18インチ級のゲーマー向けノートPC「ALIENWARE 18」が1年ぶりに北米で復活。GPUはGTX 980MかGTX 970Mの2-way SLIを標準搭載

　18.4インチ液晶パネル搭載のALIENWAREノートPCが，約1年ぶりの復活だ。
　北米時間2015年8月19日，米Dellは，「ALIENWARE 18」を発表した。超大型ノートPCの新モデルは，GPUに「GeForce GTX 980M」または「GeForce GTX 970M」を2-way SLI構成で標準搭載するハイスペックモデルとなっている。
　北米でのBTO標準構成価格は2549.99ドル（税別）。国内での発売日や価格は明らかになっていない。

ALIENWARE 18の製品情報ページに掲載されていた写真や情報を見る限り，全体のデザインやLEDイルミネーションといった機能は，1年前の製品をそのまま継承しているようだ

　選択可能なCPUは，第4世代Coreプロセッサの「Core i7-4710MQ」「Core i7-4910MQ」「Core i7-4940MX」で，Core i7-4910MQとCore i7-4940MXは，メーカーによるオーバークロックが施された状態で出荷される。
　メインメモリ容量は16〜32GBの範囲から，内蔵ストレージは容量1TBのHDDまたは容量512GBのSSDと容量1TBのHDDのセットから選択可能。液晶パネルは解像度1920×1080ドットとされている。ちなみに，プレインストールOSはWindows 8.1 Proで，Windows 10は選択できないようだ。

　税抜きのBTO標準構成価格が日本円換算で約31万6200円（※8月20日現在）という高価な製品なので，これを買う人は限られるだろうが，とにかくハイスペックのゲーマー向けノートPCが欲しいという人には，魅力的な選択肢となるかもしれない。国内に投入された場合，いくらになるのかちょっと怖い気もするが，国内発売を期待したいところだ。

ALIENWARE 18 製品情報ページ（英語）