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「モンスターハンター フロンティア オンライン」5周年記念イベントレポート。新たな5年のスタートとなる「MHF-G」が発表に
「MHF-G」公式プロモーションサイト
「モンスターハンター フロンティア オンライン」公式サイト
2013年4月17日,ついにMHFにもG級クエストが登場! 10体の新モンスターも実装に
さらに小野氏は,5周年を迎えたあとのMHFについて,数年前から考えるようになったと話す。そして「MHFが6年目に入り,こうして感謝祭に来ていただいた今,皆さんにお見せして反応を見たいものがあります」と,一つの映像を披露。それが,MHF-Gのプロモーションビデオだったというわけである。会場からは,映し出される新モンスターの姿と,一挙手一投足に歓声が挙がり,最後にMHF-Gのロゴが浮かび上がると,大きな拍手が巻き起こった。
2013年4月17日に解禁となるG級の内容をあらためて列挙すると,以下のとおり。ただし,これらはG級解禁日にまとめて実装されるわけではなく,ある程度の段階に分けて追加していく予定のようだ。
- 新モンスター10体追加+既存モンスター21体G級対応
- 新ステージ3フィールド追加
- G級武器150種類以上追加
- G級防具60セット以上追加
- 新スキル30種類以上追加
- 新属性4種類以上追加
1項目ずつ紹介していくと,新モンスターは,古龍の“天翔龍”(テンショウリュウ)「シャンティエン」,“針纏竜”(シンテンリュウ)「ヒュジキキ」,“凍海獣”(トウカイジュウ)「ポカラドン」の3体が公開された。またG級対応モンスターとしては,MHFオリジナルモンスターや「ラージャン」など,これまでも“手強い”とされてきたモンスターが示された。
新ステージは「極海」(キョクカイ),甲板上で戦う「大型探査船」(オオガタタンサセン),杉浦氏と宮下氏が「見るからにヤバそう」とコメントする「最果ての地」(サイハテノチ)のイメージボードが披露された。
またG級防具は,60セットの中から,上記のシャンティエンやポカラドンの素材を使って生産するのではないかと思われる2種類と,新初期装備が披露された。
新スキルは「斬れ味レベル+1」と「攻撃力UP【大】」とが同時に発動する「刀匠」,「笛吹き名人」の効果かつ同エリア内のハンターの能力が上昇する「鼓舞」,「死神の抱擁」発動時にほかのスキルが複数発動する「代償」など,従来スキルを組み合わせたものが登場。その一方では,「研ぎ師」や「連射」の純粋な上位バージョンなども追加される。
また新属性は複合的なもので,火と龍を複合した「炎」属性,雷と龍を複合した「雷極」属性が登場。そのほかの複合属性として,「光」と「天翔」の名称だけが示された。
そしてHR/SR/G級すべてのハンター,すべての武器種に,新たなアクションが加わることも紹介された。会場では,ハンマーの溜め攻撃から振り下ろすという,これまでは別だったアクションがつながる様子や,双剣鬼人化の上位(?)バージョン,太刀の溜めてからの切り上げ,片手剣の突きを加えたコンボなどが披露された。宮下氏がいうには,11武器種すべてに,こうした新しいアクションが加わるとのことだ。
続いてMHF-Gのロードマップが公開され,2013年秋と2014年春にそれぞれ大型アップデートを予定していることが明らかになった。2014年春のMHF-G3では,待望のオリジナル新武器種も登場する予定だ。ちなみに,少し時間的な余裕を持たせているのは,MHF-Gへの移行で不具合が出た場合を考えてのことだそうである。また,企画段階で発表できないコンテンツもあるとのことで,それぞれのアップデートは,今回発表された以上のボリュームとなる見込みだ。
MHF-Gに移行するにあたり,PCの必要スペックに変更はなく,キャラクターデータの削除などもない。基本的には従来のアップデートと同じだと捉えていいだろう。
なお,G級クエストを受託する条件は,ハンターランク(HR)999かつ,1武器種のスキルランク(SR)999を達成したうえで,昇級試験をクリアする必要がある。
杉浦氏いわく,すでに条件をクリアしているハンターも多いとのことで,そういった人のために用意されたフォワード.5の施策も紹介された。いずれもフォワード.5にてSRを極めることで,G級クエストを有利に進められるという内容である。このほか,杉浦氏からは覇種モンスターを狩猟して,「覇種武器」「覇種防具」をきちんと作っておくべきであるというアドバイスもあった。
- SRを上げるほどベースとなる武器の攻撃力が上昇
- 秘伝書全武器種獲得でG級専用防具が手に入る
さらに同期間中,指定する覇種武具を作成すると,G級武具がプレゼントされる。つまり,フォワード.5をやり込むほど,MHF-Gへの準備が自然に整っていくというわけだ。
そのほか,フォワード.5にてSRコンテンツがリファインされることも紹介された。
コーナーの最後では,宮下氏がフォワード.5およびMHF-Gに向けて,引き続きゲーム内を盛り上げることを約束。また杉浦氏は,サービス開始当初からリクエストの多かった新武器種をようやく実現できたと述べる。なお,要望の多いグラフィックスの向上については,要求スペックの上昇と,コンテンツ開発期間の増大を踏まえ,今回は見合わせたとのことで,杉浦氏は,MHF-Gのサービスを3年5年と続けていく中で,実現したいと話していた。
全国で開催した「VS.クエスト チャンピオントーナメント」も今回で一段落
感謝祭の目玉の一つとなった「VS.クエスト チャンピオントーナメント in MHF感謝祭2012」では,152組304人のハンターが予選に参加。そのうち,決勝トーナメントに進出したのは,以下の上位8チームである。
- 豚源郷
- 性格地雷と天パでとっぷをねらえ♪
- 悲しみ
- 明日から頑張る
- 負け癖やっほい!
- 闘技刀【華麗】
- ほえみず産コバエ
- 白黒ガジェット
決勝トーナメントの舞台に選ばれたのは,「VS.クエスト『ルコディオラ』1体の討伐」だ。各チームとも,いずれ劣らぬ実力を発揮し,僅差の勝負が続いたが,その中から決勝戦にコマを進めたのは,「明日から頑張る」と「悲しみ」の2チームだ。
両チームとも,ルコディオラのブレスや攻撃を巧みにかわしたり,磁気による引き寄せを利用して攻撃を仕掛けたりと鮮やかなテクニックで会場を沸かせていたが,「明日から頑張る」が「悲しみ」を一歩上回る形となり,記念すべき感謝祭での優勝を飾った。
準優勝の「悲しみ」 |
3位の「闘技刀【華麗】」 |
植田佳奈さん |
宮下氏は,MHF-G発表への反響に大きな手応えを感じたと述べ,「皆さんの熱い思いを受け止めました。今後,6周年7周年8周年と,MHF/MHF-Gを盛り上げていきます」と意気込みを見せる。
そして杉浦氏は,こうしたオフラインイベントについて,「仕事の中では数字でしか感じられない皆さんの存在ですが,こうして実際に顔を合わせることで重みとして実感できる」とコメント。さらに「スタッフ全員,寄せられるメールの背後に,皆さんがいることを思い浮かべながら仕事をしています。今後も,ほかのどのタイトルよりも面白く,素晴らしい運営だと胸を張れるゲームにするべく頑張ります」と,あらためて決意を表明し,感謝祭を締めくくった。
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