連載
インディーズゲームの小部屋:Room#70「Chalk」
自機の移動はW/A/S/Dで行い,マウスを左クリックしながらドラッグすることで線が引ける。ちなみに,自機の操作は右クリックのドラッグでも代用できるので,その気になればマウスのみでも遊べるが,その場合,肝心のドローアクションがおろそかになってしまいがち。移動はキーボードで行うほうが効率がよさそうだ。
とはいえ,チョークで線を引くといっても,無制限にできるわけではない。線を描き始めると画面上部にバーが表示され,あっという間に短くなっていく。一度に線を引けるのは,このバーがなくなるまでの短い時間なので,素早く的確なマウスさばきが必要だ。今回もプレイムービーを用意したので,実際のゲームシーンを確認してみよう。
本作をジャンル分けすれば,一応シューティングゲームということになるのだろうが,ご覧のとおりゲームシステムはかなり個性的。思いどおりの線が引けて,次々と現れる敵や障害物をまとめて消せたときの気持ちよさはなかなかのもので,黒板にチョークで描いたようなモノトーン調のシンプルなグラフィックスも,ゲームの雰囲気とマッチしていて魅力的だ。本作は,作者のサイトでフリー公開されているので,ありきたりのシューティングゲームでは物足りないという人はぜひお試しあれ。
■「Chalk」公式サイト
http://www.konjak.org/chalk.htm- この記事のURL:
キーワード