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印刷2008/11/20 12:42

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ラグナロクオンラインの本当の意味での後継作か?「Lime Odyssey」を開発中の韓国Sirius Entertainmentを訪問

Sirius Entertainment CEO
Hwang Byong Chan(ファン,ビョンチャン)
 G★2008が閉幕した翌日の11月17日,「ラグナロクオンライン」を制作した開発スタッフの多くが在籍しているというSirius Entertainmentにお邪魔して,開発中の新作MMORPG「Lime Odyssey」について,CEOのHwang Byong Chan(ファン,ビョンチャン)氏に聞いてみた。同作に関する詳細については,すでに「こちら」の記事でお伝えしているが,それに加えた新情報をお届けしよう。


 Sirius Entertainmentは社員55名中,約50名が開発者という会社だ。ではその中に,何人くらいの元RO開発者がいるのかというと,お話を伺うファン氏自身がまず,ROで背景パーツを担当していた開発者である。そのほかに,えーと,わかりやすく言ってしまうと,キム・ハッキュ氏などほんの数名を除いた,ROの開発初期スタッフほぼ全員が集結しているのだ。その開発初期メンバー数は,ラグナロクオンライン2の開発初期よりも多いのだとか。

 そんな開発メンバー達が作るのだから,ラグナロクオンラインのDNAを色濃く引き継いだタイトルになりそうだと,容易に想像できるのではないだろうか。実際にファン氏は,ROのようにアバター性を重視すると共に,キャラクターの可愛らしさを表現し,コミュニティ性を追求していきたいと話してくれた。

コンセプトアートより
Lime Odyssey Lime Odyssey

 そんな本作についてファン氏は,自由な成長型RPGであることが特徴なのだと語る。自由な成長とはどのようなことなのかと聞いてみると,上記の記事にもあるように,戦闘職業7種,生活職業7種が用意されているが,例えば,ずっと生活職業のスキルだけで活動していたとしても,プレイヤーキャラクターのレベルは上昇していくというのだ。とはいえ実際は生活職業スキルばかりでレベルが上がっていけば,戦闘職業スキルが成長せず,戦闘では不利になってしまうだろう。ある程度バランスを考えた育成は必要になりそうだが,それこそ生産だけで遊びたいというプレイヤーもいるかもしれない。レベルは上がってちゃんとそのレベルに応じた冒険はできるので,友人達と一緒に行動できるのは嬉しいかも。

 コミュニティ要素には,ギルドはもちろん,街ごとに「スピラル」という放送局のようなものが設置されており,そこからモンスター討伐の報告といったいろいろなゲーム内の情報をニュースとして流せるという。このスピラルはまた,街から街へのワープ機能や,郵便局としての機能も併せ持つようだ。

 また,これまでの情報で「戦士」「盗賊」「魔術師」「治癒師」「調教師」「人形術師」「楽師」の七つの職業が発表されているが,そのなかで調教師について聞いたところ,動物型のモンスターを捕獲して戦わせる力を持った職業になるという。捕獲したペットの成長については,どうするかをまだ考えている最中とのこと。移動手段(ライディングシステム)として一緒に育てていく動物の情報は公開されたが,ぜひとも,一緒に戦ってくれるペットの育成要素は欲しいところである。
 なお,韓国で実施されるクローズドβテストでは,「戦士」「盗賊」「魔術師」「治癒師」の4職業がプレイでき,「調教師」「人形術師」「楽師」についてはオープンβ以降の登場となるようだ。

職業を紹介してくれたときに見せてもらった衣装。左下のものはまだ公開されていない,魔術師の衣装だと思われる
Lime Odyssey

 一方,生活職業としては,すでに発表された「商人」「裁縫師」「大工」「調理師」「鍛冶屋」「茶人」と,未発表だった「機工師」の7職が用意されている。機工師は古い機械を組み合わせてものを作る職業だとのこと。銃器(存在するかはまだ不明だが)や乗り物といったものを作れたり,古代の技術みたいなものを復元できたりするのかもしれない。実際にどのような物が作れるのかは,情報が公開されるのを待とう。茶人は,読んで字の如くだが,「お茶」を作ることができる職業だ。お茶は飲むとバフが掛かるなどの効果があるアイテムのようなので,一般的なタイトルでいうところの,アルケミストのような職業になるようだ。
 これらの生産について,単独の職業ですべて作れるわけではなく,ほかの職業でしか作れないアイテムが材料となるレシピなども用意するとのこと。
 またフィールドには畑が存在し,お茶の材料など,なんらかの役立つアイテムが収穫できるという。ただし,一つの畑を利用できる人数は決まっているとのことだ。さらに作物は地域ごとに特産物があり,ある地域でしか採れない材料なども存在するようだ。
 これらは,プレイヤー間の取り引きが活発になるようなシステムとして考えているとのこと。

