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印刷2007/09/21 03:51

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[TGS 2007#18]ゲーマーが感じる「面倒くささ」の解消を目指したMMORPG「King of Kings:Gods of Seven Realms」

 今年(2007年)も台湾ゲーム館ブースには,台湾の作品がズラリと並んでいた。これまでの経験上,ここで展示されている作品が,その半年後,1年後に日本語化されて日本でサービスインする可能性は高い。この「King of Kings: Gods of Seven Realms」も,まだ決定はしていないが,いずれ日本サービスが行われる確率が高そうな作品だ。

 「King of Kings: Gods of Seven Realms」は,3DファンタジーMMORPG。PvE戦闘でキャラクターレベルを上げて,ゆくゆくは大規模なPvP戦闘を楽しむという,アジア産MMORPGとしてはスタンダードなデザインの作品だ。タイトルにもあるように,ゲーム中には七つの地域があり,戦争はその地域同士で行われる。最終的には世界の中央にある「眠竜城」という城の攻略/占拠を目指し,そこを攻め落とした国家は,その国家のメンバーしか入れない専用ゾーンでプレイできるようになるという。


 プレイヤーが選択可能な職業は,近接戦闘タイプの「戦士」,スペルキャスターの「法師」,ヒーラー型の「牧師」の三種類と,意外と少ないが,キャラクターは成長していく過程で二次職業,三次職業と転職を繰り返していく。最終的な職業としては27種類が用意されている。ステータスポイントの振り方や技能の取り方にもある程度のフレキシビリティを持たせているため,クラスの豊富さとあわせて,個性的なキャラクターを作成可能になっているとのことだ。

 クエストも豊富に用意される。MMORPGには,キャラクターを成長させるために延々とモンスターを狩り続けなくてはならないものも少なくないが,本作ではクエストから多くの経験値が得られるため,基本的にはクエストでキャラクターを育てていくプレイになるとのこと。
 ユニークなのは「知力テスト」というクエストの一種。これはいわゆる“クイズ”で,正解するだけで経験値がもらえるという,キャラ育成にはとても便利そうなシステムだ。とはいえ,ずーっとクイズだけでキャラ育成というのはできないようで,知力テストは一日にできる回数の上限が決められているという。ただ,“その回数を増やせる課金アイテム”というものが存在するそうだ。

 目的地を指定すれば,その場所までキャラクターがオートで歩いていくという自動移動のシステムが備わっているというのは興味深い。目的地の指定はクエストログからも行えるとのことで,クエストの目的地を探してうろうろと歩き回る面倒くささとは,本作は無縁であるらしい。さらにちょっと驚いたことに,このゲームには「自動狩り」の仕組みも実装されていて,ちょっとした設定をした後にキャラクターをフィールドに放っておくと,周辺のモンスターを自動的に倒し,戦利品を集めてくれるという。人気のスポットではどんな光景が繰り広げられることになるのか,これもまた非常に興味深い。

 さらに本作を特徴づけるフィーチャーとして「妖精システム」が挙げられる。すべてのプレイヤーは旅の道連れである小さな「妖精」を連れている。妖精はヘルス回復などのサポートをしてくれるほか,ログアウトするときに友人プレイヤーに託しておけば,その友人プレイヤーが稼いだ経験値が,ログアウト中のマイキャラクターにも自動的に入ってくるという。

 またこの作品では,課金アイテム購入用の有料貨幣と,インゲームでモンスターなどを倒したときに得られるゲーム内貨幣が,基本的には別のものとなっているが,それがシステム上で両替可能であるという。この仕組みのため,通常は有料貨幣でないと買えないアイテムでも,がんばり次第では無料で入手できるそうだ。

 開発ステータスとしては,もうすぐ社内で技術テストが始まるという段階で,ホームグラウンドの台湾では2008年1月にクローズドベータテストが行われる予定だ。
 多くのゲーマーがMMORPGでしばしば感じるであろう「面倒くささ」の解消を目指す,さまざまなシステムを盛り込んだこの作品は,プレイヤーにどう受け止められていくのだろうか。注意深く見守りたい。

  • 関連タイトル:

    King of Kings: Gods of Seven Realms

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