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旧世代のGPU向けに重要なバグ修正を行った「Catalyst 12.6 Beta for HD 4000〜2000」
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印刷2012/07/06 12:05

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旧世代のGPU向けに重要なバグ修正を行った「Catalyst 12.6 Beta for HD 4000〜2000」

 北米時間2012年7月5日,AMDは,ATI Radeon HD 4000〜2000シリーズ向けの公式β版グラフィックスドライバ「Catalyst 12.6 Beta Driver for Radeon HD 4000, HD 3000 and HD 2000 Series」(以下,Catalyst 12.6 Beta for HD 4000〜2000)を公開した。
 AMDは,月例アップデートの終了と合わせて,ATI Radeon HD 4000〜2000シリーズのサポートを事実上打ち切っている。その後,一部のGPUに向けた「Catalyst 12.4b Hotfix Driver」は出たものの,「年・月」部分の新しいものは用意されていなかったので,その意味では貴重なリリースといえるだろう。
 ちなみに「Display Driver」のバージョンは8.97.100(1207041447-8.97.100.3-120703a-142008E-ATI)。北米時間6月1日に公開された「Catalyst 12.6 Beta」だと8.98だったので,それよりは若干古い計算である。

 さて,そんなCatalyst 12.6 Beta for HD 4000〜2000だが,修正内容は一点のみだ。「Catalyst 12.6」でAMDは,CERTによる指摘を受けて,「グラフィックスドライバが『Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit』(EMET,アプリケーションの脆弱性を緩和するセキュリティテストツール)におけるバッファオーバーフロー攻撃対抗策となる『Address Space Layout Randomization』(アドレス空間配置のランダム化。以下 ASLR)をサポートしておらず,ASLRを有効化するとBSoDなどが発生する」問題への対処を行っていたが,今回のドライバはそれをATI Radeon HD 4000〜2000シリーズへも広げるものとなる。

 というわけで,すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。ドライバ自体は例によって「現状渡しの無保証版」という扱いなので悩ましいのだが,Windowsは標準でASLRが有効になっているので,それを考えると,対象ユーザーは自己責任で導入しておいたほうがいいのではなかろうか。

Windows 7・Vista・XP用Catalyst 12.6 Beta for HD 4000〜2000


※2012年8月6日追記
 7月24日のタイムスタンプで,βが取れた公式版のリリースを確認できた。必要な人は下に示したリンクを利用してほしい。

32bit版Windows7&Vista用Catalyst 12.6 for HD 4000〜2000
64bit版Windows7&Vista用Catalyst 12.6 for HD 4000〜2000
Windows XP用Catalyst 12.6 for HD 4000〜2000
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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