リリース
R.O.G.のOC向けZ170マザー「MAXIMUS VIII EXTREME」が12月23日発売
MAXIMUS VIII EXTREME | |||
配信元 | ASUSTeK Computer | 配信日 | 2015/12/22 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
プロ仕様のオーバークロッカー向け
Intel Z170マザーボード「MAXIMUS VIII EXTREME」の発売日を発表
○発表製品
- 製品名:MAXIMUS VIII EXTREME
- 対応CPU:Intel Core i7/i5/i3、Pentium/Celeronシリーズ
- 対応ソケット:LGA1151
- チップセット:Intel Z170 Chipset
- 対応メモリ:DDR4-3866×4(最大64GB)
- 画面出力端子:DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1
- 拡張スロット:PCIe 3.0 x16×4、PCIe 3.0 x1×2
- ストレージ機能:U.2×1、M.2×1、SATA Express×2、SATA 6Gb/s×8
- USB機能:USB 3.1 Type-A×3、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.0×8、USB 2.0×6
- ネットワーク機能:1000BASE-T×1、IEEE802.11ac/n/a/g/b
- 付属デバイス:OC Panel II
- フォームファクター:ExtendedATX(305mm×272mm)
- 価格:オープン価格(予想実売価格:税込72,000円前後)
- 予定発売日:2015年12月23日
○製品の特長
世界で戦いたい人のためのプロ仕様のR.O.G.マザーボード
「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズは、ASUSの製品シリーズの中では最上位の製品シリーズであり、PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに特別に設計を行った製品シリーズです。本製品はその中でもとくにオーバークロッカー向けに特化した製品であり、世界記録を塗り替えたい人や、世界ランキングに挑戦したい人のためのマザーボードとなっています。
オーバークロック用の外付け操作パネル「OC Panel II」を付属
「OC Panel II」は、専用コネクタでマザーボードと接続することで、各種電圧やクロックなどのハードウェア情報を表示でき、かつそれらの設定を変更できる外付けの操作パネルです。ソフトを使用せず直接ハードウェアにアクセスするため、CPUやメモリなどのシステムリソースを使用することなく情報の表示およびクロック設定の変更などを行えます。Kタイプの温度センサー用端子を2つ搭載しており、-200℃〜+200℃までの温度計測も可能です。オーバークロック用としてだけでなく、ファンコントローラーとしても使用でき、付属のブラケットを使用すれば5.25インチベイに組み込むこともできます。
オーバークロック用デジタル電源回路の「Extreme Engine Digi+」
電源回路にはR.O.G.シリーズ用に特別に設計を行った「Extreme Engine Digi+」を搭載しています。この電源回路は極冷などにも耐えられるように使用する部品レベルでほかのシリーズとは異なっており、過酷な環境でも正確な電力供給を行えます。MOSFETには一般的なMOSFETの1/2のオン抵抗(低RDS)を実現した50A対応の「OptiMOS」を使用し、チョークコイルには低損失で低発熱な「MicroFine Alloy Chokes」を使用。コンデンサには-75℃〜+125℃での動作に対応し、一般的なコンデンサの5倍の寿命を持つ「10K Black Metallic Capacitors」を使用しています。
3つの独自チップがCPU性能を引き出す
本製品は3つのカスタムチップを搭載することで基本性能を向上しています。CPU電圧の制御やオーバークロック関連の処理を行う「TPU」(TurboV Processing Unit)に、電源回路の制御をはじめとした電力供給関連の処理を行う「EPU」(Energy Processing Unit)、CPUのクロックを生成する「PRO Clock」です。この3つのカスタムチップが、オーバークロックの制御、CPU電圧と電源回路の制御、安定したクロックの生成を連携して行うことで、CPUの性能を最大限に引き出すことが可能となっています。
PCを確実に再起動させる「ReTryボタン」を搭載
マザーボード上に搭載する「ReTryボタン」は、PCを確実に再起動させるボタンです。オーバークロックによってPCがフリーズしてしまい、電源ボタンの長押しまたは電源ユニットの電源をオフにするしか再起動の方法がなくなったとき、本製品ならこのボタンを押すだけで簡単に再起動を行えます。
CMOSをクリアすることなくPCを起動できる「Safe Bootボタン」
「Safe Bootボタン」は、確実にPCを起動させるためのボタンです。オーバークロックでPCが起動しなくなってしまい、CMOSクリアしか方法がなくなった場合に、このボタンを押せばクロック設定を自動で安全な設定に変更して確実にPCを起動します。
極冷オーバークロック用の「LN2モード」
「LN2モード」は、液体窒素などで冷却を行う際に、温度が低過ぎるためにCPUが起動できなくなるCold boot bugを回避するための動作モードです。LN2モードのジャンパーをオンにしておくと、低温時でもCPUが起動しやすくなります。
一時的にCPUクロックを下げる「Slowモード」
「Slowモード」は、動作中のCPUのクロックを下げる機能です。極冷時などにCPU温度が上がってしまい、そのままではPCが落ちてしまいそうになったときに、マザーボード上のSlowモードスイッチをオンにすればCPUのクロックをすぐに下げることができます。
電圧を直接計測できる「ProbeIt」機能
マザーボード上に搭載する「ProbeIt」の接点を電圧計などで測れば、CPU電圧やメモリ電圧などをソフトなどを介さずに直接知ることができます。
PCI Expressスロットをオン/オフできる「PCIe x16 Laneスイッチ」
「PCIe x16 Laneスイッチ」は、PCI Expressスロットの機能をオン/オフできるスイッチです。オーバークロックなどで画面が映らなくなったときに、このスイッチを使えばビデオカードを取り外すことなく問題の切り分けを行えます。
メモリスロットをチャンネルごとに無効化する「DRAM Channelジャンパー」
メモリの故障が原因と思われる問題が発生した場合に、「DRAM Channelジャンパー」を使えばメモリスロットをチャンネルごとにオン/オフして、メモリを取り外すことなく問題を切り分けることができます。
UEFI BIOSを強制上書きするBIOS復旧機能「USB BIOS Flashback」
「USB BIOS Flashback」は、UEFI BIOSの強制上書き機能です。この機能では、UEFI BIOSを保存したUSBメモリをパソコンの電源をオフにした状態でUSBポートに挿し、バックパネルにあるUSB BIOS Flashbackボタンを押すだけでUEFI BIOSを強制的に上書きしてUEFI BIOSの復旧を行えます。CPUやメモリは必要なく、電源さえあればUEFI BIOSの書き込みが可能です。UEFI BIOSが起動しなくなったときに大変便利です。
製品ページURL
http://www.asus.com/JP/Motherboards/MAXIMUS-VIII-EXTREME/
- 関連タイトル:
Republic of Gamers
- この記事のURL:
(C)ASUSTeK Computer Inc.