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「Alliance of Valiant Arms」の2016年ロードマップが公開。3種類の新モード追加や,グラフィックスおよびユーザビリティの向上がなされることが明らかに
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
発表によれば,まず2016年内に新たなモードが3種類追加されるとのこと。その1つ「LAST TEAM STANDING」は,2015年に実装された「LASTMAN STANDING」のチーム戦バージョンで,夜のマップを舞台に,チーム単位で生き残りを懸けて戦うことになる。
2つめの「JOINT OPERATION」は,既存の「BATTLE TANK」のような広大なマップが舞台となる大規模マッチで,ヘリコプターや戦車を使った対戦が楽しめる。ちなみにこのモードは,ヘリコプターが登場する「DEATH VALLEY」をヒントにして開発が進められたとのこと。
そして3つめは,最高難度の「スナイパーモード」だ。
さらに2016年には,グラフィックスクオリティが向上することも発表された。会場では,ライティングの改善により陰影が従来よりもクッキリとし,視認性が高まることや,テクスチャを32bitから64bitに引き上げたこと,そしてDirectX 12に対応したことが紹介された。
そのほかシェーダーの設定を細かく見直すなど,再開発と言えるくらい大きくメスを入れており,しかも,このグラフィックス向上によってゲームの動作が重くなることはほぼないという。
また,ゲーム内通貨「ユーロ」の価値が向上する。具体的には,ユーロで購入可能な銃器の性能が上がり,有料銃器を購入しなくとも十分にゲームを楽しめるようになるという。加えて,ゲーム内の報酬として提供されるユーロも増加するそうだ。
そしてチート対策に関しては,摘発プログラムおよびチート使用者に対する制裁を強化し,今まで以上に厳しい姿勢で臨む。
ユーザビリティの向上に関しては,ゲーム内にボイスチャットを実装し,外部ツールを使わなくともプレイヤー間のコミュニケーションが図れるようになる。ほかにもプレイヤー情報などに関する改善が施される予定だ。
Q&Aコーナーでは,AVAの開発を手がける韓国REDDUCKのスタッフが登壇し,来場者からの質問に答えた。
それによると,まず,ボイスチャットにはON/OFFの設定があり,必要なければ使わないという選択ができるという。
また「武器倉庫システム」は,プレイヤーが所持する銃器をコレクションとして自由に閲覧できるといった内容になるとのこと。
さらに来場者からのリクエストに応じ,2016年末実装を目標に爆破モード用新マップの開発を検討することが,その場で約束された。
ちなみに,脱出モード用の新マップは韓国のプレイヤーからもリクエストがあるのだが,全体的な需要を考えると,現在は開発の優先順位を下げざるを得ない状況だという。それでもニーズがあることは把握しているので,また検討してみるとのことだった。
今回発表された2016年ロードマップの各項目については,公式サイトなどであらためて詳細がアナウンスされる予定で,今後のAVAの展開に期待が高まるところだ。
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
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