リアル“ホストガール”も登場した「DREAM C CLUB」先行体験イベントをレポート

　ディースリー・パブリッシャーはXbox 360用ソフト「DREAM C CLUB」（ドリームクラブ）を8月27日（木）に発売する。
　本作は“ピュア”な心の持ち主だけが入店できるという「ドリームクラブ」で，個性豊かな“ホストガール”達と交流を深めていく恋愛シミュレーションゲーム。
　女の子と一緒にお酒を楽しめるというアダルティな“インタラクティブ飲酒システム”や，ホストガールによる気合の入ったカラオケステージなど，一風変わったシステムで注目を集めている作品だ。

　その発売に先駆け，昨日（8月20日）東京・葛西にあるゲームショップ，「GAMESマーヤ」にて先行体験イベントが開催されたので，本稿ではその模様をお伝えしていこう。

ドリームクラブは葛西に？　ゲームの雰囲気を再現した店内

　まず目を引いたのが，入り口に駐車された“ドリームクラブ専用車両”。ホストガールの面々がでかでかとラッピングされた車体は凄まじく目立っており，日頃ゲームとは縁のなさそうな道行く人までもが，興味津々な様子で携帯カメラを構えていたのが印象的だった。


　入店すると店の奥にあるドリームクラブの試遊台が用意されたスペースへ案内された。ここには，お茶やビール，サワーなどがおつまみと共に用意されており，来場者はくつろぎながら試遊の順番待ちができるようになっていた。また，ホストガールのコスプレをしたコンパニオンさんもおり，飲み物をついでくれたり，話し相手になってくれたりと，至れりつくせりな状況。まさにゲームの世界をそのまま再現したような雰囲気だった。
　ちなみに，この日にGAMESマーヤで「ドリームクラブ」を予約すると，ホストガール総出でお礼をしてくれるというサービスも行っており，その誘惑に負けて（？）予約に走る“ピュアな人々”が後を絶たなかった。

ホストガールとGAMESマーヤの秋谷店長が，予約者にお礼。最後の決めポーズは「ピュアハート」だ。といっても，JWPとは関係ない

　せっかくなので，筆者もピーナッツなどをつまみつつ順番待ちをし，体験プレイに参加。極めて個人的な好みとして，以前から目を付けていたロボ娘の“アイリ”か，眼帯娘の“魔璃”に会いたかったのだが，この2名は特定の条件を満たさなければ登場しない隠しキャラのため，残念ながら指名不可。
　それなら誰にしようかと散々悩み，最終的にはツインテールが可愛いツンデレ娘の“魅杏”にお酒を付き合ってもらうことになった

　制限時間はゲーム内時間で60分。リアルタイムではどれくらいなのかは分からないが，順番待ちをしながらプレイを眺めていた感じでは，かなり短かかった。
　「こりゃモタモタしてられん」と下心……いやピュア心丸出しで魅杏にはアルコール度数の強い日本酒をすすめ，自分はビールをチビチビやる。しかし“飲酒力”レベル1の主人公では，プロのホストガールを酔わすなど夢のまた夢。先にこちらが潰れてしまいそうだったので，無難に会話を楽しむことにした。
　ちなみに，飲酒力は飲めば飲むほどレベルアップし，酔い難くなるとのこと。ある意味凄くリアルだが……なんて財布とレバーに優しくないシステムだ。


　会話ではこちらから質問したり，逆に質問されたり。発言内容は三つの選択肢から選ぶことになる。会話の流れによって好感度が変動するようだ。
　親密になればカラオケをリクエストできるのだが，さすがに今回のプレイでそこまで持っていくことはできなかった。発売までは指をくわえてPVを眺めてろということか……！　しかし焦らされるのも嫌いじゃない！
　また，好感度を上げるにはプレゼントも有効。“ショッピング”コマンドでさまざまなアイテムを購入できる。
　しかし，アルバイトで日銭を稼いではドリームクラブに足を運び，ホストガールに貢ぐ主人公というのは……いくらなんでもピュアすぎて人生を棒に振ってしまわないか心配になってしまう。


　そんなこんなであっという間に楽しい時間は終了。どういう条件なのか詳しいことは分からないが，ホストガールの新衣装がアンロックされ，魅杏の好感度が上昇した。わりと良い感じにコミュニケーションできたということなのかもしれない。自分自身の潜在的コミュニケーションスキルの高さにびっくりだ。
　しかし，全然プレイし足りない。ホストガールの酔った姿が見たいし，カラオケも歌ってほしい！　アイリと魔璃にも早く会いたい！

　さて，発売までいよいよ1週間を切った本作。全国のピュア男子諸君，もう少しの辛抱だ。きっと本作をプレイしながら飲む酒は格別なはず。その日のため，内臓を休めておこう。あ，未成年者がゲームをしながら飲んでいいのはソフトドリンクだけだぞ！

「DREAM C CLUB」公式サイト