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印刷2011/01/19 17:33

レビュー

3ピース構成のLogitech製高級ステアリングをPS3とPCで試す

G27 Racing Wheel

Text by UHAUHA


G27 Racing Wheel
メーカー:Logitech
問い合わせ先:ロジクール カスタマーリレーションセンター 電話:050-3786-2085(平日9:00〜19:00)
直販サイト「ロジクールストア」価格:3万7800円(税込,※2010年1月19日現在。品切れ中)
G-Series
 Logitechのゲーマー向け製品ブランド「G-Series」から登場した,「G25 Racing Wheel」(以下,G25)を憶えているだろうか。ステアリングホイールとシフトレバー,クラッチ付き3連フットペダルの3ピース構成となるステアリングコントローラで,国内ではPlayStation 3(以下,PS3),世界市場ではPS3&PC用として販売された製品だ。
 今回取り上げる「G27 Racing Wheel」(以下,G27)は,そんなG25の後継機として,Logitechの日本法人であるロジクールから,2010年11月25日に発売となったものだ。最大900度(2.5回転)のロック・トゥ・ロック角度,フォースフィードバック用のデュアルモーター,ステンレス製フレームを採用したアクセル/ブレーキ/クラッチの3ペダルユニット,H型パターン6速シフトレバーなど,G25の基本スペックを踏襲しつつ,一部の構造変更と機能性向上が図られたとされている。

 4Gamerでは2006年1月に,並行輸入版のG25を,PC用のステアリングコントローラとして評価しているので,G27とG25で共通する部分については,G25のレビュー記事を参照してほしい。本稿では,G27で新しくなった部分や,肝心要の使い勝手を中心にチェックしてみようと思う。
 なお,G25と同様,G27も国内ではPS3用とされているが,ロジクールのサポートページからはPC用ドライバソフトウェアも入手できるので,今回はPS3とPCの両方でテストする。PCでの動作は,国内だとサポート対象外となるので,この点はご注意を。


ぱっと見ではG25とほとんど変わらずも

使い勝手は地味ながら確実に改善


 まずは,ハードウェアとソフトウェアを順に見てみることにしよう。


■ステアリングホイールユニット


 ステアリングホイールユニットの基本仕様――本体サイズや取り付けクランプ,ステアリングの太さや直径,パドルシフトのデザインと,フォースフィードバックを発生させるデュアルモーターを内蔵する点――は,G27とG25で変わっていない。

G-Series G-Series
ステアリングホイールユニットをハブとした接続形態を採用するのもG25から変わらず。残る2ユニットを接続するための端子が本体底面の作業しにくい位置にある点も変わっていない。これはなんとかしてほしかったのだが……
G-Series G-Series
ステアリングホイールユニットは2つのL字クランプで固定する方式。2つのクランプ間は約230mm離れているので,机側にそれだけのスペースが必要だ。また,固定できる厚さは約50mm以下となる

ステアリングホイール上に6個の赤いボタンが用意された
G-Series
 そんななか,改善されているのは,ステアリングスポーク上に配置されたボタンが左右3個ずつ,計6個に増やされているところだ。G25の場合,これが左右1個ずつの計2個で,ゲーム中の操作割り当てに苦労したが,G27では,ステアリングから手を離すことなくボタン類を操作できるようになった。これは地味にありがたいところである。

 誤操作を防止するためか,ボタン類はすべて背の低いデザインになっており,材質を含めて若干の安っぽさはあるものの,左右の親指を少し動かすだけでアクセスできる位置にあるため,押しやすさは良好。押した感触もカチッとししっかりしたものになっており,指を添えてステアリングを操作しているときに“誤爆”してしまうような心配はほぼ無用だ。

G-Series
rpmインジケータを光らせたところ
G-Series
外観はG25からほとんど変わっていない
 ボタンのほかには,ステアリング中央上面に,10個のLEDを並べた「rpmインジケータ」が付いたのも,目立った変更点だ。これは,タコメータとしてエンジン回転数を表示するために利用されることが想定されており,対応タイトルでアクセルを踏み込むと,両端から内側に向かってLEDが点灯し,アクセルを離すと外側に向かって消灯していくような作りになっている。

 外観上の変更点はこの程度だが,内部構造にはけっこう手が入っているようだ。おそらく最大のものは,ステアリングを回転させたときに発生する音が解消されていること。ステアリング部は,振動やテンションを再現するためにギアを介してモーターと接続されているのだが,G25ではギアが噛み合うことでゴリゴリという音が発生しており,そこが不満点として挙げられることが多かった。
 しかしG27では,モーターとステアリングとを接続するギアを,平歯車から「はすば歯車」(※歯を傾斜させて噛み合い率を高め,振動や騒音を軽減させるもの)に変更。これにより,ステアリングはスムーズに回転するようになり,回転音も無音に近いレベルまで軽減されているのである。

