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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」
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印刷2014/06/26 17:17

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」


著者近影
 「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜」が面白い。今週はもうこれに尽きるわね。以下は読まなくていいってぐらい,剣の街の異邦人が面白い。それではまた来週!


 ……というのでは,さすがに職務放棄になるのでもうちょっと書くけども。イヤ,とにかく面白いのよ。久しぶりにXbox 360でプレイしたタイトルなんだけどね。Xbox 360用のダンジョンRPGに対して,私,やたらと信頼している節があるのよ。何となくなんだけど。で,今回もプレイしてみたらやっぱり面白かった。
 先週はニンテンドー3DSで「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」をヤって,今回もジャンルとしては同じダンジョンRPG。なんでまた? って思われるかもしれないけど,私,ダンジョンRPGが好きなんだと思うのよ。
 ただね……昔を振り返ってみると,「ウィザードリィ」は一応プレイしたけど,それほどグッとは来なかった。でも,友達の家でセガ・マークIIIの「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」をヤったのが印象に残っていて。これ,なぜかアクションとアドベンチャーと3Dダンジョンがごちゃ混ぜになったゲイムでね。ストーリーはぶっちゃけよく覚えてないし,何ならストーリーなんてあろうが無かろうがゲイムに何ら影響を与えないであろう展開だった気がするわ。覚えているのは,アドベンチャーパートで学園の教室の黒板を「たたく」と隠し金庫が出てくるっていうことくらい。
 なんでそうなるのかってことは,一プレイヤーだった私ではちょっと分からない。ともかく,八つほどコマンドがあったのに,ほとんど「たたく」しか使わなかった印象しかない。そんなゲイムだったけど,いまだに頭の中には残ってるんだから,エンターテイメントとしては優秀だったんじゃないかしら。あくまで長い目で見たら,だけど。

 ところで,エンターテイメントって,提供する側の志をどこに置けばいいのか難しいわよね。面白いものが必ずしも心に残るとは限らない。面白いとは言えなくても,心に残る場合は確実にある。どちらを志すのが正解なのか。今の私に答えは出せないわ。でも“面白いもの”にも種類があって,ただ単純に楽しめるだけのものもあれば,何かしら心に訴えてかけてくるものもある。
 ゲイムだってそうでしょ。パズルや音ゲイなんて,基本的にメッセージ性なんてないじゃない。かと思えばRPGやアドベンチャーゲイムのようにストーリーがあって,プレイヤーに何かを問いかけてくるような作品もある。
 もちろん,どちらがいいとか悪いとかじゃない。選ぶのはプレイヤーなわけで,作り手としては選んでもらえるようなポイントをいかに作るか,という点に留意したほうがいいんでしょうね。乱暴に言えば“作り手の志”なんてものは,お客さんに直接は関係ないわけだから。そう。志を持ってゲイムを作るっていうのは,あくまで作品に対する姿勢。受け手であるプレイヤーには,本来関係ないものなの。
 もちろん,クリエイターのそういう姿勢が好きで買う人もいるでしょう。でも,クリエイターの志をくむかどうかはプレイヤーが判断すればいいことであって,提供する側が押し付けるものじゃないと思うのね。
 プロレスに言い換えても,努力してるかどうかなんてお客さんには関係ない。というか,努力って何? とすら私は思う。そんなもん,みんなしてるって話ですよ。そもそも,努力の量も質も比べられない。結果を出すための努力ですから。自分で努力を努力だと思ってるうちは,たぶんそれって努力ではない。“いい試合をすればお客さんは入る””いい作品を作れば売れる”。これは,正しくもあり間違いでもある。ビジネスにおいては,の話ね。
 私が思うに,エンターテイメントにおいてのモノが売れるか売れないかっていうのは,“お客さんにとってお金を払うメリットを提示できるかどうか”。これに尽きるのよ。つまり,お客さんが選ぶためのポイントを作れるかどうか。
 確かに作るものは作品で,届けるのは志なんだけども。でも,志を売ってるんじゃない。売るものはあくまで商品なのです。いい作品を作るまでの労力と,商品を売るために費やす労力は別物なの。物質としては同じものでも,性質までがごっちゃになるからややこしい。作品と商品は同じものでも別。だから,“いいものは売れる”は正解であり,間違いでもあるのです。
 うん,まさか私もスケバン刑事IIからこんな話の転がり方をするとは思わなんだ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」
 とにもかくにも剣の街の異邦人がやたら面白いってことだけなんですよ,今週言いたいのは。で,私はダンジョンRPGが好きなんだ,ということを再確認したって話。
 ペルソナQもね,これはこれでちゃんと面白い。そこは先週紹介したとおり。では,剣の街の異邦人の何が面白いかというと,これはもう,無駄がないところ。とにかくダンジョンに潜っては帰るの繰り返し。この作業感がたまらん。で,作業を繰り返すに当たっての無駄が一切ない。
 まず,なんでわざわざ作業をしたくなるかというと,ちょっとずつ強くなるから。強くなる方法というのは,レベルアップと装備品の増強なんだけど,レベルアップは時間をかけるしかないこともあって,装備品がポイントとなるわけです。
 このゲイムならではのシステムとして「待ち伏せ」があるのね。これは,待ち伏せたら宝箱を持った敵が出現して,それを倒すと装備品を手に入れるというもの。これが楽しい。このゲイムの面白味の大半だと言っていいかもしれない。つまりこのゲイムの作業とは,より良い装備品を手に入れるためのものであるとも言えるんじゃないかしら。


