Mad Catz，TRITTONブランドのリアル5.1chヘッドセット「Pro＋ 5.1」を10月26日に，バーチャル7.1chの「720＋ 7.1」を10月12日に発売

　Mad Catzの日本法人であるマッドキャッツは，TRITTONブランドの新作ヘッドセット「TRITTON Pro＋ 5.1 Surround Headset」（以下，Pro＋ 5.1）を2012年10月26日に，「TRITTON 720＋ 7.1 Surround Headset」（以下，720＋ 7.1）を10月12日に発売すると発表した。価格は順に1万9800円（税込），1万4800円（税込）となっている。

TRITTON Pro＋ 5.1 Surround Headset

TRITTON 720＋ 7.1 Surround Headset

Pro＋ 5.1のデコードユニットには，3基のアナログ出力端子が搭載されている。一方，720＋ 7.1のデコードユニットはDolby Headphoneにも対応しているという違いがある

　東京ゲームショウ 2012のMad Catzブースで展示されていたサンプルを紹介したとおり，両製品はほぼ同じ外観を持つオーバーヘッドタイプのワイヤードヘッドセットだ。Dolby Digital（＋Dolby Pro Logic II）対応のデコードユニットを通して，PCやMac，PlayStation 3，Xbox 360と接続できる。
　Pro＋ 5.1のほうは，エンクロージャ部に4基ずつのスピーカードライバーを搭載する，リアル5.1chサラウンド型。一方の720＋ 7.1は，左右に50mm径のスピーカードライバーを搭載する，バーチャル7.1chサラウンド仕様だ。

Pro＋ 5.1
720＋ 7.1

　ちなみに，東京ゲームショウでマッドキャッツに聞いたところ，Pro＋ 5.1は，デコードユニットにACアダプターから給電することで，計8基のドライバーを十分に駆動できるようなっているのだという。リアルサラウンド出力対応機というと，ゲーマー向け製品ではあまり良い印象がない人も多いと思うが，この特徴によって，Pro＋ 5.1のほうが割高になっているだけの効果を得られるかどうかは気になるところである。

インラインコントローラは形状が異なる。左がPro＋ 5.1，右が720＋ 7.1だ

●TRITTON Pro＋ 5.1 Surround Headsetの主なスペック

• 基本仕様：光デジタル接続ワイヤードタイプ
• 本体サイズ：200（W）×80（D）×200（H）mm
• 重量：525g（ケーブルの有無は未公開）
• ケーブル長：3.7m
• 接続インタフェース：S/PDIF（光デジタル角形），USB，3.5mmアナログミニピン
• 搭載ボタン/スイッチ：ボリューム調整，ミュートスイッチ
• 付属品：デコード用サウンドユニット
• 価格：1万9800円（税込）
• 発売日：2012年10月26日

《ヘッドフォン部》

• 周波数特性：25Hz〜22kHz
• インピーダンス：未公開
• 感度：未公開
• スピーカードライバー：フロント30mm，センター23mm，リア30mm，サブウーファー40mm

《マイク部》

• 周波数特性：未公開
• 感度：未公開
• 指向性：未公開
• ノイズキャンセリング機能：未公開

●TRITTON 720＋ 7.1 Surround Headsetの主なスペック

• 基本仕様：光デジタル接続ワイヤードタイプ
• 本体サイズ：200（W）×80（D）×200（H）mm
• 重量：323g（ケーブルの有無は未公開）
• ケーブル長：3.7m
• 接続インタフェース：S/PDIF（光デジタル角形），USB，3.5mmアナログミニピン
• 搭載ボタン/スイッチ：ボリューム調整，ミュートスイッチ
• 付属品：デコード用サウンドユニット
• 価格：1万4800円（税込）
• 発売日：2012年10月12日

《ヘッドフォン部》

• 周波数特性：25Hz〜22kHz
• インピーダンス：未公開
• 感度：未公開
• スピーカードライバー：直径50mm

《マイク部》

• 周波数特性：未公開
• 感度：未公開
• 指向性：未公開
• ノイズキャンセリング機能：未公開

マッドキャッツ公式サイト