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[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」
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印刷2007/11/10 11:27

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[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」

画像集#006のサムネイル/[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」
 G★2007においてNHNは,B2Bホールにもブースを構えており,そこでは,韓国内外のメディアに対して各タイトルの開発陣が作品について説明する機会が設けられていた。11月9日には,カジュアルレースゲーム「Go Go Xing」に関する説明会が行われたので,本記事ではその模様をお伝えする。なお,事前にブースレポートも読んでいただければ,より一層,Go Go Xingとは何ぞや? という部分への理解が深まるかもしれないが,深まらないかもしれない。

(写真中央)GameHi Paik Seung Hoon氏
画像集#001のサムネイル/[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」
 今回,説明をしてくれたのはGameHiの開発者総括を担当しているPaik Seung Hoon氏ら3名。4Gamerにも昨日Upしているプロモーションムービーの上映後,本作の概要が語られた。

 それによると本作は,物理エンジンを採用し,衝突時の挙動をリアルに表現したタイトル。近未来型のSFテイスト溢れる車は10種類(現段階では5種類のみ公開),プレイヤーが使用できるキャラクターは4種類が用意される。海や宇宙,空などをモチーフにしたマップで,ジェットコースターのようなスピードとスリルを味わえるという。
 最大8人が同時にレースに参加でき,個人戦とチーム戦でそれぞれアイテムが使用できるモードと,純粋に速さを競うモードが用意される。このほか,一人で練習できるモードや,タイムアタックモード,ゴーストとのレースが楽しめるモードなども開発中だそうだ。
 ロビーでのエモート表示のほか,メッセンジャーやクラブ機能など,プレイヤー同士がコミュニケーションを図るための仕掛けも用意されている。
 レース経験を積むにつれ,キャラクターレベルが上がっていく。キャラクターレベルは,初心者 / 中級者 / 上級者に組み分けするためのもので,それぞれの腕前に応じたゾーンが用意される。つまり,プレイヤースキルは置いておくとして,初心者が上級者が同じゾーンでレースをし,こてんぱんにのされることはないというわけだろう。
 また,グランプリやトーナメントといったモードも予定されているが,現在のところ企画を練っている段階で,内容や出場条件は未定とのこと。

 サービススケジュールは,11月中にクローズドβテストを開始することのみ決まっているが,以降は未確定。ただし,正式サービスではアイテム課金制が採用されることになっており,車種やデカール,ペイントなどのほか,キャラクターの衣装なども販売される。なお,有料の車種が無料で使える車種に比べ,圧倒的に優れた能力を持つわけではないようだ。

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画像集#007のサムネイル/[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」
 と,このあたりを知った段階で,多くの読者も「で,どのへんが新しいの?」と疑問に思うのではないだろうか。実は筆者自身,何度も本作でプレイしてみたのだが,どこを注目すれば良いのか分からなかったクチである。そこで率直に,「既存のカートゲームと比較したときに,最大のウリになるのはどこですか?」と聞いてみた。これに対する回答は,「手応えさ」というもの。手応えかあ……。
 例えば,本作ではShiftキーとカーソルキーの組み合わせで,ドリフト走行が可能だが,オンラインゲームのカートゲームとして最もメジャーなタイトルである「Kart Rider」と比較して,このドリフトの種類が豊富なのだそうだ。円形のドリフトや横ドリフトなどの存在により,コーナリングの奥深さなどが増しているということなのだろう。なお,このドリフトに関しても,物理エンジンが効いているのだとか。
 また,ドリフト時の瞬間的なブースターが2段階で用意されている点も,本作の特徴らしい。しかもこのとき,タイヤと路面の摩擦により飛び散る火花の色が,ブースターの段階によって異なるときたら……似たような仕掛けを持つオンライン対戦対応のカートゲームを,PCではなく携帯型コンシューマゲーム機で遊んだことがあるような……。

 まあ要するに,話を聞けば聞くほど,「あ,知ってる」「確かにそれは面白い(なぜなら面白さを体験しているから)」と,うなずかざるを得ないような気分にすらなってきた。
 特定のタイトルを下敷きに本作を開発したというわけではないそうだが,さまざまなプラットフォームの類似タイトルのエッセンスが,随所に詰め込まれているのは明らか。ただ,クローズドβテスト前の段階でも,これらが綺麗にまとめられているのは,プラスに評価してもいい部分かもしれない。「Go Go Xingで遊んでしまったら,Kart Riderには戻れなくなりますよ」との力強いコメントもあったのだが,確かに本作のスピード感に慣れてしまったら,既存タイトルが物足りなく思うこともありそうだ。

画像集#005のサムネイル/[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」 画像集#004のサムネイル/[G★2007#28]NHN,「Go Go Xing」のプレス向け説明会を開催。最大のウリは「手応え」

 とまあ,考えれば考えるほど悩んでしまう作品だったが,面白いか否か? という点に絞って考えるなら,面白いと思う。ただ,ゲームで遊ぶときに“新しい何か”を感じられなければ物足りないという人には,どちらかというと不向きな作品かもしれない。
 最後になるが,本作の日本を含む韓国外でのサービスについては,一切未定とのこと。まずは韓国での成果次第ということなのだろう。
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