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インディーズゲームの小部屋:Room#244「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI」
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印刷2012/08/22 10:00

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#244「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI」



 先日,またしてもすでに持っている本をもう一度買ってしまうという失態を犯し,思わず身悶えた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第244回は,PROJECT YNPの“超音速3Dレーシングゲーム”「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI」を紹介する。まあ,同じゲームをうっかり2本買ってしまうこともあるので,それに比べれば大したことはないさ……。うう。

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 さて本作は,タイトルからもお分かりのとおり,1991年に放映されたTVシリーズから,2000年に発売されたOVA「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN」まで,10年間にわたってシリーズ展開されていたアニメ,「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」を題材にしたレーシングゲーム。いわゆる版権ものにあたる作品だが,特筆すべきはサンライズの正式な許諾を得て制作されている点だ。

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 シングルプレイ用の主なゲームモードとしては,任意のコースとサイバーマシンを選んで各コースのベストタイムに挑む「TIME ATACK」と,世界の強豪を相手にチャンピオンシップでトータルポイントを競う「CHAMPIONSHIP」の2つがあり,記録したゴーストデータとレースを行う「VS GHOST」モードも用意されている。また,専用ロビーを備えたネットワーク対戦モードでは,最大16名での対戦を楽しめる。

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 ゲームには,原作でおなじみの「v-アスラーダ」「凰呀(オウガ)」「ガーランド」「シュピーゲル」といった9種類のマシン(カラーリング違いを含む)と,「ニセコ」「バルセロナ」「ベルリン」「シドニー」「新東京GIO」の5つのサーキットが収録されており,ゲーム中のBGMには原作の曲を最新アレンジしたものが使われているなど,ファンにはたまらない作り。さらに,本作オリジナルのテーマソング「BRAND NEW RAINBOW」を,あの影山ヒロノブ氏が歌っていたりと,かなり気合の入った内容だ。

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 また,河森正治氏によってデザインされたサイバーマシン群を細部まで再現した3Dモデリングと,美麗なグラフィックスも本作の大きな魅力。v-アスラーダやシュピーゲルの変形機構や,イシュザークのローリングコックピット,そしてブーストを使用した際の各種エフェクトもバッチリ再現されており,ホームストレートでの最高速度が瞬間的に700km/hを超えるマシンもある。サラマンダーより,ずっと速い!!


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 そんな桁外れの性能を秘めたサイバーマシンによる超高速バトルが特徴の本作だが,ゲーム内容はマシンの性能に頼った大味なものではなく,ライバルとの駆け引きや,コンマ1秒を争うコーナーリングがしっかり堪能できる本格的なレースゲームになっている。操作方法も,各マシンにマニュアルとオートマチックの2種類が用意されているだけでなく,初心者向けのアシスト機能として,原作にも登場する人工知能サポートシステム「サイバーシステム」を搭載している。

 これは,コーナーの手前で自動的に適切なブレーキングを行ってくれるというもので,オートマチック操作と併用すれば,ほぼアクセルべた踏みでもプレイできる優れもの。サイバーシステムは任意でオフにもできるので,ゲームに慣れてきたら,すべて自分で操作することも可能だ。初心者から上級者まで,サイバーフォーミュラファンはもちろん,レースゲームが好きな人なら間違いなく楽しめる1本なので,興味を持った人はぜひどうぞ。そんな本作の製品版は,2940円(税込)にて発売中だ。

■「新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN DREI」公式サイト
http://www.project-ynp.com/product/cf/

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