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Razer,遅延ゼロと長時間駆動が売りのワイヤレスヘッドセット「ManO’War」を発表。PCとMacに加えてPS4にも対応
北米市場ではすでに販売中で,価格は169.99ドル(約1万8699円)。北米以外の市場では2016年5月に発売の予定となっている。
ManO’Warとは,クラゲの一種「カツオノエボシ」の名前であると同時に,帆船時代の軍艦の呼び名としても使われていたもの。Razerは,ヘッドセットに水棲生物や水に縁のある怪物の名前をつけてきているので,ManO’Warをそれに倣った名称といえよう。
もう1つの特徴に挙げられているのは,バッテリー駆動時間の長さだ。満充電状態なら,側面のロゴマークを光らせるRazer Chroma機能使用時で最長14時間,ロゴマークを消灯した状態なら最長20時間の連続利用が可能という。
Razer製のヘッドセットということで,同社独自のバーチャル7.1chサラウンド出力機能「Razer Surround」にはもちろん対応。ただし,「Pro」レベルのものを使えるかどうかは明らかになっていない。また,その仕様上,PlayStation 4ではサラウンド再生機能を利用できず,2chステレオ出力対応になる。
低遅延が特徴のワイヤレスヘッドセットとしては,Logitech Gの「G933 Artemis Spectrum Wireless Surround Gaming Headset」が国内でもすでに販売中だが,ManO’Warの価格はこれよりも多少安価である。国内販売されれば,バーチャルサラウンド対応のワイヤレスヘッドセットとして,注目すべき製品となりそうだ。
●Razer ManO’Warの主なスペック
- 基本仕様:2.4GHz帯 ワイヤレスタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:375g
- 接続インタフェース:USB×1(※充電用)
- 搭載ボタン/スイッチ:スピーカー音量調整ダイヤル,マイク音量調整ダイヤル,マイクミュートボタン
- 主な付属品:USBワイヤレスアダプタ
- 対応OS:Windows 10/8/7/Vista,OS X 10.9以降,PlayStation 4
- 価格:169.99ドル
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- インピーダンス:32Ω
- 感度:112dB±3dB(@1kHz)
- スピーカードライバー:直径50mm
- 周波数特性:100Hz〜10kHz
- 感度:-38dB±3dB(@1kHz)
- インピーダンス:未公開
- S/N比:60dB
- 指向性:あり
- ノイズキャンセリング機能:未公開
ManO’War 製品情報ページ(英語)
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