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公開候補版ドライバ「Catalyst 14.7 RC」登場。Catalyst 14.6 RCは差替に
というわけで,すぐに入手したい人は下に示したリンクからどうぞ。対応OSはWindows 7&8.1で,Windows 8は非対応だ。
→Catalyst 14.7 RC(14.7-rc1-windows-july9)
「Display Driver」のバージョンは14.
その内容は例によって本稿の最後にまとめたが,PC版「Assassin's Creed IV: Black Flag」におけるCrossFireの挙動異常に対する対応こそ相応に意味があるといえるものの,この程度なら,遠くない将来に公開されるであろう公式最新版を待ってもいいのではないかという気もする。
なお,毎度毎度の注意事項だが,AMDは公式β版と公開候補版の導入をゲーマーに推奨する一方で,これらを「現状渡しの無保証版」と位置づける姿勢も崩してはいないため,導入する場合は,くれぐれも自己責任でお願いしたい。
#### 以下,英文リリースハイライトまとめ ####
●Catalyst 14.7 RCの対応製品
- Radeon R9 290・280・270シリーズ
- Radeon R7 260・250・240シリーズ
- Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
- Radeon HD 6000シリーズ
- ATI Radeon HD 5000シリーズ
- Radeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7000Mシリーズ
- Radeon HD 6000Mシリーズ
- ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ
※本ドライバのリリース後に登場したノートPCと,東芝製およびソニー製,パナソニック製ノートPCは対象外
●Catalyst 14.7 RCにおける性能向上
- 「Assassin's Creed IV: Black Flag」でゲーム内のグラフィックス設定を「High」とし,解像度を3860×2160ドットに設定したとき,CrossFire構成で最大93%
●Catalyst 14.7 RCの新要素
・CrossFire/Dual Graphicsの拡張
- “Plants vs. Zombies”用CrossFireおよびDual Graphicsプロファイルの更新(“Plants vs. Zombies”は「Plants vs. Zombies: Garden Warfare」のことだと思われるが,詳細は不明。Plants vs. Zombies: Garden Warfareだとして,DirectX版なのかMantle版なのかも明らかにはなっていない)
●Catalyst 14.7 RCで解決した問題
- SST(Single Stream Transport)に対応したAdmiral Overseas(AOC)製4Kディスプレイ「U2868PQU」で画面がちらつく問題
(※Catalyst 14.7 RCにおける対応はドライバレベルの対応であり,AOCから今後提供される新しいファームウェアを導入すれば,ハードウェアレベルでこの問題を解決できるとのこと。AMDはユーザーに対し,DisplayPort認証済みケーブルの利用も推奨している)
- 関連タイトル:
AMD Software
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