連載
インディーズゲームの小部屋:Room#11「MONSTER」

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タイトルのとおり,本作に登場するキャラクターは,1体を除いてすべてモンスター。何が起こったか分からないうちに人間達の姿が消えてしまった世界で,残された魔物達が戦いを繰り広げるという設定だ。本作は,複数のクリエイターによって生み出されたキャラクターを,格闘ゲームとして世に送り出そうという企画のもとで制作されたゲームで,雰囲気の異なるさまざまなデザインのモンスター達が登場する。
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基本的な操作は,8方向レバーによる移動や防御と,「弱攻撃」「中攻撃」「強攻撃」,後述する「シフト」の四つのボタンで行う(ゲームパッドでの操作を推奨する)。本作で特徴的なのは,キャラクター選択時に,安定性重視の「Tranquility」,機動性重視の「Freedom」,攻撃力重視の「Monster」の,3タイプの攻撃スタイルから一つを選択できる点だ。そして,通常状態から,これらの攻撃スタイルへの変更を行うのが「シフト」ボタンというわけだ。
攻撃スタイルの変更は,時間と共に徐々に増加していく「シフトゲージ」が100%になったときに可能で,シフトを行うと同時にシフトゲージは減少していく。シフト状態はゲージがなくなるまで継続され,この間だけ,通常時より強力な攻撃が行えるようになり,選択した攻撃スタイルに応じたさまざまな特性の恩恵が受けられるのだ。一部例外はあるが,3タイプのシフト時と通常時では,キャラクターや必殺技の性能がそれぞれ大きく異なっているので,何度か試してみて自分のスタイルに合ったものを選ぶといいだろう。
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上述のように,シフトを行うことで一時的に能力を向上させられるのだが,もう一つメリットがあり,それはシフトを行うと「レベル」が一つ上昇するという点だ。レベルは簡単に言ってしまうと,超必殺技を使用するためのストックで,最大3レベル分のストックが可能となっている。
また,本作でもう一つ特徴的なのが「パワーブレイク」システムだ。本作では,連続攻撃を決めたり,相手の攻撃を防御したりすることで“ポイント”が蓄積されていき,お互いの攻撃がぶつかり合ったときに,ポイントが少ないほうのガードが粉砕されてしまう。これがパワーブレイクと呼ばれる状態で,打ち勝ったほうは双方のポイントを合わせた数だけ,無条件に相手を攻撃できる。
本作には非常に使いやすい通信対戦機能が用意されており,相手のIPアドレスを意識することなく気軽に対戦できるのは特筆すべき点だ。自分がホスト側(待ち受け側)になる場合にはポート開放などの手順が必要だが,ホスト設定をしている人に自分から対戦を申し込む場合には何の設定も必要ない。また,一度ホスト設定を行っておけば,自分が一人プレイ中でも対戦者からの申し込みを受け付けてくれる。ネット対戦をバリバリ行いたい人にとっては非常にありがたい機能だ。
ただ,通信対戦機能は充実している半面,メニューには用意されているストーリーモードなどが,現時点(2007年9月14日時点)では未実装なのが残念なところだ。ストーリーモードなどの実装は,今後パッチによるアップデートが予定されており,10月には大きな改変を含んだ新パッチの公開が予定されているとのこと。
8105graphics.の公式サイトでは,本作の紹介ムービーが公開されているほか,体験版もダウンロード可能となっている。体験版では,使用可能キャラクターが5体に制限されており,製品版とのオンライン対戦はできない(体験版同士は可能)。製品版は1365円(税込)で発売中なので,気に入った人は公式サイトで取り扱いショップを確認してほしい。
■8105graphics.公式サイト
http://members.jcom.home.ne.jp/8105/![]() |
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