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「FINAL FANTASY XV」序盤のプレイレポート。オープンワールドで繰り広げられるアクション性の高い戦闘や,さまざまな形で表現される仲間の存在感が楽しい
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印刷2016/06/15 04:00

プレイレポート

「FINAL FANTASY XV」序盤のプレイレポート。オープンワールドで繰り広げられるアクション性の高い戦闘や,さまざまな形で表現される仲間の存在感が楽しい

FINAL FANTASY XV
 2016年9月30日の発売を控える「FINAL FANTASY XV」PS4 / Xbox One。以下,FFXV)。現在配信されている「PLATINUM DEMO」は,その名前の通り“プレイアブルデモ”という位置づけで,製品の一部を切り取ったような“体験版”ではない。体験版としては「FINAL FANTASY 零式 HD」の特典として提供された「EPISODE DUSCAE」があるのだが,実はこちらの仕様も,製品版とは異なる部分がある。
 そういった状況なので,製品版がどのような雰囲気になるのか,気になっている人は多いだろう。

 この度,4GamerはFFXVの序盤を体験する機会を得たので,その感触をレポートしよう。プレイしたのは開発中のバージョンではあるが,物語やクエストの進行は製品版と同様で,戦闘についても,キャラクターの能力が特別に一部開放されているぐらいの違いしか無いとのことだった。つまり,実際に発売されるものと極めて近いプレイフィールが得られるというわけだ。

 なお,画面の撮影は不可となっていたので,記事中で掲載しているスクリーンショットは過去の記事で使用したものとなっている。その点はご了承いただきたい。

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放り出すのではなく,しっかり誘導してくれるオープンワールド


 ゲーム冒頭で描かれるのは,主人公であるルシス王国の王子・ノクティス(ノクト)が,仲間のグラディオラス(グラディオ),イグニスプロンプトと共に,ニフルハイム帝国の属州,テネブラエの宮殿にいる巫女,ルナフレーナの元へと向かう道中だ。
 ルシスとニフルハイムの間で長きにわたって続いた戦争が終結を迎え,その和平の証として,ノクトとルナフレーナは結婚式を挙げることになっている。

 シリーズ初のオープンワールドを採用する本作では,広大で美しいフィールドがプレイヤーを待っている。風景は昼夜で表情を変えるし,雨が降ったり砂嵐が起きたりと,天候も変化する。場所によっては巨大なモンスターが寝ていることもあって,歩いているだけでも楽しい。

FINAL FANTASY XV
FINAL FANTASY XV

 ノクトはスタミナが続く限りダッシュできるが,なにしろ広いフィールドなので,徒歩での移動は時間がかかる。長距離の移動でお世話になるのが,ノクティスの父であるレギス国王の愛車「レガリア」だ。昼間ならクエストの目的地や,訪れたことのある場所までの運転をイグニスに頼めるので,移動中はドライブ気分で周囲の景色を眺めるといいだろう。ノクトと仲間たちがいろいろな会話をしてくれるのも楽しい。

 夜間はノクト(つまりプレイヤー)が運転することになるのだが,レガリアが移動できるのは道路だけのようで,道を外れて荒野を爆走,といったことはできなかった。イグニスが運転するときも,目的地が道も通っていない荒野の真ん中だったりした場合は,道路上にある最寄りのポイントまで着けてくれるという感じだ。
 この「まだ見ぬ目的地の近くまで車で行き,そこからは徒歩」という移動が妙にリアルというか,実際に旅をしているようで面白い。

 オープンワールドゲームに必須と言えるファストトラベル機能ももちろん用意されており,訪れたことがある場所に瞬間移動できる。これを使えば移動時間は短縮できるが,あえてレガリアを使ってのんびり行くのも悪くないだろう。

FINAL FANTASY XV

 ゲームの大まかな流れは,宿泊や装備の購入ができる「宿泊地」で情報を収集してクエストを受注し,レガリアや徒歩で目的地へ向かう。そこで任務を達成して報酬を受け取り,また新たな地へ向かう……という感じになっている。

