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  • 発表日:2003/10/23
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公式最新β版「GeForce Driver 270.51 Beta」公開。ドライバの更新状況自動確認機能とともにRelease 270世代が開幕する
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印刷2011/03/31 00:00

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公式最新β版「GeForce Driver 270.51 Beta」公開。ドライバの更新状況自動確認機能とともにRelease 270世代が開幕する

 北米時間2011年3月30日,NVIDIAは,Release 270世代の開幕を告げる公式最新β版グラフィックスドライバを公開した。デスクトップPC向けが「GeForce/ION Driver 270.51 Beta」で,ノートPC向けが「Verde Notebook Driver 270.51 Beta」だ。

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 対応GPUシリーズは,デスクトップPC向けがGeForce 6〜500,ノートPC向けがGeForce 8M以降のGeForceとDirectX 10以降に対応したQuadro NVSおよびQuadro FXで,いずれも当該世代のグラフィックス機能統合型チップセットもサポートされている。
 1月中旬に公開された「GeForce Driver 266.58」より後に発表されたGPUに対しては専用ドライバを乱発してきたNVIDIAだが,Release 270で仕切り直し。270.51 Betaは,1月下旬以降に登場したGeForce GTX 500シリーズの新モデルやGeForce 500Mシリーズをはじめ,これまでに登場したGeForce 6以降のデスクトップ&ノートPC向けGPUおよびその派生品を広くサポートしたリリースとなっているのが特徴だ。

 すぐに入手したい人は,下記のリンクを使ってほしい。原稿執筆時点においてWindows XP用のVerde Notebook Driverは公開を確認できていないので,この点はご了承のほどを。

32bit版Windows 7&Vista用GeForce/ION Driver 270.51 Beta(133MB)
64bit版Windows 7&Vista用GeForce/ION Driver 270.51 Beta(165MB)
Windows XP用GeForce/ION Driver 270.51 Beta(118MB)

32bit版Windows 7&Vista用Verde Notebook Driver 270.51 Beta(137MB)
64bit版Windows 7&Vista用Verde Notebook Driver 270.51 Beta(170MB)

 Releaseの世代が上がったメジャーアップデートとなる今回のポイントは,追加された新要素だ。大きく分けると3つあるので,以下,順に紹介してみたい。


1.ドライバアップデートの自動通知機能


日本語版NVIDIA Update。導入してみたところ,バージョンは1.1.33だった。更新確認の頻度は,規定となる1日に一度のほか,1時間/1週間/1か月に一度,そしてログイン時と,5つから選択できる
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 Release 270では,「NVIDIA Update」という機能が追加された。これは,公式最新版ドライバの更新状況を自動でチェックし,ダウンロードが可能になったら通知してくれるというもの。トレイアイコン,もしくはNVIDIAコントロールパネルの「Help」−「Update」からアクセスできる設定ウインドウから,

  • チェックの自動化/手動化
  • 自動チェックの頻度
  • タスクトレイでバルーンによるポップアップ表示を行うか否か
  • β版ドライバを更新チェック対象とするか

を設定できるようになっており,ひととおりのことは設定できる印象だ。
 言われてみれば「なんで今までなかったの?」という機能ではあるのだが,グラフィックスカードを使っていくうえで非常に重要なドライバソフトウェアの更新状況を自動で確認できるようになった意義は決して小さくない。歓迎できる機能追加といえるだろう。

NVIDIA Updateにより,公式ドライバソフトウェアの更新を自動化できる。新しいドライバが公開されたらポップアップして通知してくれるのは便利
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2.GeForce 500&400シリーズにおけるパフォーマンス最適化


Dragon Age 2でパフォーマンスが3.6〜6.2倍向上したとするスライド
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 GeForce 500&400シリーズを対象に,主要ゲームタイトルにおけるパフォーマンスの最適化が図られている。詳細は後述するが,高負荷状態におけるスコアが向上しているようだ。
 なお,NVIDIAはわざわざページをあらためて,「Dragon Age 2」におけるパフォーマンスが最大約6.2倍(+516%)にまで向上したとアピールしているが,これはタネを明かすと,「AMDのサポートを受けて開発されたDragon Age 2において,当初,GeForceのパフォーマンスがまったく奮わなかった」問題に対処したもの。「最大6.2倍!」というアピールの仕方はともかくとして,世界市場におけるDragon Age 2の発売から1か月足らずでキャッチアップしてきた点はポジティブに評価されるべきだと思われる。