 同じくプレイヤー間取り引きを活発化させ,コミュニティの拡大を狙った考えとして,アイテムドロップにも仕掛けがあるという。例えば,一般フィールドでは一般的な材料などが手に入る程度だが,装備や重要なアイテムはボス戦や,インスタンスダンジョンなどで手に入る。つまり,良いものを手に入れるためには,裁縫師や鍛冶屋が生産したアイテムで装備を固めて,冒険する必要があるわけだ。

Lime Odyssey Lime Odyssey Lime Odyssey


 続いて,本作でのPvP要素について聞いてみたところ,まだ企画中のものだが,一般フィールドでの対人戦はなく,特定のゾーンでのRvR(攻城戦)が楽しめるようにするという。プレイヤーは自由都市同盟の首都「コンスタニア」で,種族にかかわらず好きな勢力に所属できるとのこと。勢力はすでに公開済みの「ヴァルカラス王国」「アル・ハフラン共和国」「ラ・コイ・ヌール魔道連合」になるのだろう。今回詳細は聞けなかったが,「自由都市同盟」は各勢力が集まることを考えると,(NPCだけが所属するような?)中立国的な扱いなのかもしれない。所属勢力については,今後の情報を待ちたい。
 なお,所属については人数の制限を設ける予定だという。これはサーバー的な制限ではなく,戦争コンテンツにおいては,人数バランスの偏りで戦力が一方的になることが考えられるため,ファン氏もその点は悩んでいたようで,このような形の制限を企画に盛り込んでみたとのこと。

 なお本作のクエストは,三つの地域でそれぞれ100ずつ,合計300を用意するという。また,いまだにその姿が公開されない三番目の種族パムについては,オープンβテストに合わせて発表したいとしている。

 今後のスケジュールについては,韓国では2009年3月頃から,3回に渡るクローズドβテストを予定しているという。複数回に分ける理由としては,プレイヤーのコンテンツ消費に合わせて,一緒にテストを進めていきたいからとのことだ。

 日本での展開については未定だが,G★2008では多くのパブリッシャとコンタクトを取ったとのこと。可能であれば,すぐにでも日本に進出したいと話していたので,そう遠くない時期にはパブリッシャ決定の一報が期待できるのではないだろうか。
 日本でのパブリッシングが決定したあとは,テキストのローカライズを日本のパブリッシャにお願いし,グラフィックスなどはラグナロクオンラインと同様に,日本文化についてのアドバイスをもらうなど日本側と相談して,コラボ形式で進めていきたいという。

 最後にファン氏は,「私達が作ったラグナロクオンラインは,日本でもコミュニティで評判となり成功しました。だからこそ,ラグナロクオンラインに負けないくらいの勢いで,日本進出に向けて努力していきたいです」と日本進出を強く意識したうえで,日本の読者に向けてコメントしてくれた。



 なお,今回の取材で見せてもらったゲーム画面を直撮りした,初公開動画を4GamerにUpしたので,ぜひ確認してほしい。

Lime Odyssey Lime Odyssey


 当然だがムービーの内容は開発中のもので,ちょうど最適化のためにほとんどのオブジェクトを取り除いた状態になっているとのこと。最終的にはもっと作り込まれたものになると思われるが,障害物をジャンプで飛び越えたり,各部位の装備を変更したりといった様子を確認できる。装備の変更はテンキーで行っているようで,これが開発バージョンのみの機能なのか,リリース後にも利用できるのかは不明だ。とはいえ,ワンキーで登録した装備を順番に切り替えできると便利そうである。

  • 関連タイトル:

    Lime Odyssey

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