 もう1つ,パドルシフトの内部構造も変更されたようで,G25と比べると多少重くなった印象も受けるが,特別に使い勝手が良化/悪化したという感じはない。


■ペダルユニット


G-Series
 ペダルユニットは,独立したステンレス製フレームのアクセルとブレーキおよびクラッチペダル,それぞれのペダルにかかるリアルなテンションを再現するスプリングを内蔵したシリンダー,カーペット上で使用するときに引っかかりとなる収納型カーペットロック機構などを備えており,こちらもぱっと見た感じではG25のそれとまったく同じ。しかし実際のところ,細かいところではかなりの改善点がある。

本体底面に,滑り止めのゴムとは別に,カーペット上へ置いたとき滑らないように“噛ませ”られるスパイクが用意され,必要に応じて引き出せるのはG25から変わらず
G-Series G-Series

ペダルカバーはこんな感じで外せる。2個1セットのネジ穴が3つある点に注目
G-Series
 まず,それぞれのペダルの足で踏み込む部分にあるペダルカバーが,左右約5mmずつ,約10mmの範囲で水平移動させられるようになった点に注目したい。ペダルカバーを取り付けている2本のネジを取り外し,ネジ穴を変更すると動くという単純な作りなので,無段階調整とはいかないものの,各ペダルの隙間を多少なりとも調整できるようになっているのだ。これはありがたい。

ペダルカバーを外すには4mm径の六角レンチを別途用意する必要がある。左の写真が標準状態,右の写真はアクセルペダルを左に,ブレーキペダルを右へそれぞれ寄せた例。微妙な調整はできないが,変更できるのはナイス
G-Series G-Series

G-Series
ブレーキペダル(写真手前から2つめ)とクラッチペダル(同一番奥)が,アクセルペダルよりも若干手前側にレイアウトされている
G-Series
ペダルの踏みしろは3本とも同じ
 それと,言われなければ気がつかない一方,使い込んでみると存外に重要な改善点なのが,「ブレーキペダルとクラッチペダルが,アクセルペダルよりも手前方向にレイアウトされた」点だ。
 実際には,ブレーキ&クラッチペダルのペダルカバー裏にある,スペーサーの高さが変更されただけなのだが,マニュアル車でブレーキを踏みながらシフトダウンするときに必要になる「ヒール・アンド・トゥ」が,G25と比べて格段にやりやすくなっている。
 もちろん,スペーサーで高さを変えただけなので,ペダル自体の踏みしろ(=ストローク)はG25から変わらず。ペダルの認識範囲が狭まったりはしていない。

 ペダルユニットの改善は決して大がかりでないが,ちょっとした改善で,使い勝手や操作性を大きく向上させているのが素晴らしい。欲をいえば,ペダルの角度調整機能があればなお良かったが,これは次世代品に期待といったところか。


■マニュアルシフトユニット


G-Series
 ふにゃっとして頼りない十字ボタンを含め,マニュアルシフトユニットボタン類の配置などはG25から変わらず。ただ,G25ではH型パターン6速シフトと,シフトを上下に倒してシフトチェンジを行うシーケンシャルシフトとを機械的に切り替えられる機能が用意されていたのに対し,G27ではシーケンシャルシフトがばっさり排除されて,H型パターン6速シフトのみの対応となった。それに伴って,マニュアルシフトユニットの中央にあった,「H型パターン6速シフトとシーケンシャルシフトの切り替えスイッチ」も排除されている。

 H型パターン6速シフトとシーケンシャルシフトとの機械的切り替え機構が排除されたためだろうが,G25でH型パターン6速シフト操作時にあったグニャグニャ感がなくなり,スムーズに「スコッ!」と決まるシフトフィールが得られるようになった印象。実際には「改善」というより「機能削減」なので,シーケンシャルシフトがなくなったのは相当なマイナスだが,H型パターン6速シフトのフィーリングが相当によくなっているので,これはこれでアリではなかろうか。

H型パターン6速シフトの構造はG25から変わっている一方,シフトレバーの長さやストロークは変わっていない印象。なお,リバースギア(写真右)を使う場合は,シフトレバーを押し込みながら右下に入れることになる
G-Series G-Series G-Series

