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印刷2008/07/26 14:07

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ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>


 先週(7月19日)公開された,「スターシップ・トゥルーパーズ3」。その監督のエドワード・ニューマイヤー氏と,主役ジョニー・リコ役のキャスパー・ヴァン・ディーン氏へのインタビュー後編をお届けしよう。前編では,映画撮影時のエピソードなどが中心だったが,後編では2005年にリリースされたFPS版「Starship Troopers」をはじめ,現在構想中の新作についての話を聞いている。ゲーム好き&映画好き,そしてもちろんシネゲー好きは必読だ。


「ロボコップ」新作のマーフィー役にキャスパー氏が!?


エドワード・ニューマイヤー氏(左)とキャスパー・ヴァン・ディーン氏(右)
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>

ジャンクハンター吉田(以下,J):
 さて,お二人にゲームのこともお伺いしたいのですが……。
 Empire Interactiveが2005年にリリースしたFPS,「Starship Troopers」は,映画が好きだった人も納得できるシネマゲームの良作でしたね。個人的には,これまで遊んだPCゲームの中でも一,二を争うほど夢中にさせられた作品でした。このゲームでは,エドワード監督がエグゼクティブ・プロデューサーを務められたほか,お二人とも声優として参加していましたね。また一緒にゲームに関わる予定などはないんでしょうか?

キャスパー・ヴァン・ディーン氏(以下,キャスパー氏):
 実は僕らもゲームは大好きなので,ぜひまたPCゲームに関わりたいと思っているんです。あのゲームの中でジョニー・リコは司令官役になっていたから,僕の掛け声などがタンマリ収録されていたでしょ? 実は,妻のキャサリンや娘のインディアとグレース,そして息子のキャッピーと,僕の家族も声優として参加しているんだ。子供達にとっても,良い思い出になったんですよ。

J:
 キャスパーさんやキャサリンさんの声は分かりますけど,小さな子供達は戦場に登場していませんでしたよね?

キャスパー氏:
 子供達は「キーキー!」とか言いながら一生懸命バグの声を担当していたんです。だけどあまりゲームの中では使われていなかったっぽいけどね(笑)。

J:
 それは残念でした。

キャスパー氏:
 そうそう,個人的には「スターシップ・トゥルーパーズ」だけでなく,「ロボコップ」も新たに作り直してほしいと思ってるんですよ。映画もゲームも!

J:
 「ロボコップ」は今まで観て来た映画の中でも個人的にオールタイムベスト1の作品なんですよ! そういえば,5〜6年前にエドワードさんが監督する話が浮上していたと思うんですが,その話は流れてしまったんですか?

エドワード・ニューマイヤー氏(以下,エドワード氏):
 いや,流れてはいませんよ。ポール・バーホーベン監督と,新設定で「ロボコップ」を撮る計画は数年前から進んでいます。現在もMGMから具体的な話が飛び込んできているところで,いろいろな状況を見極めつつ実現したいですね。もし撮影することができたら,そのときの主役はキャスパーでもイイと思っているんです。

キャスパー氏:
 エド! 本当に僕がマーフィーをやってもいいのかい?(どうやらこのアイデアを初めて聞いた様子で,キャスパー氏は非常に驚いていた)

エドワード氏:
 ああ。キミとも10年以上の付き合いがあるし,映画でもゲームでも一緒に多くの仕事をしてきているしね。

キャスパー氏:
 だったらもっと体を鍛えて,あの重たいロボコップのコスチュームに耐えられるぐらいの強靭な肉体を作るよ!
 ところで僕の顔を半分隠したら,口元がマーフィーに似ていると思いませんか?

J:
 あ,確かに似てますね!

