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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」
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印刷2017/08/03 14:37

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」


著者近影
 何度も言っておりますが,私,プロレスラーなんですよ。こんにちは。男色ディーノです。ゲイという性的嗜好を生かしてプロレスをヤっています。
 ということは,この連載にしてもそうなんだけど,エンターテイメント産業の端くれで賃金を得て生活させていただいているってことなんですね。そこで今回は,こちら側――エンターテイメントを提供する側のジレンマについて語ってみたいと思っております。それではお読みください。男色ディーノで,「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」。

 吾輩はタチである。名前はまだない。いや,あるけど。ゲイムが好きなゲイのプロレスラーだ。齢40にして,最近エンターテイメントについてよく考える。ファンは一体何を見ているのだろう? と。
 私も人前に出るお仕事をしているものだから,少なからずファンはいる。しかし,私は根本的に「私なんてしょうもない人間に注目してくれなくても……」という気持ちを持っている。これは「ファンなんていらない」と思っているのではない。本気で「そんな大層な人間じゃないよ」と思っているのである。
 しかし一方で,自分のプロレスの試合に対する一定の自信も持っている。自分にしかできない試合,ほかでは見ることのできない試合,風変わりな試合……そういう,独特の試合=商品を提供している自負はある。
 つまるところ,仕事人としてそれなりの自負は持っているけれども,人間としてはしょうもないヤツだからファンがいるなんておこがましい,と思っているのである。そして,究極的には私のファンじゃなくてもいいんで,私が提供する商品のファンであってほしいと思っている。
 しかし,それが私のエゴだということも分かっている。なぜなら,見るほうは自由に見ていいのだから。例えば数千円のチケットを買ってプロレスを見に来たとする。あとは,どう見ようと自由なのだ。
 選手の股間を凝視してもいいし,半裸の男たちが照明の当たったリングで絡み合う姿を楽しんでもいい。写真を撮るのが好きだという人だっているだろう。もちろん,純粋にプロレスが好きで見に来ている人だっている。それこそ,好きな選手がいるからその人目当てで,というケースだってある。
 動機は何だっていい。純粋にプロレスを見ている人が上で,そのほかが下だなんていう序列などない。だから,提供者である私が見に来てくれる顧客に対してどうあってほしいかなどを求めるのは,エゴだと思っている。
 それは大前提なのだが,その上で。提供者である選手も人間である。そこに,人間としての意思がある。例えば,見てほしい部分ではないところで盛り上がられてしまうと,提供者は悩んでしまうケースがある。工夫して提供した部分ではなく,どうでもいいと思っていた部分で反響があると,自分がした工夫は何だったんだろう,と思ってしまうのだ。それも仕方がない。だって,人間だから。盛り上がったけど釈然としない,いわゆるジレンマってやつだ。
 実は,私に言わせるとこれが罠。工夫が報われないと,工夫をやめてしまう人が出てきてしまうのである。結果,盛り上がってくれる相手に対してのみ提供する商品になってしまう。
 ここもジレンマで,盛り上がってくれる人も大切にしなければならない。だって,数千円の投資をして盛り上がりを購入してくれているのだから。ただ,さらなる拡大を狙うならば,それにさらなる何かをプラスしなければならない。そのうえ,足した何かの方向性が正しくないと広がらない。
 つまり,ジャンルによって規模はまちまちではあるが,トップに立つ人,もしくはそれをコントロールする人は,目立たないながらも正しい工夫を続けてきた人,ないし組織なのである。そこには努力だけでなくセンスも問われることは言うまでもない。
 で,何が言いたいかというと,当たり前のように面白いコンテンツは,実は当たり前ではない何かを積み続けている。その結果が“当たり前のように面白い”につながっている。提供するほうだって人間だから腐ることだってある。でも,腐っても腐らなくてもどっちでもいいから,結果として雑念や雑音に惑わされることなく,正しく積み重ね続けられる人間こそが,そのジャンルのトップに立てるのだ。提供する側も,顧客も人間。だからエンターテイメントは面白いのである。

PlayStation 4版「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」
 「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」PlayStation 4 / ニンテンドー3DS),当たり前のように面白いわ。
 最初は私の中に,「もともとドラクエシリーズが好きだから,今回も必要以上に面白く感じているだけなんじゃないか」という思いがあったのよね。ドラクエだったらたとえどんな内容であっても,面白いって感じちゃうんじゃないか,という。正直,もはや好きすぎて客観的に見ることはできないけども,たぶん面白い。めちゃくちゃ面白い
 何よりも,戦闘に飽きない。これがデカいと私は思っていて。今回は意図的に事前情報を極力入れずに遊び始めたんだけども,きっとものすごく工夫されているんだと思う。ドラクエでっていうよりも,RPGで一番頻繁に発生するがゆえに作業的になりがちなのは戦闘でしょ? そこを飽きさせないっていう工夫。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」

ニンテンドー3DS版「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」
 国民的なゲイムであるドラクエは,ドラクエであるための工夫を積み重ねてきた結果,ドラクエなの。ドラクエという看板にあぐらをかく気なんてない。そのことがちゃんと伝わってくるのよ。なので,めちゃくちゃ本業の試合数が多いこの時期に,プレイ時間は3日間で16時間という危険な数値を叩き出しているわ。それほど面白い。本業に支障が出たらドラクエのせいになってしまうから,いつも以上に本業にも集中しなきゃって気になるしね。
 今,私はドラクエ中心に生きています。環境が整っている人はぜひ。私はこれ書いたらまたすぐに試合会場に行って,それが終わったら即帰宅する予定。体験できるならしといたほうがいい楽しさですよ。このペースならばきっと来週もドラクエについて書きそうな気がするけども,また来週!

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第441回「当たり前のように面白い」

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
PlayStation Vita:「GOD WARS 〜時をこえて〜
Nintendo Switch:「ARMS
ニンテンドー3DS:「Ever Oasis 精霊とタネビトの蜃気楼
iOS:「クラッシュ・ロワイヤル

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,8月5日まで,新宿FACEにて「闘うビアガーデン2017」を連日開催中。そして8月6日には,ディーノ選手は岐阜県に移動し,「全国エンタメまつり」のハムスターブースでステージイベントに出演するのだそう。新幹線移動に備え,「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」のニンテンドー3DS版を追加購入するかどうかで悩んでいるとのことでした。
  • 関連タイトル:

    ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

  • 関連タイトル:

    ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

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AD(最終更新日:2017/12/01)
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