お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2011/08/12 01:07

ニュース

SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場

 SteelSeriesが,ワイヤードマウスの新製品を発表した。
 その名は「SteelSeries Sensei」(以下,Sensei)。「Ikari」(怒り),「Xai」(才)と,マウスの上位モデルに日本語由来の名を与え続けてきたSteelSeriesだが,今度はなんと「先生」である。同社によれば,海外で「センセイ」というと,柔道の師範(Grand master)を指すのだそうで,相当に格好いい名前のようだ。我々日本人からすると,何というか,たいへん逆オリエンタルな違和感を拭えないが。

「全員がお辞儀をする対象であり,全員が身につけたいと望んでいる秘術をマスターしており,望んでも誰もがなれるわけではない」ところからその名が与えられたというSensei
画像集#002のサムネイル/SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場

画像集#003のサムネイル/SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場
 だが,驚くのはまだ早い。下に示したプロモーションムービーを見てもらえれば一目瞭然なのだが,ゲーマー向けマウス市場への参入にあたって,「我々はおもちゃを作っているのではない。LEDは光らせない」断言し「『DPIの値が大きいからすごい』なんて言うのはバカげている」中指を立てていた“あの”SteelSeriesが,約1680万色から選べるLEDイルミネーションの搭載を謳い,搭載するレーザーセンサーのCPI数を11400CPIまで1刻みで設定できることをアピールしてきているのだ。しかも,「Pentium/75MHzと同等の性能を持つARMベースの32bitプロセッサを搭載」することで,11400CPI設定を可能にしたなどと,スペック自慢まで始めている。SteelSeriesにいったい何があったのだろうか……。


色を除けば,SenseiはXaiとたいへんよく似ている
画像集#004のサムネイル/SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場
 冷静になってSenseiを見てみると,シルエットは,メインボタンと一体化したカバーがメタルコートされたのを除けば,「SteelSeries Xai Laser」(以下,Xai)とよく似た印象だ。実際,SteelSeriesはSenseiとXaiで共通の形状を採用したと述べており,公称サイズも68.3(W)×125.5(D)×38.7(H)mmで寸分違わず。金型は共通と見ていいのではなかろうか。
 もちろん,左右メインボタンにセンタークロック機能付きスクロールホイール,左右サイドボタン各2,マウスの頂上部付近に1という計8ボタンという仕様や,底面に液晶パネルを用意し,ボタンやスクロールホイールを使って設定の変更が行えるというギミックもXai譲り。定評あるXaiのデザインをそのままに,いろいろ突き抜けた製品と理解しておくのが正しいかもしれない。

 ただし,いろいろ突き抜けた結果として,ケーブルを除いた本体の公称重量が102gと,Xaiの同98gより若干ながら重くなったことも,触れておく必要はあるだろう。

画像集#005のサムネイル/SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場 画像集#006のサムネイル/SteelSeriesの新型マウス,その名は「先生」! LEDイルミネーションに11400CPIと,従来の概念を打ち破る仕様で登場

 世界市場では2011年9月中に89.99ドルで発売予定となっているSenseiだが,いったいこれはどういう経緯で誕生したのか。来週ドイツで開幕するGamescomで,その一端でも明らかになることを願いたい。

●SteelSeries Senseiの主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン数:8(左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,左サイド×2,右サイド×2,スクロールホイール手前×1)
  • トラッキング速度:150IPS
  • 最大加速度:未公開
  • 画像処理能力:10.8Mpixel
  • フレームレート:12000fps
  • トラッキング解像度:1〜5700CPI(※標準),5701〜11400CPI(※「Double CPI range」適用時)
  • レポートレート:未公開
  • リフトオフディスタンス:調整可能
  • データ転送フォーマット:未公開
  • 本体サイズ:68.3(W)×125.5(D)×38.7(H)mm
  • 重量:102g(※ケーブル含まず)
  • マウスソール:「Gaming grade UPE teflon」
  • ケーブル長:未公開
  • 対応OS:Windows 7・Vista・XP&2000,MacOS X
  • 発売予定時期:2011年9月(※世界市場)
  • 価格:89.99ドル

SteelSeries Sensei製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    SteelSeries

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:03月28日〜03月29日