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BSoDと画面表示異常に対処した「Catalyst 11.6b Hotfix」が登場
サポートされるOSは32/64bit版Windows 7・Vista・XP。ダウンロード先は下に示したとおりだ。リンク先の箇条書きを見ると,対応製品はAMD A-Seriesのみのようにも思えるのだが,ダウンロードページのタイトルに「Radeon HD 6550D&6530Dもサポートする」とあるので,基本的に,Catalyst 11.6で対応するデスクトップPC向けGPUは対象になっていると思われる。参考までに続けておくと,手持ちの「ATI Radeon HD 5870」搭載環境にはインストール可能だった。
→Catalyst 11.6b Hotfix
さて,今回のHotfix版ドライバだが,ダウンロードページによれば,下記のとおり,大きめの不具合がいくつか潰されているようだ。Catalyst 11.6が公開されたタイミングで,マウスカーソルの問題は「Catalyst 11.7」で完全に修正されるという見通しが示されていたが,その予告編的な位置づけと見ておくべきだろうか。
●Catalyst 11.6b Hotfixで解決した問題
- Catalyst 11.6を導入したシステムとディスプレイとをHDMIもしくはDisplayPort経由で接続するとBSoD(Blue Screen of Death)が発生する問題
- システムがアイドル状態にあるとき,画面がちらつく問題
- これまでにリリースされたCatalystドライバを導入したシステムでマウスカーソルの表示がおかしくなる問題
AMDはHotfix版ドライバを「現状渡しの無保証版」と位置づけているので,広くお勧めはできないものの,いままさに上記のトラブルで悩んでいるというのであれば,自己責任で試してみる価値はあるかもしれない。
もちろん,もう7月ではあるので,Catalyst 11.7を待つというのも一計ではあるだろう。
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AMD Software
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