地は悪くない
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

右側グリップパーツを取り外した状態。写真左側に見える独自形状のコネクタで,中央パーツとつながる仕組みだ
Mad Catz,TRITTON
 L.Y.N.X. 9は,中央部のパーツに左グリップと右グリップを取り付けた3ピースで構成されている。両グリップは中央部から取り外しが可能となっており,それぞれのグリップを取り外して付属のタブレットフレームを挟み込むように取り付けることで,最大で7インチサイズのタブレットを中央に取り付けられる形態に変形できるようになっている。
 タブレットを載せた状態では重さもあるため,正直にいってプレイしやすいとは思えなかったのだが,まあアイデアとしては面白い。

タブレットフレームの左右にグリップを取り付けた状態(左)。奇抜を通り越したデザインが逆に格好いいような気がしてくる。右写真は7インチサイズのSamsung Electronics製タブレット「Galaxy Tab 4」を取り付けた状態。Galaxy Tab 4にはカバーが付いていたが,これはL.Y.N.X. 9の付属品ではない
Mad Catz,TRITTON Mad Catz,TRITTON

 なぜこんなにも奇抜な製品を作ったのかとNeville氏に聞いてみたところ,「目的はフラッグシップの再定義にある」と氏は答えた。Mad Catzではすでに,PCおよびAndroid対応のゲームパッドとして,「C.T.R.L. R Mobile Gamepad」や「Micro C.T.R.L. R Mobile Gamepad」をリリースしているが,これらを超えた同社製ゲームパッドのフラッグシップとなる製品として,このL.Y.N.X. 9を作ったのだという。

小型キーボードを取り付ける端子(写真中央)の上には,小さな坑があった。これは何かと聞いてみたところ,ボイスチャット用内蔵マイクであるとのこと
Mad Catz,TRITTON
 機能面では,既存のC.T.R.L. R Mobile Gamepadと同等で,Bluetooth関連技術を手がける旧CSR(※2014年10月にQualcommに買収されることが発表済み)との協業によって,約7msという非常に低遅延なBluetooth接続を実現していることが特徴とのことだ。
 遅延の程度は,Xbox One用の「Xbox One Wireless Controller」に匹敵するレベルであり,据え置き型ゲーム機品質の低遅延を実現しているのが競合他社に対するMad Catz製品の強みであると,Neville氏は自信ありげに述べていた。

 ゲームパッドとしては破格な製品であるだけに,大量に売れるようなものではないだろうが,フラッグシップモデルとしてこういう製品をラインナップしてくるというのは,なんともMad Catzらしい。
 日本で販売されるかは未定であるが,興味を持った人は国内投入を期待しておこう。

R.A.T. PRO X 製品情報ページ

L.Y.N.X. 9 製品情報ページ


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