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「Fallout」に関するすべての権利がBethesda Softworksへ。Interplayの「Fallout Online」プロジェクトは消滅
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印刷2012/01/10 18:27

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「Fallout」に関するすべての権利がBethesda Softworksへ。Interplayの「Fallout Online」プロジェクトは消滅

 「Fallout」シリーズの知的財産権に関する,実に3年にわたる裁判が決着し,Falloutシリーズの新作開発に関するすべての権利がBethesda Softworksに帰属することが決まった。これは,Bethesdaの親会社であるZenimax MediaとInterplayの協議によるもの。

画像集#001のサムネイル/「Fallout」に関するすべての権利がBethesda Softworksへ。Interplayの「Fallout Online」プロジェクトは消滅

Fallout MMO Rights Restored to Bethesda Softworks in Interplay Litigation


 初代Falloutは,Interplayが1997年に発売したRPGだが,同社は資金繰りの悪化によって2004年に一時閉鎖を余儀なくされた。閉鎖に際して,同社の持つすべての知的財産権が債権者によって切り売りされたのだが,そのとき,Falloutに関する権利を買い取ったのがBethesdaだった。しかし,Bethesdaが2008年に「Fallout 3」PC/PlaStation 3/Xbox 360)を発売する直前,復活したInterplayがオンライン版Fallout「Fallout Online」の制作を発表する。
 つまり,Falloutの知的財産権のうち,オンラインゲームに関するものだけは彼らの手に残っていたようだ。しかし,Fallout Onlineには債権者から「2009年までに3000万ドルの利益を確保すること」といった厳しい条件が付けられており,2009年にようやくβテスト受付の開始を告知していたInteplayは当然ながらそれには間に合わず,しかも同社は再び経営難に見舞われていた。

 今回の和解によって,Falloutに関するすべての権利がZenimax,つまりBethesdaに帰属することになり,Interplayはその見返りとして200万ドルを受け取り,「Fallout Online」の開発は中止する。ただし,「Fallout」「Fallout 2」,そして「Fallout Tactics」といった旧作の販売権は,2013年12月までという期限付きだが,Interplayの手に残されるという。

 これにより,Bethesdaは自由にオンライン版Falloutを開発できる状況になったということも言えるだろう。実現すれば,かなりの注目を集めそうだが,「The Elder Scrolls V: Skyrim」のDLCなど,やるべき仕事も多いようなので,発表されるとしても,かなり先のことになるだろう。
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