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[TGS 2008#055]協力プレイの面白さを追求! 「真・三國無双 MULTI RAID」
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真・三國無双シリーズといったら,「大勢の敵を気持ちよくなぎ倒せる」ことが最大のウリのゲームであったが,本作では「拠点とその守り手を攻略する」ことが主題のゲームへと変わっている。守り手として現れるのはやはり三国志に登場する有名武将達だ。プレイヤーが操作する武将は,これを倒すことを目標としてステージを進んでいく。敵拠点を攻略すると“素材”を入手できる。この素材を集めて加工することで,強力な“武器”を作り出せる。
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従来作では,プレイヤーが操作する武将の持つ武器は,その武将の個性に合わせてだいたい固定されていた。本作でもメイン武器の種類は同様に固定されているが,サブの武器として自分の好きなものを選択して装備できる。メイン武器とサブ武器の切り替えは戦闘中でも可能であり,“近距離武器と遠距離武器を使い分けて戦う”といったことも可能になっている。
また,マルチプレイのスタイルの変化も特筆するべきポイントだ。以前のPSP用「真・三國無双 2nd Evolution」でのマルチプレイは,プレイヤー同士が対戦するものだったが,MULTI RAIDのマルチプレイは(「RAID」の名からも分かる人は分かるように)いわゆる協力プレイだ。最大4人での協力プレイが可能で,共に拠点&敵武将の攻略を目指せる。一回のマルチプレイセッションは15分程度で終わるとのことだ。
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プレイフィールに直結するアクション部分の操作感も,以前のものとは異なっている。実際に試遊してみて実感したが,本作では武将が地面のみならず“空中”も駆け回る。攻撃をからめた二段,三段,四段と続くジャンプが可能で,空中や高所にいる敵にひと跳びで肉迫したり,空中にとどまったりもできる。またエネルギーを溜めてそれを使うことで,輝く闘気をまとった姿に“覚醒”することも可能。その姿はまるでスーパーなんとか人のようだ。以前からある「三国志」や「武将」に対するイメージに囚われることのない,この破天荒なアレンジは実に大胆な路線変更であり,とても興味深い。
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システム的な部分で目を引いたのは,ターゲットをロックできる仕組み。これを使えば目標に向かってまっすぐに高速移動(ダッシュ)可能になる。ダッシュは空中や高所のターゲットに対しても行えるので,うまく使えば地を空を縦横に駆け回るスピーディで爽快感のあるプレイを実現できる。覚醒した武将同士の戦いなどは,まさに2人が空へと躍り上がっていくようなダイナミックものとなる。
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短時間での協力プレイを重視していたり,装備品を強化していく楽しさがプレイの重要な位置を占めていたり,といったゲームのフレームワークを冷静に見つめてみるに,本作がPSPなどで大人気の“あの作品”を意識してデザインされていることが考えられる。そこに,無双ならではのスピード感や立体的なアクション,三国志というコンテンツ自体の魅力が重なっていくことで,「真・三國無双 MULTI RAID」は,ゲーマーに対する高い訴求力を持つ作品へと仕上がっていきそうだ。リリースが楽しみなタイトルがまた一本,増えたようである。
- 関連タイトル:
真・三國無双 MULTI RAID
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