 オープンワールドと聞くと「何をやるべきか分かりづらいんじゃないか」「遊び方や目標を自分で探さないといけないんじゃないのか」と身構える人もいるだろうが,その心配はなさそうだ。やるべきこと(メインクエスト)が丁寧に示されつつ,それに付随するような形でサブクエストが発生するので,目的を見失うことなく,適度に寄り道も楽しめた
 メインクエストの目的地へ移動しているときに突如サブクエストが発生し,「スルーするのも何だからやっておくか」といった風にそちらに向かうという感じだ。


スタイリッシュで爽快な,アクション性の高いバトル


 フィールドにいるモンスターに近づいたり,攻撃を加えたりすると,シームレスに戦闘へ移行する。プレイヤーが操作するのはノクトのみで,基本操作は,[○]ボタンで攻撃,[□]ボタンでガード,[△]でシフト(瞬間移動),[×]でジャンプ。[○]を押し続けると連続攻撃となり,ガードは相手の攻撃にタイミングを合わせる必要はなく,[□]を押し続けているだけでいいという,初心者にも優しい仕様だ。ここは「PLATINUM DEMO」と同じ仕様なので,こちらを遊んで予習するのもいいだろう。
 攻撃手段は,メニュー画面で設定する4つの武器や魔法(画面左下に表示される)を方向キーで切り替えるという形で,こちらもPLATINUM DEMO同様となっている。

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 武器には,素早く攻撃できる片手剣や,威力は高いが隙も生まれる大剣,手数の多い双剣,遠距離攻撃ができる銃などがある。大剣なら相手の隙を確実に狙い打ち,銃なら適度に距離をとるなど,武器の長所を活かした立ち回りや,敵の特徴にあった武器の選択が必要だ。筆者が素早く動く敵に大剣で空振りを連発していたら,グラディオから「この敵に大剣はないだろう」と突っ込まれてしまった。

 敵もなかなか個性的で,闇雲に攻めるだけでは倒せないものもいる。空を飛ぶ相手には剣が届きにくいので銃や魔法が有効だし,銃撃を繰り出してくるような相手であれば,まず懐に飛び込む必要がある。もちろん,魔法の属性に対する耐性や弱点もあるので,いろいろと戦略の練りがいがあるだろう。

 フィールドや天候が魔法の効果に影響するのも面白い。例えば「ファイア」の場合,地面に草があるとしばらく炎が燃え続け,敵だけでなくノクトや仲間が接触してもダメージを受けるし,雨が降っていると威力が下がるので,周りの状況まで考えて使う必要があるのだ。

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 プレイヤーが操作するのはノクトのみと前述したが,仲間に任意のアビリティを使用するよう指示を出すことは可能だ。戦闘中に時間経過で増えるゲージが一定以上になった状態で[L1]ボタンを押し,仲間のキャラクターとそのスキルを選択するという手順で発動できる。
 イグニスは“周囲の敵にシフトポイントを作り,そこをノクトがシフトブレイクで飛び回ってダメージを与える”,グラディオは“高威力・広範囲の攻撃を繰り出す”,プロンプトは“照明弾を打ち上げて周囲を照らし出す”といった感じで,ゲームの進行に応じてほかにもアビリティを習得していくとのこと。

 さまざまな要素が盛りだくさんの戦闘だが,特に重要になりそうなのが,ノクトの瞬間移動能力であるシフトだ。
 シフトは,敵にロックオンして使うとワープしての突進攻撃「シフトブレイク」,高台などの特定の場所を視野に入れて使うと,そこへ瞬間移動する「マップシフト」となる。
 前者は移動距離が長くなるほど威力が上がり,後者はそこに留まっている間だけHPやMPが高速回復するという効果がある。つまり,銃でなくても遠距離攻撃が可能で,アイテムを使わずとも回復ができるというわけなのだ。