GeForce GTX 580,GeForce GTX 560 Tiそれぞれでパフォーマンス向上率が示されている
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3.3D Vision周りの最適化&使い勝手改善


 Release 270では,3画面3D立体視表示「3D Vision Surround」利用時のパフォーマンス最適化が図られている。タイトルによっては,Release 265世代と比べて3倍以上のスコアを出せるようになっているほか,Valveの「Source」エンジンをベースとするタイトルで,照準(クロスヘア)を立体視表示させるときの負荷が大きく軽減しているとのことだ。

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3D Vision Surround時のパフォーマンスが大きく向上したと謳うスライド。「Call of Duty: Black Ops」や「Left 4 Dead」「Left 4 Dead 2」では250%近い引き上げを実現したという
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照準を立体視表示させるときの負荷が大きく下がったとのこと。スライドでは「○倍速い」と書かれているが,フレームレートがこれだけ上がるというわけではない

 また,これまでなぜかグラフィックスドライバとは別になっていた3D Vision Controller DriverがGeForce Driverに統合されていたり,3D Visionをウインドウモードで使う「Windowed Mode 3D Vision」がAeroを有効化していても利用可能になったり,NVIDIAコントロールパネルにウインドウモードの設定項目が追加されたりしているのも,3D Vision対応環境を使っている人にとってはメリットになると思われる。

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左と中央は3D Vision関連の新要素。右は,3D Visionエミッタを内蔵し,同時にHDMI 1.4aにも対応したAcer製ディスプレイが近く登場すると謳うスライドだ
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新たにいくつかの3D Vision対応製品が登場。3D Vision対応プロファイルも新しく追加されているとのこと


 先ほど「後述する」としたパフォーマンス最適化の詳細は,新要素やバグフィックスともども,例によって和訳を試み,本稿の最後にまとめてあるので,参考にしてほしい。

 いつものパターンからすると,そう遠くない将来にβの取れたバージョンが登場するはずなので,基本的にはそれを待つのが正解だと思われるが,とくにNVIDIA Updateなど,アップデート内容に惹かれるものがあったなら,自己責任で試してみるのも悪くはないだろう。
 なお,統合されるHD Audio DriverとPhysX System Softwareのバージョンは順に1.2.22.1,9.10.0514なので,前者は新しくなったことになる。


●Release 270.51 Betaにおける新要素(Windows 7・Vista・XP)
・NVIDIA Update
  • NVIDIA公式Webサイトから新しいドライバをダウンロードできるようになった時点で通知してくれる「NVIDIA Update」を採用
  • ドライバのセットアップ時にカスタムインストールを選択すれば,インストールするかどうかを選択できる

