リリース
ASUS,STRIXブランドのIntel X99搭載ゲーマー向けマザーを発売
ROG STRIX X99 GAMING | |||
配信元 | ASUSTeK Computer | 配信日 | 2016/06/03 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
ゲーマー向けIntel X99マザーボード
「ROG STRIX X99 GAMING」を発表
ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は2016年6月3日、Intel CorporationのIntel X99 Chipsetを搭載するゲーマー向けマザーボード「ROG STRIX X99 GAMING」を日本市場向けに発売することを発表いたしました。本日より販売を開始いたします。
○発表製品
- 製品名:ROG STRIX X99 GAMING
- 対応CPU:Intel Core i7シリーズ
- 対応ソケット:LGA2011-v3
- チップセット:Intel X99 Chipset
- 対応メモリ:DDR4-3333×8(最大128GB)
- 拡張スロット:PCIe 3.0 x16×3、PCIe 2.0 x16×1、PCIe 2.0 x1×2
- ストレージ機能:U.2×1、M.2×1、SATA 6Gb/s×10、SATA Express×1
※SATAの数にはSATA Expressと共用の2ポートも含みます - USB機能:USB 3.1 Type-A×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×8、USB 2.0×8
- ネットワーク機能:1000BASE-T×1、IEEE802.11ac/n/a/g/b
- Bluetooth機能:Bluetooth 4.1
- フォームファクター:ATX(305mm×244mm)
- 価格:オープン価格(予想実売価格:税込45,000円前後)
- 予定発売日:2016年6月3日
○発表製品の主な特長
ゲーマーの要望に応える特別仕様のR.O.G.マザーボード
LEDでマザーボードを美しく照らす「ROG Aura」機能を搭載
マザーボードの中央に配置したR.O.G.ロゴとバックパネルカバーのSTRIXロゴの下のライン、および拡張スロットのロック部分は使用時に美しく光り、さらに付属ソフトで光の色を自由に変更できます。淡く明滅させたり、CPUの温度に応じて色を変えさせたりすることもでき、マザーボードをよりスタイリッシュに演出することが可能です。また、5050タイプのLEDテープに対応するピンヘッダをマザーボード上に搭載しており、市販のLEDテープを接続すれば、PC全体をLEDテープでデコレーションすることができます。
ゲーム用高音質オーディオ機能の「SupremeFX」を搭載
ゲームを楽しむ際に、よりクリアで迫力ある音を楽めるように、本製品にはゲーム用の「SupremeFX」オーディオ機能を搭載しました。オーディオ回路はデジタルエリアとアナログエリアを分離してアナログ回路へのノイズの侵入を抑えており、別途サウンドカードを用意することなく、マザーボード単体でクリアな音質を実現しています。また、300Ωのインピーダンスに対応するヘッドホンアンプを搭載し、高性能なハイインピーダンスヘッドホンにも対応しま
した。
ゲーム内の音の方向を視覚化する「Sonic Radar II」機能
ゲーム用に特化したオーディオ機能として、ゲーム内の音がする方向を画面上にグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能を搭載しています。たとえば一人称視点のシューティングゲーム(FPS)などで、敵の足音や銃声がする方向と距離を画面上に視覚的に表示することができます。
ゲームに最適なIntel製LANコントローラー
ネットワークゲームをより快適に楽しめるように、本製品にはCPU負荷が低いことで定評のあるIntel製LANコントローラーの「Intel I218-V」を搭載しています。Intel製LANコントローラーはTCPとUDPのスループットが高いことも特
徴で、使用環境によってはほかのLANコントローラーよりも大幅な性能向上を実現します。
ネットワークゲームの通信優先度を高める「GameFirst IV」機能
「GameFirst IV」は、ゲームのデータ通信の優先度を上げることでネットワークゲームのタイムラグを減らすソフトです。たとえばバックグラウンドでデータのダウンロードを行っていても、ゲームの通信優先度を上げておけばゲームへの影響はほとんどありません。また、有線LANと無線LANを同時に使用することで通信帯域を上げる「Multi-Gate Teaming」機能も搭載しています。
安定性を高めたLGA2011-v3完全互換の独自ソケット「OC Socket」
「OC Socket」は、IntelのLGA2011-v3ソケットに若干のピンを追加した、ASUSが独自に開発を行ったCPUソケットです。高負荷時などの高電圧が必要な際に、CPUが要求する電圧を通常のLGA2011-v3ソケットよりも正確に供給することができます。たとえば、CPUが通常よりも高い1.8Vの電圧を急に要求した場合、LGA2011-v3ソケットではその瞬間には1.7V前後の供給にとどまってしまうのに対して、OC Socketでは正確に1.8Vを供給することができます。また、OC SocketはDDR4メモリの動作にも影響を与えます。DDR4メモリのクロックを上げる場合に、LGA2011-v3ソケットと比べてより低い電圧で安定動作させることが可能です。
優れた安定性を実現するデジタル電源回路の「DIGI+ VRM」を搭載
マザーボードの心臓部とも言える電源回路に、ASUSオリジナルのデジタル電源回路である「DIGI+ VRM」を搭載しています。DIGI+ VRMはアナログ電源回路に比べて応答性に優れており、負荷によって変動するCPUの要求電力に対して、より早くより正確な電力供給を行うことができます。
電力管理用とオーバークロック制御用の2つの専用チップを搭載
本製品は、2つの専用チップを搭載することで基本性能を向上してます。電力管理を専門に行う「EPU(Energy Processing Unit)」チップは、デジタル電源回路の制御とシステム全体の電力制御を行うチップです。専用の制御チップを持たないマザーボードと比べ、電源回路の高度な制御や、システム負荷に応じた素早い電力制御が可能になっています。そして、もう1つのチップが「TPU(TurboV Processing Unit)」です。TPUは、オーバークロック関連の制
御を行うチップです。さまざまな汎用的な処理を行うことができ、CPUに余計な負荷をかけることなく、クロックの制御などを行えます。
重いカードもしっかり支える高耐久PCI Expressスロットの「SafeSlot」を搭載
一般的なPCI Express x16スロットはプラスティック製ですが、本製品が搭載する「SafeSlot」仕様のPCI Express x16スロットには、プラスチックに加えて金属も使用しており、大幅に耐久性を向上しています。ビデオカードなど
を挿した場合に、従来のプラスチック製スロットと比較して、ビデオカードの荷重がかかる方向には約1.8倍の強度を持たせており、ビデオカードを引き抜く方向では約1.6倍の強度を実現しています。SafeSlot仕様のPCI Express x16スロットは、CPUソケットにもっとも近いスロットに採用しています。
業界最高水準の高性能ファンコントロール機能「Fan Xpert 4」を搭載
Fan Xpert 4は、CPUファンとケースファン、および液冷ポンプの回転速度を温度に応じて細かく制御できるファンコントロール機能です。PWMファンとDCファンの両方に対応しており、PWMファンに対しては、DC制御を組み合わせることで低回転時の制御精度を向上する、PWM/DCハイブリッド制御の「Extreme Quietモード」を使用できます。また、3Aまでの強力なファンを駆動できる「High AMPファンヘッダ」も搭載しています。各ファンに対して、CPU温度や電源回路の温度など、温度制御に使用する温度の計測場所を指定できるので、自分のPC環境に合わせた制御が可能となっています。
製品ページURL
http://www.asus.com/jp/product.aspx?P_ID=5QleWlDkArjGYpzg
- 関連タイトル:
Republic of Gamers
- この記事のURL:
(C)ASUSTeK Computer Inc.