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PCMark Vantageは,ホームエンターテイメントPCからノートPC,ワークステーション,ゲーム用PCに対応するという,ハードウェア性能テストスイートだ。Windows Vista環境でのPCの日常的な用途における総合的なPCシステム性能を計測できると,Futuremarkは主張している。
さて,PCMark Vantageに用意されるのは,「Basic」「Advanced」「Professional」,計3種類のエディションだ。
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というわけで,今回はBasic Trial Editionについて述べるが,PCMark Suiteに含まれる6項目は,下に示したとおりだ。1項目当たり2種類のテストが用意されるが,CPU+GPUといったように,基本的にはいずれのテストでも,複数のハードウェアコンポーネントの組み合わせがテスト対象となるようだ。
- Memories 1:拡大/反転/回転といった高解像度画像の処理&画像ファイルのインポート
- Memories 2:VC-1形式の高解像度ムービーをWMV9形式にトランスコード
- TV and Movies 1:VC-1形式の高解像度ムービーを再びVC-1形式へトランスコード(バックアップ)&SD品質のコメンタリ付きとなるVC-1形式のHD DVD再生
- TV and Movies 2:Windows Media CenterからのHDDアクセス&HDコンテンツ付きVC-1形式HD DVDの再生
- Gaming 1:データの解凍&GPUによるゲームの3Dグラフィックス処理
- Gaming 2:ゲームにおけるCPUの処理&同HDDの処理
- Music 1:Webページのレンダリング,MP3形式→WMA形式のサウンドファイルトランスコード&HDDからWindows Media Playerへ音楽ファイルを追加
- Music 2:WAVE形式→WMA Lossless形式へのトランスコード
- Communications 1:データの暗号化,データの圧縮&Windows Mailのコピー
- Communications 2:Webページのレンダリング,データの暗号解読&Windows DefenderによるHDDスキャン
- Productivity 1:テキスト編集
- Productivity 2:Windowsのファイル検索,Windows Mailの検索,Webページのレンダリング&HDDからのアプリケーション読み出し
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明確にゲームと位置づけられた「Gaming」に関していうと,純然たる3Dテストではなく,HDDの性能に重きが置かれているあたり,やはりシステム性能というか,全体的な体感速度が重視されている気配。「Gaming 1」で3DMark06のデモシークエンスを流用しているPCMark Vantageだが,このあたりで一線を画しているものと思われる。
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Windows Vista専用なので,対象となる読者は限られてしまうが,Vistaユーザーは,一度試してみてはどうだろうか。
●参考:各エディションの主な仕様と価格
- Basic Trial Edition:Basic Editionを1回に限り実行可能な体験版[無料]
- Basic Edition:総合スコアを計測する基本テストのみ実行可能[6.95ドル]
- Advanced Edition:HDD Suiteテストおよびテストの詳細設定変更機能追加。総合テストのほか,各テストを個別にも実行可能[19.95ドル]
- Professional Edition:Advanced Editionの全機能に加え,商用利用に向けた機能を追加[495ドル]
Build 1.0.0(including November07 hotfix)
日本時間2007年11月30日に,2007年11月版HotFixを含んだ最新版がリリースされた。詳細はニュース記事に詳しいので,ぜひチェックしてほしい。なお,本バージョンは従来のBuild 1.0.0とベンチマークスコアの互換性が保たれている。
Build 1.0.0(including 0906a update)
日本時間2009年6月2日に,「0906a」アップデートを含んだ最新版がリリースsれた。Futuremarkによると,新機器に対応したハードウェア検出コンポーネントが用意され,これまでハードウェア検出に関係して発生していたさまざまな問題が解決されているという。テストスコアに関する言及はないため,影響はないものと思われる。
Build 1.0.1.0
「『Build 1.0.1』と表記してもいい」として,日本時間2009年10月23日に公開されたのが,32/64bit版Windows 7の正式サポートが追加されたBuild 1.0.1.0だ。Windows 7 Professionalとの互換性に関する問題が解決しているほか,ハードウェア検出コンポーネントのアップデートも行われているという。なお,ベンチマーク自体のワークロードやスコアに影響はなく,Build 1.0.0で得られたスコアとは直接の比較が可能である。
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