男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」
 ただ,その作業がすんなりいくわけでもないのがこのゲイムの憎いところで。たまにアホみたいに強い敵が出てくるのよ。で,無慈悲にも仲間が死んじゃう。で,死んじゃうと大金か時間のいずれかをかけて死んだキャラを復活させる必要があるわけ。だから,死がほかのゲイムに比べて重いのね。
 良い装備っぽいものを手に入れたはいいけど,仲間が死んでしまった。その際にリセットするかどうかで葛藤してしまうのよ。そういう面白味のゲイム。
 あとは,戦闘が早送りできたり,すでにマッピングされた場所になら高速移動が可能だったり。繰り返しダンジョンに潜るストレスが限りなく少なくなるように作られているわ。だから,何度も潜れちゃう。
 ホント,個人的には久々のスルメゲイム。プレイできる人はプレイしたほうがいいよ。面白いから。ヘタすりゃ上半期で一番好きなゲイムかも

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第286回「『剣の街の異邦人』が面白い」

 ここまで言えば,とりあえずは職務放棄にはならないかしらね。イヤ,本当に簡単に言うと「面白い」ってだけなのよ,剣の街の異邦人は。ただ一つ難点を言えば,なかなかゲイムショップに置いてなかったってところぐらい。
 3日間ほど知っているゲイムショップで探したんだけど全滅。結局は家電量販店で買っちゃった。まあ,Xbox 360を取り巻く現状を考えると,しょうがないっちゃしょうがないんだけど。
 でも,私の中でXbox 360用にリリースされてきた数多くのタイトルの中で,イチオシといえるんじゃないかってぐらい楽しんでいるわ。だからホントにプレイしてみてほしい。年度内にはPlayStation Vita版「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」も出るらしいけどね。
 ひとまずは職務をまっとうした気分でまた来週!

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー
PlayStation 3:「魔都紅色幽撃隊
PlayStation Vita:「Winning Post 8
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「The Wonderful 101
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,今週末(6月29日)に後楽園ホール大会「KING OF DDT 2014」を開催します。「KING OF DDT」とは,8月に予定されている両国国技館大会のメインイベントに立つ選手を決めるトーナメントですが,ディーノ選手は早々に敗退しているため,後楽園ホール大会では高木軍 vs. マイケル軍イリミネーションマッチに出場することに。この試合についてディーノ選手は,「ただの消化試合だと思ったら大間違いよ。観た人みんなが泣くような試合をヤるから」と,力強く語っていました。
  • 関連タイトル:

    剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

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