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「FFXV」と「PUBG」「WoT」など4タイトルへの最適化を実現した「GeForce 391.01 Driver」登場。PUBGでは最大7%の性能向上も実現
Release 390世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過ドライバ第3弾は,体験版がリリースになった「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」と,「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG),バージョン1.0でゲームエンジンを刷新した「World of Tanks」,そして「Warhammer: Vermintide 2」への最適化版という扱いだ。とくにPUBGでは最大7%の性能向上を実現できているという。
すぐに入手したい人は,下に示したリンクをどうぞ。
2017年12月の時点でNVIDIAは,Release 390世代で32bit版OS向けドライバを最適化や新機能追加の対象外にすると発表済みなのだが,リリースハイライトを見る限り,直近の「GeForce 390.77 Driver」に引き続き,今回も32bit版OSに対する最適化や新機能追加は続いているようである。
→64bit版Windows 10用GeForce 391.01 Driver(434MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 390.77 Driver(336MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 391.01 Driver(392MB)
→32bit版Windows 8.x・7用GeForce 390.77 Driver(317MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 391.01 Driver(434MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 390.77 Driver(336MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 391.01 Driver(392MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 390.77 Driver(317MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
GeForce.comと英文リリースノートの内容はいつものように和訳を試みて本稿の最後にまとめたので,興味のある人は読んでみてもらえればと思う。国内で注目,もしくは人気のタイトルへ向けた最適化が入っているだけでなく,特定のゲームタイトルやNVIDIAコントロールパネルなどに向けたバグ修正もあるため,対象となるGPUのユーザーにとって重要なアップデートと言い切ってしまっていいのではないだろうか。
ただし,ドライバのインストール作業は自己責任なので,その点だけはご注意を。
※2018年2月28日12:20頃追記
391.01ドライバを入れると,GeForce Experienceの「FreeStyle」を利用できなくなる問題が生じるようだ。4Gamerでは当該症状の再現性を確認済みだが,NVIDIAも問題を把握しているようなので,FreeStyle周りに問題が出た人は,当該スレッドを追うようにしてほしい。
※2018年3月2日11:10頃追記
391.01ドライバでFreeStyleを利用できない問題などに対処する「GeForce Hotfix Driver Version 391.05」が公開となった。詳細は紹介記事を参照してほしい。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 391.01 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 391.01 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 390.77 Driver)
- GeForce Experience:3.13.0.85(←3.12.0.84)
- HD Audio Driver:1.3.36.6
- PhysX System Software:9.17.0524
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:9.1
- NView:148.92
●GeForce 391.01 Driverにおける最適化
(※比較対象はGeForce 390.77 Driver)
- 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」「Warhammer: Vermintide 2」,および「World of Tanks」バージョン1.0の新エンジンに向けた最適化
- 「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」に向けた最適化。一例としてGeForce GTX 1080 TiおよびGeForce GTX 1080搭載環境の解像度3840
× 2160ドットで最大7%,GeForce GTX 1080 TiおよびGeForce GTX 1070,GeForce GTX 1060 6GB搭載環境の解像度1920 × 1080ドットで最大5%
●GeForce 391.01 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Agents of Mayhem」「PixARK」に向けたSLIプロファイルの追加または更新
・3D Visionの拡張
- 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION(Not Recommended)」「Surviving Mars(Good)」「Switchblade(Not Recommended)」「Warhammer: Vermintide 2(Fair)」用3D Visionプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 391.01 Driverで解決した問題
- 「BeamNG.drive」のゲームプレイ中,ダイナミックリフレクションの効果がちらついて見える問題
- 「Call of Duty: WWII」のゲームプレイ中,影がちらついて見える問題
- 「NvfbcPluginWindow」プロセスがWindowsのシャットダウンを妨げる問題
- マルチディスプレイ環境で電源断の状態からPCを起動すると画面になにも表示されなくなる問題
- 3D Visionを有効にしていると,システムのシャットダウンにかかる時間が増える問題
- NVIDIAコントロールパネルの「Display」(ディスプレイ)以下,「Adjust desktop color setting」(デスクトップ カラー設定の調整),「Content type setting」(ディスプレイに報告するコンテンツのタイプ)が,システムを再起動すると「Auto-selected」(自動選択(推奨))へリセットされる問題
- GeForce GTX 1080 TiもしくはGeForce GTX 980搭載環境でOpenGLアプリケーションを実行している場合,3DオブジェクトやテクスチャといったOpenGLオブジェクトのマッピングを行おうとしたときに,当該アプリケーションがクラッシュする問題
- GeForce GTX 965M搭載のノートPCで,GPU性能が低下する問題
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION
- 関連タイトル:
PUBG: BATTLEGROUNDS
- 関連タイトル:
World of Tanks
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