FINAL FANTASY XV

 シフトをうまく使うと,戦闘エリアの端にいるモンスター達をシフトブレイクで飛び回りながら攻撃し,HPやMPが減ってきたらマップシフトで高所に移動して回復,そこから再びシフトブレイクで攻撃……というかなりスタイリッシュなバトルが展開できる。最初のうちはまごつくことも多かったが,数時間のプレイでかなり慣れたので,やりこめばかなりの“魅せプレイ”もできそうだ。

 全体的にアクション性がかなり高く,シフトで縦横無尽に動き回る感覚も爽快で,バトルは遊んでいて気持ちがいい。アイテムを選択したり,仲間にアビリティの指示を出したりといったときはゲームの進行が止まるので,前述の“ボタン押しっぱなし”でいい基本操作と合わせて,初心者が遊びやすそうなのも好印象だった。


さまざまな形で表現される,仲間達の存在感


 今回のプレイで特に印象深かったのが,仲間の存在感がうまく表現されていて,ともに旅をしている感覚が強く味わえたことだ。

 本作では,イベントだけでなく,フィールドの移動や戦闘中にも4人の間でさまざまな会話が交わされるので,物語の背景やそれぞれの人となりなどが自然に分かってくる。物語に全く関係ないと思われる無駄話もあったりで,その会話を聞くこと自体がなかなか楽しいのだ。今回のプレイが終わる頃には4人に感情移入していて,旅の行く末がどうなるか,不安と期待が一緒になったような気持ちになった。

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 ノクトと仲間たちはそれぞれ特技を持っていて,旅に役立ててくれるのだが,これもキャラクターの個性を強めるのに一役買っている。「EPISODE DUSCAE」をプレイした人なら,イグニスの「クッキング」はご存じだろうが,今回印象的だったのは,プロンプトの「フォト」。彼は移動や戦闘中(!)などにしょっちゅう写真を撮っているようで,宿泊時に作品を披露してくれる。
 特技にはレベルの設定があり,今回は当然ながらレベル1の写真を見せられたわけだが,被写体が収まっていなかったり,明後日の方向を撮っていたり,壁しか映っていなかったりと,なかなかアレな出来だった。これがどう上達していくのか,楽しみだ。

 ちなみにグラディオの特技は,どこからかアイテムを拾ってくる「サバイバル」,ノクトは「フィッシング」だが,今回はどちらも実際に確認することはできなかった。

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 ノクトや仲間たちの体や服が汚れていくところも,彼らへの愛着度を高めてくれる。地面を転がると土が付いたり,氷の魔法「ブリザド」を使うと服や髪の毛などに細かな氷が付着したり(一定時間が経過すると溶ける)と,キャラクターの行動に応じて汚れていくようだ。ひどくなると顔にけっこうな量の泥がついたりもするのだが,これが実に人間っぽくて,思わず「頑張ってるなー」などと思ってしまう。ハードウェア的にここまで表現できるようになったという事情もあるとは思うが,この人間くささは,これまでのシリーズ作品のキャラクターにはあまり感じられなかった魅力ではないだろうか。
 ちなみに,この汚れは宿泊地などで一泊すると元通りになるが,画面に映っていないところでイケメン4人組が洗濯をしていると思うとなんだか微笑ましい。

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 長々と書いてきたが,今回プレイして強く感じたのは,作りの細かさや丁寧さだ。オープンワールドを採用しつつも,日本のゲームらしく誘導がしっかりしているし,バトルはアクション性が高いシステムながら初心者が戸惑わない操作方法で,フィールドや天候の影響まで表現されている。仲間の存在感を演出する方法も実に多彩だ。

 開発中バージョンだけに小さなバグはあちこちで見受けられたが,発売まで3か月あることを考えると,そこはまだ心配するところではないだろう。
 逆に,ここからシステムやグラフィックスに磨きがかけられると思うと,いよいよ期待が高まってくる。本作のディレクターである田畑 端氏は,以前のインタビューで,FFを再びゲーム業界の最先端にすると語っていたが,実際にプレイして,その言葉にも実感がわいてきた。

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