ASUS，GTX 1070と6C12T対応のi7-8750Hを搭載し，144Hz＆3msのG-SYNC液晶と組み合わせたゲームノートPC「Zephyrus M」

　台湾時間2018年4月3日，ASUSTeK Computerは，ゲーマー向けノートPC「ROG Zephyrus M GM501」を発表した。15.6インチで垂直リフレッシュレート144ms，中間調応答速度3msでG-SYNC対応の液晶パネルを持つ筐体に，ノートPC向け「GeForce GTX 1070」と6C12T対応のノートPC向けCPU「Core i7-8750H」を搭載した製品だが，その厚みは0.7インチ（約17.8mm）に抑えてあるという。

Republic of Gamers公式Blogの当該ポスト（英語）

キーポイント

• 第8世代インテルCore i7-8750HとNVIDIA GeForce GTX 1070グラフィックスを搭載し、圧倒的な性能を発揮する世界最薄ゲーミングノートPC
• NVIDIA G-SYNCテクノロジーを採用した、リフレッシュレート144Hz、応答速度3msのIPSレベル液晶ディスプレイを搭載
• Active Aerodynamic Systemにより冷却性能を高め、ROG独自のソフトウェアにより省電力での動作も可能にするOptimusモードと高いグラフィックスパフォーマンスを発揮可能なDiscrete Graphicsモードの切り替えが可能

2018年4月3日台湾台北発 ASUSのゲーミングシリーズROG（アールオージー：Republic of Gamers）は本日、第8世代インテル Core i7-8750HプロセッサとNVIDIA GeForce GTX 1070グラフィックスを搭載した世界最薄のゲーミングノートPC「ROG Zephyrus M」を発表しました。
※本文はASUSTeK Computer Inc.が台湾にて発表した原文を抄訳した文書です。
※発表製品の日本での発表・発売は未定です。


Zephyrus Mは、リフレッシュレート144Hz、応答速度3msで、NVIDIA G-SYNCテクノロジーを採用したIPSレベルの超高速液晶ディスプレイを搭載しています。また、新しいActive Aerodynamic System（AAS）により、高負荷での冷却性能を向上します。さらに、ROG独自のソフトウェアでCPU内蔵のグラフィックス性能も利用可能な省電力での動作を実現する「Optimusモード」とG-SYNCも利用可能でGeForce GTX 10シリーズグラフィックスカードのパワーを最大限に引き出す外付けグラフィックス性能を使用する「Discrete Graphicsモード」の切り替えをコントロールすることが可能です。

ゲーミング性能を新たな高みへ
Zephyrus Mは、16GBのDDR4 2666MHzデュアルチャネルメモリ、第8世代インテルCore i7-8750HプロセッサとNVIDIA GeForce GTX 1070グラフィックスを搭載し、ゲーミングデスクトップレベルの性能をゲーミングノートPCで実現しました。また、最大512GBのM.2 NVMe PCIe 3.0 x4 SSDと1TBのSeagate FireCuda SSHDの最先端のストレージにも対応します。

カクツキのない、驚くほど滑らかな画面表示
Zephyrus Mは、リフレッシュレート144Hz、応答時間3msで、NVIDIA G-SYNCテクノロジーを採用したIPSレベルの15.6型の超高速液晶ディスプレイを搭載しており、カクツキのない、驚くほど滑らかな画面表示を実現します。NTSC比72%の広色域に対応し、高いコントラスト表現と色再現を可能にしました。また、ワイドビュー技術により、最大178°の視野角でも色を忠実に表示します。

ROG Active Aerodynamic System（AAS）
最先端のAASにより、Zephyrus Mは性能を損なわずに低温・静音動作が可能です。天板を開くと、高さ9mmのエアチャンバーにつながる底面の通気孔が姿を現します。従来設計のノートPCと比較して、通気スペースは20%、エアフローは最大32%向上し、内部温度は最大20%低減しました。

４象限防塵設計により、ホコリなどがシステムに入り込むのを防ぎます 。また、特許を取得したAnti-Dust Coolingシステムで、ホコリなどをトンネルから排出して放熱フィンにホコリが堆積することを防ぎ、システムの安定性と寿命を高めます。2つの高性能デュアルアウトレットファンが、超薄型フィンから風を送り、独自のヒートパイプ構造で、CPU、GPU、コンポーネントを個別に冷却します。

切り替え可能なGPUソフトウェア
Zephyrus Mは、ROG独自のソフトウェアによりOptimusモードとDiscrete Graphicsモードの切り替えが可能です。Optimusモードでは、NVIDIA G-SYNCを無効にし、Wi-Fiでインターネットを閲覧したときのバッテリー駆動時間を最長6時間に延ばします。一方、G-SYNCを利用可能なモードでは、NVIDIA GeForce GTX 1070グラフィックスカードの性能を最大限に引き出し、最高のゲーミングエクスペリエンスを提供します。どちらのモードもROG Gaming Centerから簡単にアクセスできます。

Auraによるイルミネーションの同期
Aura Syncにより、発光パターンをカスタマイズし、ゲーミングマウス、ヘッドセット、キーボードなど、他のAura Sync対応周辺機器と同期できます。Aura Syncでは、「Color cycle」、「Music effect」、「CPU temperature」など、独自のプリセット発光モードに加えて、独自の配色を設定することも可能です。