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印刷2013/12/21 12:00

広告企画

【PR】SteelSeriesの最新ヘッドセット「Siberia Elite」に驚いた件。そのポテンシャルは価格を大きく超える


SteelSeries Siberia Elite
メーカー:SteelSeries
問い合わせ先:窓口一覧ページ
直販価格:2万2800円(税込)
SteelSeries
 もはや知らない人のほうが多いかもしれないが,ゲーマー向け周辺機器メーカーのビッグネームであるSteelSeriesはもともと,Siberia(シベリア)という白い外観のヘッドセットシリーズで知られるメーカーだった。往時の面影は,今でもSteelSeriesの製品情報ページやサポートページで,マウスやキーボードを従え,ヘッドセットが一番上に並ぶあたりに確認できるが,「まずマウスがあった」タイプのゲーマー向け周辺機器メーカーとは,スタート位置が決定的に異なるのだ。

 そしてこの冬。SteelSeriesの源流から連なるSiberiaに,新たな動きがあった。最新世代の最上位モデルとなる「SteelSeries Siberia Elite」(以下,Siberia Elite)が発表されたのだ。Siberiaシリーズに完全新作が登場するのは,実に4年ぶり。Siberiaシリーズの基調色となる白と,より一般的な黒の2ラインナップで用意されるSiberia Elite(シベリアエリート)のうち,4Gamerでは今回,シリーズ伝統の白モデルを入手できたので,“SteelSeries保守本流”の最新作が持つ実力をチェックしてみよう。

製品ボックス。高級感のあるパッケージングだ
SteelSeries SteelSeries


Siberiaらしさを保ちつつ,接続性と機能が

イマドキなものとなったSiberia Elite


SteelSeries
 まず基本的なことを確認しておくと,Sibeiaシリーズは,「音楽にも,ゲームにも向く」とされる,ワイヤードタイプのヘッドセットシリーズだ。ゴリゴリのゲーム用チューンがなされているわけではないため,オールマイティに使えるというのがウリとなっている。
 その最新作となるSiberia Eliteは,PCやMac,Android端末,iOS端末に正式対応。本体から伸びる平打ち麺のようなケーブルの先が,一部のコンパクトデジタルカメラで採用例の見られるUSBコネクタと同型のコネクタになっていて,この先に何を差すかで,Siberia Eliteは,正式対応とされるものだけでなく,さまざまなサウンド出力デバイスに対応可能なのだ。

Siberia Eliteと付属品一式。マニュアル,SteelSeriesロゴステッカーのほかに,USBサウンドデバイスと変換ケーブル2種,そして専用コネクタの延長ケーブルが付属する
SteelSeries
 実際のところ製品ボックスには,USBサウンドデバイス「USB Soundcard V2」と,PCとのアナログ接続用となる3極×2仕様の3.5mmミニピン変換ケーブル,モバイルデバイスとのアナログ接続用となる4極×1仕様の3.5mmミニピン変換ケーブルが付属する。
 たとえば自宅ではPC,外出時はモバイル端末&ポータブルゲーム機で使いたいなら,USBサウンドデバイスもしくは変換ケーブルだけ出力デバイス側に差しておくのもアリだろう。

Siberia Eliteの接続イメージ。PCとはUSBサウンドデバイスもしくは3.5mmミニピン×2の変換ケーブル経由,モバイル端末やポータブルゲーム機とは3.5mmミニピン×1の変換ケーブル経由でそれぞれ接続できる
SteelSeries SteelSeries SteelSeries

 このうち,USB Soundcard V2との接続時は,USB経由で十分な給電があることから,エンクロージャ(※耳を覆う部分)に埋め込まれたLEDイルミネーションがリング状に光るギミックも楽しめる。色は標準だとオレンジだが,後述するソフトウェア「SteelSeries Engine 3」から自由に選択可能だ。

LEDイルミネーションの色は自由に変更できる。写真は左から順に,白,緑,赤,青,水,黄をそれぞれ選択したところ
SteelSeries SteelSeries SteelSeries SteelSeries SteelSeries SteelSeries

