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7月17日全国公開予定の「エアベンダー」の日本語吹き替え版の監修を,コーエーのシブサワ・コウ氏が担当。<超>日本語吹き替え版とは何か
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印刷2010/06/10 10:00

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7月17日全国公開予定の「エアベンダー」の日本語吹き替え版の監修を,コーエーのシブサワ・コウ氏が担当。<超>日本語吹き替え版とは何か

 7月17日に全国公開される,M・ナイト・シャマラン監督の最新作「エアベンダー」。かつて世界は気,水,土,火という4つの王国によって調和が保たれていたが,やがて火の国が反乱を起こす。100年にわたる戦乱が続いたが,伝説によれば,4つのエレメントを操る「アバター」だけが世界に調和を取り戻すという。かくして,世界を戦乱から救う最後の希望は,気の国の生き残りであるわずか12歳のアバター,アンに託されたのだ……という物語のファンタジー映画だ。「シックス・センス」「サイン」,そして「ハプニング」など,独自の世界観を映像化するシャマラン監督の最新作であり,また,視覚効果をスター・ウォーズシリーズで知られるILMが担当しており,そのへんの興味を持っている人も多いだろう。

画像集#002のサムネイル/7月17日全国公開予定の「エアベンダー」の日本語吹き替え版の監修を,コーエーのシブサワ・コウ氏が担当。<超>日本語吹き替え版とは何か

 とはいえ,なんでここで映画の話題を取り上げるのかといぶかる人もいるはずだが,そういう人もぜひ安心してほしい。というのも,この作品の日本語吹き替え版の監修をシブサワ・コウ氏が担当しているというのだ。シブサワ氏といえば,信長の野望シリーズや三國志シリーズという日本のゲーム史上における,エポックメイキングな作品を制作したコーエーの伝説的プロデューサー。
 リリースによれば,<超>日本語吹き替え版となる今回のエアベンダーは,シブサワ氏がゲーム制作で常に意識する「没入感」を前面に出し,ゲーム開発で培ったノウハウによって観客を登場人物に感情移入させ,物語に没頭させるという。気の国の城が戦乱で燃え落ちるとき「お殿様,落城でございます」とは言わないだろうけど,これはゲームファンにとって期待できそうな気がする。

 リリースでシブサワ氏は「私の初の試みである洋画の日本語吹替え版監修。しかし,そこに抵抗感はなかった。なぜなら,私の世界であるゲームも,また,それが映画の世界でも,追及することは一つ。エンターテインメントとして,それをいかに堪能できるか、その世界に入り込めるか,であるから。アクションはよりダイナミックに,ドラマはよりエモーショナルに,画面に没入する感覚を堪能してほしい」とコメントしている。シャマラン監督とシブサワ・コウ氏という,異色すぎるこのカップリングをお楽しみに。
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