Logicool Gが新型マウス「G303」を発表。G302の筐体にG502のセンサーを搭載した“軽量級ハイエンド”

　2015年3月5日，Logitechの日本法人であるロジクールは，Logicool G（日本以外ではLogitech G）ブランドのゲーマー向けワイヤードマウス「G303 Daedalus Apex Performance Edition Gaming Mouse」（国内製品名：G303 パフォーマンス エディション ゲーミングマウス，以下 G303）をこの春に発売すると発表した。国内価格は明らかになっていないが，北米市場においては69.99ドル（税別）になるという。

G303

G303の写真だが，G302と見分けは付かない

　写真を見る限り，現行製品であるMOBA向けマウス「G302 Daedalus Prime MOBA Gaming Mouse」（以下，G302）そのものといった感じのG303だが，それもそのはず，筐体はG303とG302で共通だ。では何が違うのかというと，答えは搭載されるLogitech G/Logicool G独自の光学センサー「Delta Zero」で，なんとG303は，「G502 Proteus Core Tunable Gaming Mouse」（以下，G502）と同じ，現行世代で最上位のものを採用しているのだという（表）。これは，コミュニティからのフィードバックに基づく“合体”だと，Logitech G/Logicool G部門を率いるUjesh Desai（ユージャッシュ・デサイ）氏は，英文リリースのなかで述べている。

　今のところG502でしか利用できないサーフェスキャリブレーション機能が使えるかどうかははっきりしないが，少なくとも，トラッキング速度最大300IPS，最大加速度40Gというスペックは，文句なしに一線級だ。

※DPIとUSBレポートレートの設定範囲は，おそらくG502と同じ仕様だが，現時点ではそこまで明らかになっていない

　筐体が同じため，G302の大きな特徴となっている「優れたメインボタンのクリック感」がそのままなのもありがたいところで，G303は，とくに小型軽量で高性能なマウスを求める国内ゲーマーのニーズに，かなり高いレベルで応えてくれるマウスになりそうだ。具体的な国内発売スケジュールが一日も早く明らかになることを期待したい。

G302の内蔵LEDはLogitech G/Logicool Gのブランドカラーである水色で固定されていたが，G303では約1677万色の中から選択できるようになった

G303に関するニュースリリース（英語）