USB Soundcard V2
SteelSeries
 Siberia Elite自体は2chステレオのヘッドセットだが,USB Soundcard V2がDolby Laboratories(ドルビー。以下 Dolby)の技術を用いて,バーチャル4サラウンドサウンドヘッドフォン機能を利用できる点も押さえておきたい。
 USB Soundcard V2は,Dolbyのステレオ・トゥ・サラウンド技術「Dolby Pro Logic IIx」を用いることで,2chステレオや(PCゲームなどの)5.1chサラウンドを,7.1ch化。そのうえで,「Dolby Headphone」を使って仮想的な5.1ch音場を持つ2ch化し,Siberia Eliteへ出力するという流れだ。

SteelSeries
 極めて特徴的な接続仕様を優先して紹介したが,本体の基本仕様も細かくチェックしておこう。
 その形状は,2004年に登場した初代Siberiaこと「Siberia Full-size Headset」から引き継いだオーバーヘッド型だ。2つのエンクロージャを柔軟性のあるアーチがつなぐ点や,アーチから独立した形でヘッドバンドが用意される点,左耳用エンクロージャにはブームマイクをしまえるようになっており,使うときだけ引き出せるという,初代Siberiaにあった特徴は,Siberia Eliteでもそのまま受け継がれている。

ブームマイクは左耳用エンクロージャから引き出すと利用できる
SteelSeries SteelSeries

SteelSeries
 ただ,アーチとエンクロージャ(≒筐体)の設計は大きく変わった。最大の違いは,見るからに大きな,そのサイズだ。実測36mmの厚みがあるイヤーパッドが組み合わせられた,直径同100mmの大型エンクロージャは,金属製アーチによって,しっかりと連結されている。見るからに丈夫そうだが,実際,装着すると,しっかりした側圧で頭に固定される印象がある。
 一般論として,密閉型エンクロージャは,側圧が高く,イヤーパッドも分厚いほうが,しっかりと密閉してくれるので,リッチな低音を得やすくなる。SteelSeriesも音質の向上を謳っている以上,これは「意図した大型化」であろう。実際のところは後ほど検証したい。

SteelSeries
イヤーパッドは内側に向けても厚みがある。これが密閉感の向上に一役買っている印象だ
SteelSeries
頭と触れるクッション部はいい意味で普通。柔軟性もあって,装着時の違和感は皆無である
装着イメージ。エンクロージャとイヤーパッドが大きいため,Siberia Eliteの存在感はかなりある
SteelSeries SteelSeries

SteelSeries
 また,前述したLEDイルミネーションのリング部が,右は無段階のサウンド出力用音量コントローラ,左はマイクミュートの有効/無効切り替えスイッチになっていることも押さえておきたいところだ。デジタルコントロール回路によるLEDイルミネーションと一体化しているだけに,USB Soundcard V2接続時しか使えないのではないかと思うかもしれないが,ミュートスイッチと音量コントローラ含め,本体のサウンド回路はすべてアナログで構成されているため,USB Soundcard V2を接続していない場合でも,これらは問題なく利用できる。
 ケーブルの途中に用意されるようなインラインリモコンだと,操作の前に「探す」という動作が必要になるのだが,エンクロージャ側にあると,思い立ったとき,すぐに調整できる。これは使ってみると非常に便利だ。

右耳用エンクロージャのリング部は音量コントローラ,左耳用エンクロージャのリング部はマイクミュートの有効/無効切り替えスイッチになっている。ブームマイクの先端に白色LEDが埋め込まれており,USB Soundcard V2利用時にはマイクをミュートしたときには光るのも,分かりやすくていい
SteelSeries SteelSeries

右耳用エンクロージャに3.5mmミニピンのスルー出力が用意され,友人などと音楽を一緒に聞けるようにもなっている
SteelSeries
 先ほど,初代Siberiaから受け継がれたと紹介したブームマイクは,ここ数年のうちに登場したSteelSeriesのヘッドセットすべてで共通とも言っていい,設置場所を比較的自由に決められるタイプとなっている。ただ,2013年のハイエンドモデルとして大きく進化した部分もある。
 では,具体的に何が進化したのか,それはSteelSeries Engine 3と絡めて説明したいと思う。


