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ASUS,カード上でRAID 0を構築したPCIe 2.0カード型SSD「RAIDR Express」を27日に国内発売
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印刷2013/07/26 11:44

ニュース

ASUS,カード上でRAID 0を構築したPCIe 2.0カード型SSD「RAIDR Express」を27日に国内発売

 2013年7月26日,ASUSTeK Computerは,ゲーマー向け製品ブランド「R.O.G.」(Republic of Gamers)のPCI Express 2.0 x2接続のSSDカード「RAIDR Express PCIe SSD」を,27日に発売すると発表した。容量120GBのSSD 2台をカード上にRAID 0構成で搭載した製品で,UEFIにネイティブ対応しているのが特徴だ。メーカー想定売価は4万円前後となっている。

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RAIDR Express PCIe SSD

RAIDR Express PCIe SSDのニュースリリース


#### 以下,リリースより ####

UEFIにネイティブ対応したPCIe 2.0 x2接続の240GB RAID SSDカード「RAIDR Express PCIe SSD」を発表

 ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は2013年7月26日,内部をRAID 0構成にすることで高速な転送速度を実現した容量240GBのSSDカード「RAIDR Express PCIe SSD」(レーダーエクスプレス)を日本市場向けに発売することを発表いたしました。2013年7月27日より販売を開始する予定です。

製品名:RAIDR Express PCIe SSD
インターフェース:PCI Express 2.0 x2
記録容量:240GB
内部RAID構成:RAID 0
連続読み出し速度:最大830MB/s
連続書き込み速度:最大810MB/s
対応OS:Windows 8/7
価格:オープン価格(予想実売価格:40,000円前後
予定発売日:2013年7月27日

内部でRAID 0動作する高速SSDカード
 本製品は,通常のSSDと同じようにOSをインストールしたりデータを記録したりすることができる,拡張カードタイプのSSDです。最大の特徴は,カード内では2台のSSDをRAID 0で動作させているということです。そのため,最大830MB/sもの高速な読み出し速度と最大810MB/sの書き込み速度を実現しています。PCからは1台のSSDとして認識されるので,RAIDカードであるということを意識せずに使用できます。

帯域1GB/sのPCI Express 2.0 x2接続
 PCとの接続は,1GB/sの広い帯域を持つPCI Express 2.0 x2で行います。マザーボード上のPCI Express 3.0/2.0 x16スロットやx4スロットに搭載して使用します。

UEFIネイティブ対応でシステムの高速起動が可能
 本製品はUEFIにネイティブ対応した拡張カードです。従来のBIOSに対応する拡張カードと比べてPOST時間を大幅に短縮しており,システムをより高速に起動することができます。また,UEFIモードとBIOSモードを切り替えるスイッチを基板上に搭載しているので,スイッチを切り替えればBIOSを搭載するマザーボードでも使用できます。

ドライバなしでOSのインストールが可能
 拡張カードタイプのSSDにOSをインストールする際には,通常はSSDを認識させるためにOSのインストール時にドライバが必要になります。本製品はドライバレスデザインとなっており,通常のSSDと同様にドライバを用意することなくOSのインストールを行えます。
※製品のパフォーマンスを最大に発揮させるためにOSのインストール後にはドライバをインストールする必要があります。

Windows 8/7環境でのTRIMコマンドに対応
 TRIMコマンドはWindows 7以降でOSに搭載された命令ですが,PCI Express接続のSSDカードは通常はSCSIインターフェースで接続するため,Windows 7ではTRIMコマンドを実行できません。そこでRAIDR Express PCIe SSDでは,インターフェースをAHCIにすることで,Windows 7でも8でも特別なドライバなどを必要とせずにTRIMコマンドを実行できるようにしています。

ノイズの影響を減らす対ノイズシールドカバーを搭載
 データ転送時のエラー発生数を減らすために,本製品には対ノイズシールドカバーを搭載しています。基板を囲む形で表側と裏側に搭載しており,エラーによる転送速度の低下を防ぎ,高い転送速度を実現しています。また,裏面のカバーは基板の熱を逃がすヒートシンクの役割も持っており,さらに基板上のSSDコントローラーとRAIDコントローラーにも大型のヒートシンクを搭載することでカード全体の温度上昇を防いでいます。

簡単にRAMディスクを構築できる「RAMDisk」ソフトを付属
 付属のRAMDiskソフトを使えば,RAMディスクをとても簡単に作成できます。RAMディスクの内容はSSDまたはHDDに自動でバックアップされ,PCの起動時に自動で復元されるので,通常のSSDやHDDと同じ使用感で使えます。また,SSDやHDD上の特定のフォルダを指定しておくと,そのフォルダの内容を自動でRAMディスク上に保存し,さらにアプリケーションからのアクセスもRAMディスク側に変更するという機能を搭載しています。たとえば,ゲームのテクスチャデータやマップデータのフォルダを指定しておけば,ゲームのデータ読み込み速度を大幅に高速化できます。

RAMディスクの最適設定を行う「SSD TweakIt」ソフトを付属
 RAMディスクの性能を最大に生かせるように自動設定を行うソフトがSSD TweakItです。自動設定を行うと,WebブラウザのキャッシュフォルダやOSのキャッシュファイルといった,快適性に大きな影響を与えるデータをRAMディスクに保存するように設定します。とくに難しい設定や作業を必要とせず,自動設定を行うだけでPCの快適性を向上できることが特徴です。また,性能と電力消費の最適なバランスをコントロールすることでSSDの性能を向上する機能も搭載しています。

SSDとHDDのハイブリッド環境を作る「ROG HybriDisk」ソフトを付属
 本製品とHDDを同時に使用する環境でROG HybriDiskを使えば,本製品の高速な転送速度とHDDの大容量記録領域という2つの利点を共に得ることができます。1度簡単な設定を行ってしまえば,あとは本製品とHDDのハイブリッド環境であるということを意識することなく,あたかも高速な大容量ドライブを搭載したかのように本製品を使用可能です。

ベンチマークソフトやSecure Eraseなどの便利なソフトを付属
 ベンチマークソフトのROG CrystalDiskMarkを付属しているので,気になる本製品の性能をすぐにテストすることができます。RAMディスクやハイブリッド環境を作成した際にもすぐに性能をチェックできるので便利です。また,本製品の記録領域の状態を初期化するSecure Eraseソフトを付属しています。新たにPCを構築する際や,新しくデータディスクとして使用したいときに使用できます。ほかには,ウイルス対策ソフトのKaspersky Anti-Virus 2013も付属しています。

スペック表
画像集#004のサムネイル/ASUS,カード上でRAID 0を構築したPCIe 2.0カード型SSD「RAIDR Express」を27日に国内発売
※製品の仕様は製品の改善のために予告なく変更することがあります。

ASUSTeK Computer 公式Webサイト

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    Republic of Gamers

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