「ブレイドアンドソウル」のPvP日本一を決定するイベント「ジャパンチャンピオンシップ 2017」の決勝大会が開催。新職業「銃撃士」も発表に

　エヌ・シー・ジャパンは2017年8月20日，同社がサービスを提供するPC向けMMORPG「ブレイドアンドソウル」のPvP日本一を決定するイベント「ジャパンチャンピオンシップ 2017」の決勝大会を東京都内で開催した。会場ではオンライン予選を勝ち抜いた4チームが日本一の座を懸けて腕を競った。


　実際のスケジュールとは前後するが，まずは会場にて発表された「ブレイドアンドソウル」の最新情報をお伝えしよう。

　最初に紹介されたのは，9月下旬に開催される大会「ワールドチャンピオンシップ」だ。本大会では，日本，韓国，中国，台湾，北米，ヨーロッパ，ロシア，タイ，ベトナムの9地域にて代表として選出されたプレイヤー達が，9月20日から24日にかけて決勝戦出場権をめぐって腕を競う。そして9月29日に行われる決勝戦にて，本作のPvP世界一が決定する。なお本大会の模様は，生配信される予定とのことだ。


　続いて，9月に新インスタンスダンジョン「深淵洞窟」が実装されることが明らかになった。このダンジョンは6人向けとなっており，海底を舞台に魚人族と戦うことになるという。

インスタンスダンジョン「深淵洞窟」

　また9月13日には，待望の新職業「銃撃士」が実装にされる。この職業は2丁拳銃を用いて戦うほか，ワイヤーを駆使した空中アクションも可能だという。


　銃撃士実装に伴い，先行登録キャンペーンも実施される。このキャンペーンでは，専用のスマートフォンアプリ「弾丸乱舞」にて高得点を上げるほど，優れたアイテムを入手できるとのこと。


　加えて，銃撃士実装を記念し，特典を同梱した「ブレイドアンドソウル」のパッケージや，MSIとのコラボレーションによるノートPCが販売されることも明かされた。いずれも詳細は本作の公式サイトなどをチェックしてほしい。


　このほか，10月には新たな戦場「星屑遺跡」が登場。こちらは星座をモチーフにした幻想的なマップを舞台に，6vs.6のチーム戦が楽しめるとのことだ。

戦場「星屑遺跡」

　ジャパンチャンピオンシップ 2017の決勝大会は，1vs.1の個人比武と3vs.3の武闘乱舞を組み合わせ，3人一チームで戦う「MIX＆MATCH」ルールが採用される。出場チームは以下のとおり。

NoonsangFanClub（リーグ1 予選1位）
Ayn選手（リン剣術士）
ガチムチお兄さん選手（滅砕士）
ぺるにゃん選手（召喚士）


OneChance（リーグ1 予選2位）
月帆選手（暗殺者）
Nassjas選手（滅砕士）
Rappa選手（剣術士）


Basilisktime（リーグ2 予選1位）
ヴィジュアル系選手（滅砕士）
おれたんっ選手（魔道士）
雪灯籠選手（邪術士）


PPJP（リーグ2 予選2位）
NicoJean選手（召喚士）
赤髪の滅砕士選手（滅砕士）
ゆーき爻選手（暗殺者）


　決勝戦は，準決勝にてPPJPを破ったNoonsangFanClubと，OneChanceを下したBasilisktimeの対決に。全7セット制で1，2，4，5セットは個人比武の勝利チームが1ポイントを獲得，3，6，7セットは武闘乱舞の勝利チームが2ポイントを獲得，合計6ポイントを先取したチームの優勝というルールで行われた。


　個人比武の試合はどのセットも逆転劇が多く，目の離せない展開となった。1セット目こそBasilisktimeの雪灯籠選手が接戦を制して1ポイント獲得したものの，全体的な流れはNoonsangFanClubがリード。また武闘乱舞では，Basilisktimeの各選手が早々に交替権を消費してしまい，中盤以降に苦しい戦いを強いられる一方で，NoonsangFanClubの息の合ったチームワークが光る。
　結果として，2セット目以降，NoonsangFanClubがすべてのポイントを獲得。7-1で勝利し，優勝を決めた。

優勝したNoonsangFanClubと準優勝のBasilisktimeはもちろん，3位のOneChance，4位のPPJPにも賞金が贈呈された

　なお，上記のとおり本作のワールドチャンピオンシップは，9月下旬に行われるが，日本からは今回の決勝戦を戦ったNoonsangFanClubとBasilisktimeが代表チームとして出場する。両チームの世界における活躍に期待が高まるところだ。

「ブレイドアンドソウル」公式サイト