統合ソフトウェア「SteelSeries Engine 3」は

マイク関連の機能が充実


Engine 3を起動すると,PCに差さっているSteelSeries製デバイスが一覧表示される。ファームウェアなどのアップデートがある場合は告知され,ここから更新も行える
SteelSeries
 というわけでSteelSeries Engine 3(以下,Engine 3)だが,一言でまとめるなら,これは,SteelSeries製品に共通して使える,PC用統合型ソフトウェアの最新版だ。
 前段で,LEDイルミネーションや,Dolbyの技術を用いたバーチャルサラウンドヘッドフォン機能はUSB Soundcard V2接続時に利用できる機能と述べたが,Siberia Eliteにおいては,USB Soundcard V2の機能をカスタマイズするためのソフトウェアツールという理解でいい。言い換えるとSiberia Eliteは,PCとのUSB接続時にのみ,追加でEngine 3に並んだ機能を利用できるのである。

Engine 3のウインドウ。非常にシンプルなものになっている。画面中央から右に並んだボックス群が設定系という理解でいい
SteelSeries
Siberia Eliteのイラスト脇にある[LED]ボタンをクリックすると,LEDイルミネーションの設定ができる。デフォルトのオレンジはR255,G21,B0。光らせ方は,点灯(「ステディー」)のほか,特定の色の明滅(「ブリーズ」),出力音量と連動する「オーディオ音量トリガー」,色がうねうねと変わる「ColorShift」から選択可能だ。イルミネーションの無効化も行える
SteelSeries

 Engine 3を見て気づくのは,メインの設定系として並ぶ6項目のうち,4項目がマイク関連項目であることだ。日本語訳が若干怪しいのはご愛敬だが,具体的には,下記に挙げる機能を設定できるようになっている。

  1. マイクノイズ低減:ノイズリダクションを思わせる日本語訳が当てられているが,その実態は,USB Soundcard V2に内蔵されたDSP(Digital Signal Processor,ここではサウンドチップ的な意)を用いて実現する,アクティブ型のノイズキャンセリング機能。有効/無効を切り替えて使う
  2. 自動マイク圧縮:声の音量差を緩やかに補正していくダイナミックレンジコントローラであるAGC(Auto Gain Control)。こちらもDSPによる機能で,やはり有効/無効切り替え式となっている
  3. マイク・サイドトーン:マイク音量のモニタリング機能。標準はミュートで,上に最大3段階引き上げると,自分の声をヘッドフォン部で聞けるようになる
  4. マイク音量:文字どおりのマイク入力音量調整機能。ダイヤルを回すような操作で設定できる

 DSPを駆使してノイズキャンセリングやAGCを有効化するというのは,最近のPCゲーマー向けヘッドセットにおけるトレンドである。その意味においてSiberia Eliteは,PCゲーマー向けのトレンドをしっかり押さえたうえで,より広いデバイスでも利用できるようにしてきた製品とまとめられるだろう。

Engine 3のメニュー左下に用意された[新規]ボタンから,プロファイルを作成可能。ゲームの起動に合わせてプロファイルが自動的に切り替わるようにも設定できる
SteelSeries SteelSeries


強烈なポテンシャルを感じるSiberia Elite

オススメは断然アナログ接続


 では,実際の音を聞いてみたい。今回は,4Gamerにおけるサウンド系のメインライターである榎本 涼氏のアドバイスを得つつ,一部のテストでは実際に氏の自宅スタジオへSiberia Eliteを持ち込むなどして,音楽およびゲームの試聴テストと,マイク入力テストを行うことにした。