キャスパー氏:
 僕は前からロボコップというキャラクターだけじゃなく,素顔のマーフィーも大好きだったんですよ。正義感の強さゆえに殉職してしまい,ロボットの警官として蘇えらされた彼の宿命には,共感さえ覚えますね。

J:
 これはもう,次のマーフィーをキャスパーさんが演じる日が楽しみになってきました。

キャスパー氏:
 マーフィー! マーフィー!(結構ハイテンションな感じでシャウト)

J:
 あははは(笑)。

エドワード氏:
 ロボコップの新作については,バーホーベン監督と相談してみるよ。

J:
 そういえば,ロボコップにはED-209というロボットが出てきますが,あれはエドワード監督の“エド”から名前を採用したんですか?

エドワード氏:
 ED-209はデザインが仕上がってきた段階で,とってもクールだと思ったんですよ。で,気が付いたら自分のエドって名前が付いていました。自分で意図的に付けたわけじゃなく,偶然なんですけどね(笑)。まぁ喜んだんですが。

J:
 な,なるほど(笑)。

エドワード氏:
 ところで,私は日本でゲームも作りたいし,映画も撮りたいと本気で考えているんです。でも東京は,なかなか撮影許可が下りないそうですね。ハリウッドとの大きな違いはそこなんでしょうね。まあともかく,日本のゲームメーカーやフィルムメーカーには,ぜひ我々を雇ってほしいんですよ(笑)。

J:
 日本を舞台にしたゲームや映画をエドワード監督が作るとしたら,どんな作品になるんでしょうねぇ……。名乗りを上げてくれる日本の企業があるといいんですが。

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
Empire InteractiveがPC用に発売したFPS「Starship Troopers」。プレイステーション2とXboxへの移植も予定されていたが,実現せず。なお,左がEU版ジャケットで右がUS版ジャケット。映画同様のタイトルロゴやロジャーヤング号の飛ぶ宇宙空間に映画のファンは確実に心踊らされる
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
左がブレインバグ。映画「スターシップ・ツゥルーパーズ3」でも登場するが,相変わらずエスパー作用で相手を自在に脳から操作する。右がキャスパーの嫁さんであるキャサリンがボイスオーバーを担当した女性パイロット。キャサリンとは似ても似つかない顔。ちなみに,キャサリンは某国の本物のお姫様。キャスパーがギャグでお姫様といっているわけではない
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
この大量のウォリアーバグ達を蹴散らす快感はシネマゲームならでは。倒しても倒してもドンドン現れてくるので油断していると,あっという間に殺される危険性大。巨大なゴキブリみたいなタンカーバグは動きが遅いので攻撃される前に後ろか左右に逃げないと大変なことになる!
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
ドイツでしか発売されなかった(たぶん)スペシャルエディションにはアートブックのほか,ボーナスディスクが同梱されており,テクスチャーを作り出す過程やキャスパーのインタビュー,ラフスケッチのデザイン画などあらゆる舞台裏のメイキングが盛り沢山。2007年春に発売されたのだが,数が少なくマニア間でも入手難な商品だ


エドワード監督は現在,映画とゲームで新作を企画中


ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
J:
 そういえば,キャスパーさんはビデオゲーム業界やハリウッドの映画界である意味では非常に有名なドイツ出身のウーヴェ・ボル監督(関連記事)のアメリカ初進出作品「シアトル猟奇殺人捜査」で一緒に仕事をしていますが,彼の印象を教えてくれませんか?

キャスパー氏:
 ボル監督とは,あの作品で仕事して以来それっきりだから,もう忘れちゃいました(笑)。ボル監督のことはあんまり覚えてないですねぇ。

J:
 あの作品で共演していたマイケル・パレさんは,その後も引き続きボル監督と多くの仕事を一緒にしていますが。

キャスパー氏:
 お二人ともイイ人です! ナイスガイです! 人柄に対して悪く言うつもりはまったくありません(笑)!