・3D Vision
  • 3D Vision Controller Driverをグラフィックスドライバと統合
    ・別途3D Vision Controller Driverを探してインストールする必要がなくなった
  • 3D Visionのウインドウモードに機能追加
    ・DirectX 9世代のゲームタイトルや「Google Earth」,あるいは3D Vision Live.comを,3DTV Play経由でHDMI 1.4準拠の立体視対応テレビへ出力できるようになった
    ・Aeroを有効化した環境でも利用できるようになった
    ・NVIDIAコントロールパネルに3D Visionのウインドウモード有効/無効切り替えスイッチが追加された
  • 3D Vision対応機器のサポートを追加
    ・ディスプレイ:Tongfang製「LM2230W」
    ・プロジェクタ:Acer製「X1261P」「X1261-3D」,DepthQ製「HDs3D-I」,NEC製「NP-V300X」,三洋電機製「PDG-DXL2000」
    ・PC:Acer製「Aspire Z5673」,ASUSTeK Computer製「G53SW」「G73SW」「VX7」,CLEVO製「P170HM3」,Lenovo製「B520」,東芝製「Satellite P770/P775//T572」「Dynabook T572」「Qosmio X770/X775」
  • IRエミッタ内蔵ディスプレイへの対応を拡充
    ・IRエミッタ内蔵ディスプレイを用いた3D Vision SurroundおよびNVIDIA Surround(2D)に対応
  • SLI構成時に「DLP HDTV」(※おそらくリアプロジェクションテレビのことだと思われる)視覚同期を起こす問題の修正
  • 3D Vision性能の改善
    ・Valveの「Source」エンジンをベースとするタイトルで,照準(クロスヘア)を立体視表示させるときの負荷を大きく軽減
  • 3D Visionプロファイルの追加&アップデート
    ・「Alice Madness Returns」「Crysis 2」(※マルチプレイヤーデモを含む)「Dead Space 2」「DeathSpank」「Dragon Age II」「Duke Nukem Forever」「Dungeon Defenders」「Dungeon Siege III」「Fable III」「Faxion Online」「F.3.A.R.」「Final Fantasy XIV」「Homefront」「Lego Universe」「Need for Speed: Shift 2 Unleashed」「Need for Speed World」「Portal 2」「Richard Burns Rally」「Rift」「Section 8: Prejudice」「Shogun 2: Total War」「Star Wars: Clone Wars Adventures」「Test Drive Unlimited 2」「The Sims Medieval」に向けた3D Visionプロファイルを追加
    ・「MX vs. ATV Reflex」「MHFベンチマーク」に向けた3D Visionプロファイルを更新

・CUDA
  • CUDA性能の引き上げ
    Unified Visual Addressing(UVA)やGPUDirect Version 2.0といった,CUDA 4.0の機能を使うアプリケーションにおけるパフォーマンスを引き上げ


●Release 270.51 Betaにおける3Dゲーム性能の向上(Windows 7・Vista・XP)
(パフォーマンス向上率は64bit版Windows 7環境においてRelease 265世代と比べたときのもので,対象となるGPUはGeForce 500&400シリーズとのこと。なお,アンチエイリアシングは「AA」,異方性フィルタリングは「AF」,スクリーンスペース・アンチエイリアシングは「SSAO」,「ゲーム側のグラフィックス設定をすべて最高にする」ことは「Max Setting」とそれぞれ表記する)
・GeForce GTX 580搭載環境の例
  • 「Dragon Age 2」で最大346%(2560×1600ドット,8x AA&16x AF適用の「Very High」設定,SSAO有効時 ※リリースハイライトでは1920×1200ドット時に最大326%とされる)
  • 「Dragon Age 2」でSLI構成時に最大516%(2560×1600ドット,8x AA&16x AF適用時適用の「Very High」設定,SSAO有効時)
  • 「Far Cry 2」でSLI構成時に最大6%(2560×1600ドット,8x AA&16x AF適用のMax Setting時)
  • 「Just Cause 2」の「Concrete Jungle」ベンチマークシークエンスで最大11%(1920×1200ドット,8x AA&16x AF適用時)
  • 「Just Cause 2」の「Concrete Jungle」ベンチマークシークエンスでSLI構成時に最大11%(2560×1600ドット,8x AA&16x AF適用時)
  • 「Left 4 Dead 2」のアウトドアシーンにおいて最大5%(1920×1200ドット,AA&AF無効時)
  • 「Left 4 Dead 2」のアウトドアシーンにおいてSLI構成時に最大5%(2560×1600ドット,4x AA&16x AF適用時)
  • 「Mafia 2」でSLI構成時に最大4%(2560×1600ドット,AA有効&16x AF適用かつPhysX設定「High」時)
  • 「Sid Meier's Civilization V」で最大7%(1920×1200ドット,4x AA&16x AFのMax Setting時)
  • 「Sid Meier's Civilization V」でSLI構成時に最大5%(1920×1200ドット,8x AA&16x AFのMax Setting時)
  • 「Tom Clancy's H.A.W.X.2」でSLI構成時に最大4%(1920×1200ドット,8x AA&16x AF適用のMax Setting時)