G-Series
 ただ,G25のレビューでも指摘したボタン類の配置がまったく変わっておらず,使いづらい点は指摘しておきたい。
 マニュアルシフトユニットを取り付けると手前にシフトレバーがくる配置になるため,シフトレバーが邪魔でボタン類の操作が非常にやりにくいのだ。このボタン配置はおそらく,コクピットを模したチェアに取り付けることを想定しているのだと思われる。実車と同様,マニュアルシフトユニットをプレイヤーの身体の脇に配置できるなら悪くないだろうが,一般的な机で,ステアリングホイールユニットの隣に置いたときは,いろいろと覚悟が必要だ。

マニュアルシフトユニットは,2つのL字クランプと中央クランプで固定する方式。2つのL字クランプは厚さ約10mm〜50mm以下,中央クランプは厚さ約18〜55mmの机に取り付けられる。ちなみにL字クランプ同士の間は125mm空いている
G-Series G-Series


■PC用ドライバソフトウェア


ロジクールのサポートページ。当たり前のようにPC用ドライバソフトウェアが用意されている
G-Series
 冒頭で紹介したように,ロジクールが国内販売するG27はPlayStation 3用と位置づけられており,製品ボックスや付属のマニュアルにもPCでの利用に関する説明は一切ない。
 しかし,Logitech/ロジクール製のゲームパッドなどに対応した,日本語対応のPC用統合型ドライバソフトウェア「Logicoolゲーミングソフトウェア」は,ロジクールの日本語公式サイトに用意されたG27のサポートページから普通にダウンロードできるようになっており,当たり前のように対応している。「PCでの使用は公式にサポートはしないけれど,ドライバは用意しておくので,使いたい人は自己責任で使ってください」ということなのだろう。

G27のプロパティ。ここで不用意にボタンを押してしまうとフォースフィードバックのテストモードになって,ステアリングに強烈な振動や反動が発生するので要注意
G-Series
 さて,ドライバのインストール後,G27の設定は「ゲームコントローラ」のプロパティから行えるようになる。メイン画面では視覚的に動作状況を確認できるため,動作がおかしいと思ったときは,ここでチェックしておきたい。

 詳細設定は[設定]ボタンから可能で,ペダルを別軸/同軸で利用するかや,ステアリング回転角度の認識角度の調整(最大900度:2.5回転),フォースフィードバックの調整,ステアリングを回して手を離したときにセンタリングさせるかなどが指定できる。
 設定内容そのものはG25時代と変わっていないので,各項目の詳細はG25のレビュー記事を参照してほしい。ただ,ドライバソフトウェアとは別に用意される操作設定カスタマイズ用ソフト「Logicoolゲーミングソフトウェア」の最新版(Version 5.10.127)では,「ゲームによる設定の調整を許可する」という項目が追加されており,すべてのゲームアプリケーションで同じステアリング動作設定を共通して利用するのか,ゲームアプリケーションごとに異なる設定を適用するのかを選択できるようになっていた点は述べておきたいと思う。

G-Series
詳細設定画面では,ペダルの同軸/別軸や,ステアリングの回転角度,フォースフィードバックの強さを設定でき,また,ゲーム側の設定に従うかどうかも選択できる
G-Series
Logicoolゲーミングソフトウェアをセットアップし,「ロジクール プロファイラ」を常駐させておけば,ゲームごとのボタン設定を,プロファイルとして自動で読み込み,切り替えてくれる


グランツーリスモ5では「制限ありも快適」

PCタイトルはシムに近いほど相性がいい


 本体を概観したところで,PS3とPCの両方で,アプリケーションごとに使い勝手を検証していこう。


■グランツーリスモ5(PS3)


G-Series
路肩を走った際の振動,タイヤのグリップが抜ける際の感触などがフォースフィードバックで再現されており,タイヤインフォメーションを感じながら操作できるようになっている
G-Series
NASCARではステアリングコントローラが必須といっていい
(C)Sony Computer Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. All rights reserved. Any depiction or recreation of real world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties.
Produced under license of Ferrari Spa. FERRARI, the PRANCING HORSE device, all associated logos and distinctive designs are trademarks of Ferrari Spa. The body designs of the Ferrari cars are protected as Ferrari property under design, trademark and trade dress regulations.
 Logitech/ロジクールの「Logicool Driving Force GT」と異なり,G27は「グランツーリスモ5」の公式ライセンス品ではない。しかし,3ピース構成を採用したG27とグランツーリスモ5の相性は抜群。慣れてくれば「ステアリングとアクセル&ブレーキでコーナーのクリッピングポイントを舐めるようにトレースし,微妙なアクセルワークで立ち上がっていく」なんてドライブができるようになる。
 また,クラッチを併用したH型パターン6速シフトも使えるので,実車のマニュアル車を運転するかのように半クラでスタートを切ったり,ブレーキング時にヒール・アンド・トゥを使ってシフトダウンしたりといったテクニックも思う存分に発揮できる。オートマやパドルシフトでプレイするよりも,H型パターン6速シフトでプレイしたほうがブレーキングを遅らせられるし,エンジンの“おいしいところ”を使った走りも楽しめるはずだ。

