公式日本語サイト公開も間近？　MMORPG「Lime Odyssey」韓国で2次CBTスケジュール発表

　SIRIUS ENTERTAINMENTが開発しているMMORPG「Lime Odyssey」において，韓国で第2次CBTが10月27日から31日までの5日間，1万人のテスターを対象に行われる。

　2次CBTに際して公開される予定のコンテンツを，新職業を中心に，ここで見ていこう。

　今回のテストでは，前回のテストで公開された「青い珊瑚の森」と「ソトゥームバラ」に続いて，新しいワールド「デュバル高原」が公開される。 デュバル高原はTurga種族の拠点「カラークンタ」の西側，緑の大地が広がる丘陵地帯という設定だ。 こちらは同作の明るい雰囲気とは少し違った，霧などの自然的効果による幻想的で神秘な印象を与えるフィールドだ。

　2次CBTでは，新職業として「魔術師」と「茶人」が追加される。魔術師は1次CBTで公開された「戦士」「治癒士」「盗賊」などの近接戦闘型とは異なり，遠距離から豪快な魔法攻撃を行う戦い方が特徴だ。しかし布系の防具に杖という装備となるため，近接戦闘には非常に弱いという，定番の短所がある。

　「茶人」は生活系職業として前回のテストで公開された「かじ屋」「裁縫師」「料理人」に続くもので，もちろん，お茶をたてる人のことだ。茶人は採集で獲得した薬草によって香り良い「伝統茶」を，発掘で得た土を使って「茶器」を製作できる。 今回のテストでは，茶人の基本的な要素が盛り込まれる。例えば乾燥した葉で作る冷茶は，これを胸の防御具に埋め込むことで一時的に物理防御力増加などの効果が得られ，蜜に漬けた実で作る冷茶の場合は、飲むことでMPの回復や攻撃速度の増加などが起こる。

　そのほかにも各職業で戦闘と生活職業スキルが多く追加されており，「ウィンダース」「海馬」のような新しい乗り物も追加される。また前回のテストでは実装されなかった「パーティプレイ」「ギルドシステム」，挨拶やお茶を飲むなどキャラクターのエモーションを揃えた「Social Action」も公開される。


　同社の社長兼開発総括プロデューサーHwang Byung Chan氏は，「4か月ぶりに行われる2次CBTでは，面白い要素をより整えつつ新しいコンテンツを追加して，誰でも楽しめるMMORPGを作ります」とコメントしている。

　一方，同社の関係者によると，本作は近日中に公式日本語サイトをオープンして，心待ちにしている日本のファンの期待に応える予定だという。