・GeForce GTX 560 Ti搭載環境の例
  • 「Call of Duty: Black Ops」の「Jungle Map」で最大5%(1920×1200ドット,AA&AF無効時)
  • 「Call of Duty: Black Ops」の「Jungle Map」でSLI構成時に最大4%(2560×1600ドット,4x AA&16x AF適用時)
  • 「Dragon Age 2」で最大241%(1920×1200ドット,4x AA&16x AF適用の「Very High」設定時)
  • 「Dragon Age 2」でSLI構成時に最大461%(1920×1200ドット,8x AA&16x AF適用の「Very High」設定時)
  • 「Just Cause 2」の「Concrete Jungle」ベンチマークシークエンスで最大13%(1920×1200ドット,4x AA&16x AF適用時)
  • 「Just Cause 2」の「Concrete Jungle」ベンチマークシークエンスでSLI構成時に最大19%(2560×1600ドット,8x AA&16x AF適用時)
  • 「Left 4 Dead 2」のアウトドアシーンにおいて,SLI構成時に最大4%(1920×1200ドット,4x AA&16x AF適用時)
  • 「Metro 2033」でSLI構成時に最大4%(1920×1200ドット,4x AA&16x AF適用かつPhysX設定「On」時)
  • 「Sid Meier's Civilization V」で最大4%(1920×1200ドット,AA&AF無効,Max Setting時)
  • 「Tom Clancy's H.A.W.X.2」でSLI構成時に最大5%(1920×1200ドット,4x AA&16x AF適用,Max Setting時)


●Release 270.51 Betaにおける3D Vision性能の向上(Windows 7・Vista)
(パフォーマンス向上率は64bit版Windows 7環境においてRelease 265世代と比べたときのもので,対象となるGPUはGeForce 500・400&200シリーズとのこと。スコア向上率はGeForce GTX 480のSLI構成における例とされている。なお,アンチエイリアシングは「AA」,異方性フィルタリングは「AF」とそれぞれ表記する)
  • 「Aliens vs. Predator」で最大109%(5760×1080ドット,1x AA&16x AF適用時)
  • 「Burnout Paradise」で最大107%(5760×1080ドット,2x AA&16x AF適用時)
  • 「Call of Duty: Black Ops」で最大267%(5760×1080ドット,2x AA&16x AF適用時)-「Call of Duty: Modern Warfare 2」で最大177%(5760×1080ドット,2x AA&16 xAF適用時)
  • 「Far Cry 2」のDirectX 9モードで最大15%(5760×1080ドット,2x AA&16x AF適用時)
  • 「Left 4 Dead 2」で最大250%(5760×1080ドット,2x AA&16x AF適用時)
  • 「Need for Speed: Shift 2 Unleashed」で最大159%(5760×1080ドット,2x AA&16x AF適用時)


●Release 270.51 Betaで解決した問題(32bit版Windows 7&Vista)
  • 800×600ドットがネイティブ解像度ではないプロジェクタとグラフィックスカードとを接続したWindows 7環境で,解像度を800×600ドットに設定し,フルスクリーンで「Heaven Benchmark」を実行すると,解像度が1024×768ドットに切り替わる問題
  • GeForce 400シリーズ搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルの「Adjust Desktop Size and Position」(デスクトップのサイズと位置の調整)から,ディスプレイ側の拡大オプションに従うよう設定できない問題
  • GeForce GTX 460もしくはGeForce GTX 285搭載環境でNVIDIAコントロールパネルから解像度1280×720ドットや1920×1080ドットを選択すると,設定値の代わりに高解像度テレビ用の720pや1080p解像度がそれぞれ設定される問題(※ということだと思われる。原文は「GeForce GTX 460/GTX 285: After attempting to set the resolution to a PC resolution of 1280x720 or 1920x1080, the HD resolutions get applied instead (720p or 1080p, respectively).」)
  • GeForce 9600M GT搭載環境で,マルチディスプレイをクローンモードで構成し,ノートPC側液晶パネルの拡大設定を「Do not scale」に設定すると,ノートPC側液晶パネルの解像度を変更できなくなる問題
  • Quadro FX 2700M搭載環境で「Dualview」モードを有効化すると,Blu-ray Discのビデオを再生するとき,フレームドロップが発生し,速度も遅くなる問題
  • GeForce 9800 GX2搭載環境で「World in Conflict」をプレイすると,芝のテクスチャがちらつく問題