今回,撮影にあたっては,MSIのゲーマー向けノートPC「GS70 Stealth」を,エムエスアイコンピュータージャパンから貸し出してもらった。本製品は「GeForce GTX 765M」を搭載する薄型モデルで,SteelSeries製キーボードを採用するのも大きな特徴だ
MSIの製品情報ページ
SteelSeries
 用意したデバイスは,Creative Technology製サウンドカード「Sound Blaster ZxR」を差したPCと,Androidスマートフォン「Xperia Z SO-02E」,iOSスマートフォン「iPhone 5」,そしてPlayStation Vita「PCH-1100」。PCとの接続にあたっては,マザーボード側で用意されたUSBポートとUSB Soundcard V2を直結させた状態と,付属の変換ケーブル経由でSound Blaster ZxRのヘッドフォン出力およびマイク入力端子と接続した状態の2パターンでテストを行う。
 なお,PCでのバーチャルサラウンドヘッドフォン出力にあたっては,USB Soundcard V2経由のDolby Pro Logic IIx+Dolby Headphoneだけでなく,4Gamerで推奨しているRazer製ソフトウェア「Razer Surround」を使用したテストも別途行った。
 SteelSeriesの競合であるメーカーのソフトウェアを使うことに抵抗はあったが,Dolbyのサラウンド技術は,USB Soundcard V2接続時にしか利用できない。読者のなかには,PCとアナログ接続したうえでRazer Surroundを使いたいと考えている人も少なくないという判断から,あえて用いる次第だ。

SteelSeries
 音楽試聴は,PC上のiTunes,もしくはiPhoneおよびAndroid上の標準アプリから行う。ゲームのテストにあたっては,榎本氏のヘッドセットレビューに準じる形で,PCから「Battlefield 3」および「Call of Duty 4: Modern Warfare」の試聴を実施。そのうえで,PCでは「Battlefield 4」,AndroidおよびiOSスマートフォンでは「Carmageddon」,PlayStaion Vitaでは「Hotline Miami」を実際にプレイした。Battlefield 4では,集中して音を聞く必要があることから,主に「射撃練習場」を利用しつつ,実際のマルチプレイも行っている。

 というわけで,まずは音楽の試聴から。
 PCにUSB Soundcard V2接続した状態で,Dolbyのバーチャルヘッドフォン技術も無効化して聞いてみると,非常にバランスのよい音が得られることが分かる。大きなエンクロージャと,しっかり密閉するイヤーパッドのおかげで,重低音はたっぷりと存在しているが,“作った感じ”はなく,品がいい。落ち着いている,と表現することもできるだろう。
 最近のゲーマー向けヘッドセットは,よくも悪くも中高域の自己主張が強いのだが,Siberia Eliteにはそれもなく,中域から高域まで破綻なく再生されている。

SteelSeries
 少し気になるのは音量が小さいことだが,SteelSeriesによれば,これは,難聴予防の目的でEU(ヨーロッパ連合)が行っているヘッドフォン音量規制に従っているためだそうだ。USB Soundcard V2自体の実力不足というわけではなく,実際,日本をはじめとする欧州以外の地域に向けては,この規制を回避するためのスイッチを,Engine 3側に実装することも検討中という。

 もっとも,この「USB Soundcard V2を使うと音量が小さい」点は,現時点でも,変換ケーブル経由で,それこそSound Blaster ZxRやスマートフォン,タブレット端末,ポータブルゲーム機といった,ヘッドフォンアンプを持つサウンドデバイスとアナログ接続すれば解決可能だ。そして,Sound Blaster ZxRのような,高品位のヘッドフォンアンプが搭載された製品と組み合わせた場合,Siberia Eliteの低域と高域は,価格からすると「抜群」と断言できるレベルにまで高まる

 半ば余談気味に続けておくと,榎本氏の自宅スタジオに設置されている音楽制作用のモニターヘッドフォンアンプと接続したときも,Siberia Eliteはよくある「高品位ヘッドフォンアンプに接続したら音が破綻した」とか「音が歪んだ」ということもなく,実に心地よい音で駆動できていた。これは入力レベルに十分な余裕がある証左と考えられる。Siberia Elite自体は,再生能力的に相当なポテンシャルを持っていると評していいのではなかろうか。

