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デザインを一新したオンライン配信システム「Steam」のクライアントをちょっと拝見
新しくなったSteamは,黒とダークグレイを基調としたカラーリングに変更。デザインも一新され,よりシンプルでクールな印象を受ける。
インストールされているゲームの一覧を表示するゲームリストは,まるでiTunesのように大きなアイコンで表示することができるようになり(今までのようなリスト表示も可能),従来と同様,これまで何時間プレイしたかといった情報や,そのタイトルに関するニュース一覧などの表示もできる。
フレンド関連では,登録している友人が購入したゲーム,いま何のゲームをプレイしているかといったことが,新デザインでより分かりやすくなったような気がする。ゲームのダウンロード状況がグラフで表示されるようになるなど,全般的な使い勝手の向上を目指したValveの意図は実現されていると思う。まあ,このあたりは個人の感じ方ではあるけど。
目に見えないところでは,これまでのSteamが「Internet Explorer」ベースのエンジンを使っていたのに対し,新しいSteamでは「Google Chrome」などで使われている,アップルの「Webkit」エンジンが採用されている。これにより,パフォーマンスの向上や安定性の改善が図られているとのことである。
現在Steamを使っているユーザーなら,誰でもパブリックβテストに参加して,新しくなったSteamを体験できる。新クライアントのダウンロードは,Steamの「設定」メニューから「Betaへの参加」を選べばOKだ。クライアントのダウンロードからインストール,新Steamの起動までは数分で終わるはずだ。
なおパブリックとはいえ,まだβ段階であり,当然ながら不具合の発生する可能性もある。フレンドリストが消えてしまったとか,ゲームの再インストールが必要になったとか,動作が重いなどといったウワサもチラホラ聞こえてきたりするので,導入してみようという人は,あくまで自己責任でどうぞ。
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