 レースなどはゲームパッドのアナログスティックでも十分プレイできると思うが,G27の恩恵を最も受けられるのは,100分の1秒を刻むような走りが求められる「ライセンスモード」だろう。実際に筆者も挑戦してみたが,ゲームパッドで何度試してもゴールドを獲得できなかった項目で,G27を使ったらあっさりゴールドが取れたほどだ。

 また,ステアリング操作を微調整しながら一定の切り角を長時間保たなければならないNASCARでは,G27とゲームパッドの違いを痛いほど味わえる。他のクルマに数cmというレベルで接近し,ドラフティング(空気抵抗を減らして速度を上げる)で隊列を作って走るNASCARにおいて,不安定な動きは即クラッシュにつながってしまうが,正直,ゲームパッドで微妙な制御は不可能。ここはぜひG27で遊びたい。

 ただ,そんなG27だが,一点だけ要注意事項がある。それは,グランツーリスモ5の設定メニューから,動作設定を変更できない点だ。
 おそらくこれは,G27が公式ライセンス品でないためだと思われるが,ともあれ,「設定できる」と言えそうなのは,スライダーに応じて効きが変わるフォースフィードバック程度であり,2011年1月中旬時点で,G27の利用時に,ステアリング切り角などの詳細設定は不可能。市販車だろうが競技車だろうがすべて同じステアリング切り角で走らなければならない。また,各ボタンへ自由に機能を割り当てることもできない。ボタンのなかには機能が割り当てられているものもあるようなのだが,どのボタンにどの機能が割り当てられているのかは分からないので,利用できないのと一緒だ。

山内一典氏のTwitterより
G-Series
 この点について,グランツーリスモ5のプロデューサーである山内一典氏は,Twitterで,将来のアップデートで対応する予定としつつ「とりあえずは『GT FORCE Pro』の設定が有効」と述べている。
 実際,GT FORCE Proの設定を選ぶと,ステアリングホイールユニット上に配置されている6個のボタン中4個が[□△○×]ボタンに“決め撃ち”で割り当てられるので,使い勝手はだいぶ改善するのだが,「良質なドライビング感覚は提供してくれるが,カスタマイズは一切不可」という不思議な位置づけなのも確かだ。なんとか早く正式対応してくれることを期待したい。


■GTR: Evolution(PC)


G25ではボタンの数という制約があったが,G27ではステアリングホイールユニットに用意された6個のボタンに機能を割り当てられるようになったことで,さまざまな操作を手元でできるようになり,ドライブに集中できるようになった。クラッチやH型パターン6速シフトに完全対応しているのもうれしい
(C)2008 SIMBIN STUDIOS AB.
G-Series
G-Series
 コテコテのレースシミュレータとして評価されている「GTR: Evolution」(邦題 GTR: Evolution 日本語マニュアル付 英語版)。2008年に発売されたGTR: Evolutionだが,その完成度の高さ,そしてMODの充実といったところから,今もなおプレイし続けている人も多いだろう。
 SimBin Studios製のゲームエンジンは,十分すぎるほど“枯れて”いることもあって,クラッチを併用したH型パターン6速シフトは問題なく機能。路肩の縁石に乗ったときやリアのグリップを失ったときにも,きっちりとフォースフィードバックを味わえた。

 また,ステアリングホイールユニット側に6個のボタンが用意されているため,ピットインリクエストやピットスピードリミッター,ヘッドライト,ワイパー,ブレーキ前後バランスなど,レース中にステアリングを握ったまま行いたい操作をきっちりこなせる。これは非常に便利だ。

 さすがは枯れたエンジンと唸らされたのが,アクセルの踏み込みや,シフトチェンジ時のエンジン回転数変動に応じてrpmインジケータがきっちり動作したこと。古すぎてダメかなとも思っていただけに,個人的には嬉しい誤算だった。


■WRC: FIA World Rally Championship(PC)