SteelSeries
 続いてはゲームだ。USB Soundcard V2でDolbyのバーチャルヘッドフォンを有効にしてみると,サイドが広がりすぎず,Dolbyの技術を採用したときにありがちの変な残響もなく,後方の定位はかなり分かりやすい。正直なところ,Dolbyの技術がベースということで,とくに変な残響に関してけっこう不安もあったのだが,これなら使える。

 さらに,Sound Blaster ZxRにアナログ接続のうえ,Razer Surroundを有効化すると,従来型のバーチャルサラウンド技術によくある変調感がなくなり,高域と低域のクリアさも増す。それでいて,音楽を聴いたときに感じた「バランスのよさ」は崩れない。これは本当にすばらしい。
 モバイル端末やポータブルゲーム機での印象も,アナログ接続ということもあって,Sound Blaster ZxRとの接続時と同様。「人目を引くこと間違いなしの大型ヘッドセットを装着したまま外出する」ことに抵抗がないなら,外出先で会っても,今までとは一線を画した音でゲームを楽しめるだろう。3万円以下の価格が設定されたヘッドセットで,この出力音質を確保できている製品はなかなかない

SteelSeries SteelSeries

SteelSeries
 最後にブームマイクは,その特性を一言でまとめるなら「徹頭徹尾ゲーム向け」といったところになる。
 公表されている周波数特性は75Hz〜16kHzなのだが,聴感上は,「低域をカットするハイパス(=ローカット)フィルターが適用されているより高い周波数に設定されたような印象で,同時にサンプリングレートを16kHzとしたような音質傾向」といったところ。余計なものを一切合切カットして,スピーチの内容をとにかく確実にチャット相手へ届ける方向で最適化されている,と述べたほうが伝わりやすいだろうか。ヘッドフォンはオールマイティなのに,マイクは“戦場仕様”なのは,なかなか面白い。

 ちなみにマイク入力レベル(≒音量)は低めなので,PCゲームでボイスチャットを使うときは,Engine 3からマイク入力レベルを最大にして,AGCを有効化して,さらにノイズキャンセリング機能も有効化するのがお勧めだ。とくに,ノイズキャンセリング機能は十分な効果が見込める。


どんな使い方でも期待に応えてくれる

Siberia Elite。これは買いだ


SteelSeries
 以上,Siberia Eliteをチェックしてきたが,とにかく驚かされたのは,どんなサウンドデバイスと接続しても性能限界を露呈しない,Siberia Eliteの持つ懐の広さだ。
 もちろん,2万2800円(税込)と,相応なお値段ではあるわけで,当たり前ではないかと思うかもしれない。しかし,PCともモバイル端末ともポータブルゲーム機とも何の問題もなく接続できて,かつ,どういった接続形態でもしっかり鳴らせるヘッドセット/ヘッドフォンというのは,実のところ,それだけで相当に貴重だったりもする。「せっかく音質のよいヘッドセットを購入したのに,PCでしか使えない」といった不満をヘッドセットに感じているなら,用途ごとにそれぞれヘッドセットやヘッドフォンを揃えるより,Siberia Elite 1台にまとめて投資するのも一案だと思う。

SteelSeries
 最近のゲーマー向けヘッドセットは,音の輪郭をはっきりさせて,情報としての音を聞き取りやすくすべく,中高域を気持ち強調する方向の音づくりがなされる傾向にある。それに対してSiberia Eliteが,「輪郭は感じられるのに鬱陶しくはない」という,絶妙な抑え方になっているのも見事だ。そして,重要なことなので繰り返すが,その見事でバランスのとれた音は,どんな接続形態であっても堪能できるのである。

 音楽専用でもなくゲーム専用でもないのに中途半端さは欠片もなく,そして出力品質は明らかに価格を超えている。真の意味でオールマイティなヘッドセットを探しているなら,Siberia Eliteは間違いなく有力な選択肢となるだろう。

SteelSeries


SteelSeriesのSiberia Elite製品情報ページ


人物写真 モデル:てくまくまぁや,カメラ:林 佑樹
  • 関連タイトル:

    SteelSeries

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