●Release 270.51 Betaで解決した問題(64bit版Windows 7&Vista)
  • ネイティブ120Hz表示対応ディスプレイと接続した環境で,コマンドラインからドライバをインストールするとき,リフレッシュレートのスイッチ「-j」が正常に機能せず,120Hz表示をデフォルトに設定できない問題
  • 800×600ドットがネイティブ解像度ではないプロジェクタとグラフィックスカードとを接続したWindows 7環境で,解像度を800×600ドットに設定し,フルスクリーンで「Heaven Benchmark」を実行すると,解像度が1024×768ドットに切り替わる問題
  • GeForce GTX 560 Ti搭載環境で,3D立体視のテスト「3D medical image」から抜けるときに,NVIDIAコントロールパネルが時折クラッシュする問題
  • GeForce 400シリーズ搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルの「Adjust Desktop Size and Position」から,ディスプレイ側の拡大オプションに従うよう設定できない問題
  • GeForce GTX 460もしくはGeForce GTX 285搭載環境でNVIDIAコントロールパネルから解像度1280×720ドットや1920×1080ドットを選択すると,設定値の代わりに高解像度テレビ用の720pや1080p解像度がそれぞれ設定される問題(※ということだと思われる。原文は「GeForce GTX 460/GTX 285: After attempting to set the resolution to a PC resolution of 1280x720 or 1920x1080, the HD resolutions get applied instead (720p or 1080p, respectively).」)
  • GeForce 500&400シリーズによる3D Vision Surround環境で,3台のディスプレイを接続し,3画面表示を有効にした状態から,NVIDIAコントロールパネルのSLI関連ページから「Active all displays」を選択しても,すべてのディスプレイがアクティブにはならない問題
  • GeForce 500&400シリーズによる3D Vision Surround環境で3画面表示の有効後,NVIDIAコントロールパネルに表示されない解像度設定がWindows標準の解像度設定には表示される問題
  • GeForce 400シリーズによる3D Vision Surround環境で,立体視対応アプリケーションの実行中や立体視対応ビデオの再生中にシステムがハングし,画面に何も表示されなくなる問題
  • GeForce GTX 295のQuadl SLI環境で「Maximize 3D Performance」を有効化したうえで,片方のGeForce GTX 295カードで2台のディスプレイに対しクローンモードを有効化すると,3画面表示させようと思って「Span displays with Surround」を選択しても,クローン表示モードのままになってしまい,“3画面め”もアクティブにならない問題


●Release 270.51 Betaで解決した問題(Windows XP)
  • GeForce 9800 GTX搭載環境で「HD formats」を変更すると,「Adjust Screen Size and Position」の設定内容が保存されない問題(※「HD formats」は,NVIDIAコントロールパネルの「解像度の変更」−「カスタマイズ」から設定できる高解像度テレビ用フォーマットのことだと思われるが,正確なところは不明。原文は「GeForce 9800 GTX: Changes made on the “Adjust Screen Size and Position” page are not saved after changing the HD formats.」)
  • GeForce 9600 GT搭載環境をHDMIでテレビと接続しているとき,HD Audioを使ってオーディオクリップを再生し,フルスクリーンモードへ切り替えると,画面に一瞬何も表示されなくなる問題


●Verde Notebook Driver 270.51 Betaに関する注意事項
  • ドライバのアップデートに先立ち,システムのバックアップ取得を推奨
  • Intel製チップセットを搭載し,HybridPowerに対応したノートPCはサポート対象外
  • ソニー製ノートPCは,GeForce GT 425M,GeForce GT 335およびGeForce 310M搭載のVAIO Fシリーズのみ対応(※それ以外のソニー製ノートPCで,グラフィックスドライバはソニーから提供される)
  • Dell製ノートPC「Inspiron 1420」「XPS M1330」「XPS M1530」「Latitude D630&D630c」のユーザーには,ドライバのアップデートに先立って「Recommended Software Update」の導入を強く推奨
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