J:
 人柄(笑)。
 シアトル猟奇殺人捜査でキャスパーさんは,凶悪な殺人鬼役でしたよね。ジョニー・リコのイメージが強いファンにとっては,ちょっと衝撃的な役柄だったように思います。

キャスパー氏:
 確かにそうなんですよね。実は撮影当時,妻のキャサリンからは自宅に帰っても嫌われていたほどなんです。というのも,キャサリンはジョニー・リコ役の僕に惚れたものですから。キャサリンは,当時交際していた彼氏に「スターシップ・トゥルーパーズ」を観に行きたいって言われ,シブシブ一緒に行ったら,スクリーンの中の僕に惚れたんです。それがきっかけで一緒になったんですよ。

J:
 ノ,ノロケ……。

キャスパー氏:
 キャサリンみたいな本物のお姫様と結婚したかったら,体を鍛えて,沢山バグを殺して,エドと一緒に仕事するしかないんですよ(笑)。そこまでやらないとお姫様はゲットできないですから!

J:
 いやぁ,本当に愛妻家なんですねぇ……。でもこのままだと,キャスパーさんの奥さん自慢が止まらなくなりそうなので,エドワード監督にもいくつか聞きたいんですが(笑)。
 エドワード監督は,1993年に「GROUND ZERO TEXAS」というゲームで,ドワイト・H・リトル監督(現在,シャオユウ役が栗山千明,ブライアン役がゲイリー・ダニエルズ,平八役がケリー・ヒロユキ・タガワという実写映画版「鉄拳」をポストプロダクション中)と一緒に仕事をしていましたよね?

エドワード氏:
 ああ,懐かしいねぇ。ドワイト監督が演出し,私が脚本で参加したSEGA CD(メガCDの海外版)の作品だよ。

J:
 このときは,どういう経緯でゲームに携わったんですか?

エドワード氏:
 確か……デジタルピクチャーズという会社だったかな。
 そこに勤めている友人のトム・ジトーからのオファーがきっかけだったんですよ。トムは以前,ロボコップのゲームを作っていたことがあって,私もそれに参加していたことから親しくなったんです。ロボコップのゲーム制作が終わってから,デジタルピクチャーズを興し,「何かまた一緒にゲームを作りたいね。面白そうなネタないかなあ」なんていう話をしていました。

J:
 最初から具体的な企画があったわけじゃないんですね。

エドワード氏:
 ええ。トムがSEGA CDで実写を扱えるゲームを何本か作り出したことから,ようやく具体的な話が進展して,ホラーと格闘技が好きなドワイト監督を起用してゲームを作ったんです。それがGROUND ZERO TEXASというわけなんです。

J:
 ひょっとしたら,このゲームで親交を深めて,ドワイト監督の「アナコンダ2」に脚本として参加することになったんですか?

エドワード氏:
 いや,それは実は偶然の産物だったんです。アナコンダ2の脚本は,友人が書いていたんですが,苦戦していたんですね。そこで手伝ってもらえないか? というオファーがあったので,途中から協力しただけなんです。そうそう,ドワイト監督とは,アナコンダ2の現場でGROUND ZERO TEXAS以来,久々に再会したんですが,そのときに彼からも「監督をやってみるのもいいんじゃないか?」って勧められたんです。それが今回,私が初めて監督する後押しになった部分もあります。

J:
 なんだかちょっといい話ですねぇ。

エドワード氏:
 GROUND ZERO TEXASのときには,彼とはほとんど話す機会がなかったんですけどね(笑)。アナコンダ2のときに,ようやくいろいろと会話ができました。

J:
 そうなってくると気になるのは,エドワード監督の第二作なんですが……。

エドワード氏:
 キャスパーが「スターシップ・トゥルーパーズ4」をやりたいと提案してきているんですが,ポール・ヴァーホーヴェン監督が作った映画の世界観を踏襲していくのが私たちの役目ですから,脚本選びが難しいんですよね。なので,すぐには実現できないでしょう。キャスパーが次でやりたいのは,10代で両親をバグに殺され,女性関係でも一皮向けたジョニー・リコが,結婚した後という設定なんだ。Sony Picturesがその展開でOKするかどうかは分かりませんが(苦笑)。

J:
 それはたいそう難しそうですね……。

エドワード氏:
 ほかにも,私のオリジナル作品で脚本を書いている最中なんですが,できれば監督もしたいと思っている作品があります。これはアメリカのマスメディア絡みの風刺を利かせたコメディなんです。

J:
 では,ゲームでは?

