トロの願いは叶うのか。「どこでもいっしょ」のラストシーンから始まるストーリーも楽しめるミニゲーム集「トロともりもり」

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンより，本日（7月23日）に発売された「トロともりもり」は，トロを始めとする「どこでもいっしょ」のキャラクター達が登場するパーティゲームだ。
　最大4人で遊べるミニゲームが30種類以上収録されており，忍者やレーサーなど，さまざまなコスプレをしたトロなどを使って盛り上がれる。


　ミニゲームは二人で息を合わせてコントローラを水平にひっぱる「テーブルクロスひき」，目隠しをしたトロに声をかけながらボタンを押して左右に誘導する「スイカ割り」など，シンプルでありながら熱くなれるものばかり。家族や友達が集まったときなどに，ルール説明なども必要なくすぐに楽しめるのだ
　なお，本作に収録されているミニゲームは，PlayStation Storeで配信中（2009年7月現在）の「まいにちいっしょ」で販売されているものに，多人数対戦やモーションセンサー機能への対応といった調整が施されたもの。


　一人でじっくり楽しめるストーリーモードも用意されており，第1作で“いつか人間になるユメ”を持って旅立ったトロのその後が描かれている。
　ネコを人間にしてくれるという「三日月キズをもったネコ」に会いにいったトロだったが，そこで待っていたのは黒いノラネコ「クロ」。願いが叶わず涙を流すトロにクロが差し出したのは，三日月キズをもったネコから預かったという「おもいで帳」である。おもいで帳は，困っている人を助けると写真が掲載されていき，一杯になると何でも夢が叶うという，優れアイテムだ。
　というわけで，プレイヤーはトロと一緒に困っている人を，ミニゲームで助けていくのである。おもいで帳が写真で埋まったとき，果たしてトロは人間になれるのだろうか。


　なお本作では，ストーリーモードを進めていくと遊べるミニゲームが増えていく。トロの願いを叶えてあげるのも重要だが，プレイヤーが本作を楽しむためにもクリアを目指そう。

　ちなみに，以前お伝えしたとおり，本作の発売を記念した江ノ島電鉄株式会社とのコラボ企画が実施されており，江ノ電「藤沢駅」〜「鎌倉駅」間を江ノ電トロ号が運行中だ。さらに，7月25日には，江ノ電「鎌倉駅」の一日駅長にトロが就任する。近くに住んでいる人は，トロの晴れ舞台を見に行こう。

「どこでもいっしょシリーズ」公式サイト