ゲームパッドでプレイしているならば,今すぐにステアリングコントローラでプレイし直す価値がある。もちろん,アーケード調の挙動自体は変わらないが,ステアリングから伝わる振動やテンション,カウンターを当ててリアをコントロールする楽しさを思い切り味わえるようになるからだ
Published by Leader S.p.a., under its registered trademark “Black Bean”. An official product of the FIA World Rally Championship, under license of North One Sport Ltd. Developed by Milestone S.r.l. All rights reserved. Manufacturers, cars, names, blands and associated imagery featured in the games are trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. “WRC” and the WRC logo are registered trademarks of North One Sport Ltd.
G-Series
G-Series
 久しぶりに登場したFIA公認の世界ラリー選手権冠タイトル「WRC: FIA World Rally Championship」。WRCを頂点としたカテゴリのラリーカーやワークスチーム,ドライバーなどがすべて実名で登場する。

 本作はアーケード寄りのプレイ感覚ということもあって,筆者はいつもゲームパッドでプレイしていたのだが,G27を接続してみると,グラベルの振動,リアが流れ出してタイヤのグリップを失ったときに生じるGの抜け方など,大小さまざまな振動や反発がおそろしくリアルに再現されており,心底驚かされた。正直,それまでゲームパッドでプレイしていたことを後悔したほどで,デュアルモーターが再現する振動や反発とラリーカーの挙動がシンクロするのは,最高に楽しい。

 なお,rpmインジケータは問題なく動作。ステアリング操作の忙しいラリースプリントでrpmインジケータを見る暇はないと思うが,たまにはrpmインジケータを眺めてみるのもアリだろう。


■Need for Speed Hot Pursuit(PC)


いろいろと設定を変えて挑戦してみたものの,意外とステアリングとの相性が悪かったNeed for Speed Hot Pursuit。アドレナリン全開の走りはゲームパッドで楽しもう
(C)2010 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Need for Speed, the“N”icon and the Need for Speed logo are trademarks of Electronic Arts Inc. The names, designs, and logos of all products are the property of their respective owners and used by permission. All other trademarks are the property of their respective owners.
G-Series
 世界的に人気のレースゲームシリーズ「Need for Speed」の最新作で,邦題は「ニード・フォー・スピード ホット・パースート」。チューニングされた市販車や高級スポーツカーを駆ってレースをしたり,パトカーとのカーチェイスを演じたりできる。

 本作は他車へ故意に“体当たり”するなどの激しい走りが必要になるが,そのとき,フォースフィードバックの振動を体感可能。ただ,かなりのスピードで迫ってくる対向車線の一般車を瞬時に交わさなければならないときなどは,ステアリングだとふらついてしまうことも多く,ゲームパッドでプレイしたほうが安定して操作できる。ここまでアクションゲーム寄りだと,リアルすぎるステアリングコントローラがむしろ操作性にマイナスの影響をもたらすうようだ。
 ちなみにrpmインジケータは何も点灯しなかった。


今なお入手性は低いが

本気でドライブシムに取り組むならアリ


製品ボックス。かなり大きいので,よほどこだわりがないなら,通販を利用したほうがラクかもしれない
G-Series
 2011年1月中旬時点の国内市場で購入できるステアリングコントローラのうち,G27が,最上位クラスの品質を持った製品であることはまずもって間違いない。
 しかも,G25が登場したときと決定的に異なっているのは,一部のマニアではなく,一般のゲーマーがステアリングコントローラを必要とする,いわばキラータイトルが登場していることだ。やはりグランツーリスモ5の存在は大きい。シーケンシャルシフトの選択肢が用意されていないことと,現時点では細かな設定を行えないことはマイナス要因だが,それでも,本気でグランツーリスモと相対したい場合,G27は,最高のパートナーの1つだと断言できる。

 実勢価格が3万円台後半(※2011年1月19日現在)で,しかも発売から2か月近くが経過して今なお品不足気味というあたり,万人向けとはとうてい言えないが,今後ドライブシムやレースシムに本気で挑戦しようと思っているならば,G27を入手しても損はしないだろう。

 ただし,G25をすでに持っている人が買い換えるほどの価値があるかというと,正直,難しいかもしれない。
 序盤で説明したとおり,G27は新設計というよりもG25のリファイン版といったところなので,「ステアリング回転時のギア音が許せない」「ペダル間を少しでも縮めたり高さを調節したりしたい」「もっとしっかりとした感触のH型パターン6速シフトを手に入れたい」という場合には検討材料になるだろう。しかし,買い換えると,シーケンシャルシフト対応のマニュアルシフトユニットを失うのも確かで,投資に見合った効果が得られるかというと,やや疑問も残るところだ。

G27 Racing Wheel製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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