エドワード氏:
 ゲームの「007」シリーズや「バットマン」シリーズを作っているゲーム業界では有名な会社のスタッフに誘われて,オリジナルのゲーム企画も進めています。彼らはアナコンダ2を見て,私を誘ったようなんですが,アナコンダ2っぽいゲームになるかどうかはまだ分かりません。ただ,自然な大地を舞台に,その場にあるものを武器にして戦っていくという,原始的なアクションゲームにしようと考えているんですよ。

J:
 どんなゲームになるのか,今から楽しみにしています!
 今日はありがとうございました。

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>

 さて前後編に分けてお届けしてきた,エドワード・ニューマイヤー氏とキャスパー・ヴァン・ディーン氏へのインタビューもこれでおしまい。
 まだスターシップ・トゥルーパーズ3を見ていない人は,早めに劇場に足を運んでおいたほうがいいだろう。そして帰宅後は,2005年にリリースされたFPS「Starship Troopers」体験版を4Gamerからダウンロードして遊んでみよう。同じシリーズの作品を,映画とゲームの両方で楽しめば,作品への愛も深まるはずだ!

TVシリーズをフィーチャーしたケータイ版「スターシップ・トゥルーパーズ:ラフネックス」は2007年に海外で配信された。日本でもauのEZアプリ用に配信されたが,残念ながらドコモユーザーの筆者は遊べていない
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>

ドブ漬けGAMEスープレックス(6)

プレイステーション2,Wii「実況パワフルプロ野球15」
(KONAMI)

 やっぱり夏のスポーツは野球に限る! 遥か昔……14,5年ぐらい前まで社会人野球をやっていた者として,今回のパワプロにはたいへん嬉しいモードが搭載された。
 このシリーズは何種類も遊んでいたのだが,今回は三つのシナリオが用意された社会人野球のサクセスモードが熱いのだ! 主人公は株式会社パワフルへ入社した新人社員となり,仕事と野球に奮闘しながら自分の分身を育成していく。うーむ.これぞまさしく社会人野球ではないですか。これなんですよ,これ! 自分がやりたかったパワプロは!
 キャラクターはデフォルメされていてリアルじゃないけど,仕事しながら野球をやるシチュエーションのオトナが世間には山ほどいるはずで,こっちのシチュエーションのほうがリアルだと思いません?
 なんだかゲームを始めてから,ひたすら社会人野球のサクセスモードばかりに夢中になってしまい,前作で好評を博して今回も用意された,高校野球部の監督となって最強チームを目指すモードはたぶんやらない。前作でやり尽くしたので。

 なお,プレイステーション2版とWii版の両方をプレイしてみたが,個人的にはPS2版のオーソドックスな操作形態のほうが好み。Wii版特有の,高さの要素が加わったリモパワモードが,どうも苦手なのだ(おっさんだから)。ただ,マンツーマンの対戦では,Wii版を騒ぎながら遊んでみたい気はする。汗をだらだらかきながら,ね。

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>
ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第6回「パート3公開記念『スターシップ・トゥルーパーズ3』の監督&主役に突撃!」<後編>

「実況パワフルプロ野球15」公式サイト




■■ジャンクハンター吉田(シネマゲーム研究家)■■
最近では,スティーブン・キング原作の「デッド・ゾーン」のテレビシリーズをポータブルDVDプレイヤーで再生しつつ,さらにもう一台のポータブルDVDプレイヤーで仕事用の資料を再生し,別の画面ではパワプロをやり,同時にPCで原稿を書いているという吉田氏。「画面が四つもあると頭の中が妙なことになって,記憶が混線しちゃうんだよねー」とのこと。結果,せっかく観たDVDの内容が頭に残らなかったりするのだとか。って,それは観たんじゃなくて“再生した”ってだけでは……。




  • 関連タイトル:

    Starship Troopers

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