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Release 256 WHQL登場。「GeForce Driver 257.21」公式最新版が公開に
対応製品は,デスクトップPC向けとなるGeForce/ION Driver 257.21がGeForce 6以降のGPUとデスクトップPC向けグラフィックス機能統合型チップセット,IONプラットフォーム。ノートPC向けのVerde Notebook Driver 257.21が,GeForce 8M以降のGeForceと,DirectX 10以降に対応したQuadro NVSおよびQuadro FX,IONプラットフォームだ。
前者はWindows XPおよび32/64bit版Windows Vista&7用,後者は32/64bit版Windows Vista&7用がそれぞれ公開されている。
すぐに入手したい人は,下に示したリンクを利用してほしい。
→Windows XP用GeForce/ION Driver 257.21(114MB)
→32bit版Windows Vista&7用GeForce/ION Driver 257.21(125MB)
→64bit版Windows Vista&7用GeForce/ION Driver 257.21(155MB)
→32bit版Windows Vista&7用Verde Notebook Driver 257.21(110MB)
→64bit版Windows Vista&7用Verde Notebook Driver 257.21(143MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
「公式最新版は6月初旬」と予告されていたので,それよりは少々遅れてのリリースとなった257.21版ドライバだが,リリースハイライトやリリースノートを見る限り,257.15 Betaをベースに若干のアップデートを行いつつ,WHQLをパスしてきたものという理解でいいようだ。
257.21では,「PhysX System Software」のバージョンが,従来の9.10.0222から9.10.0223へとほんのわずかに引き上げられているものの,目立った違いはその程度。日本時間16日12:00時点で,Verde Notebook Driver 257.21のリリースノートは公開されていないのだが,少なくとも,GeForce/ION Driverの場合,記載されているバグフィックスの内容は,257.15 Betaとほとんど同じだった。違っていたのは,先のリリースで32bit版Windows Vista&7環境における問題とされていた,
- NVIDIAコントロールパネルからアンチエイリアシングの設定を「Enhanced」もしくは「Override」に設定すると,「Half-Life 2: Episode Two」で,ゲーム内の輝度設定が著しく低くなる問題
について,Windows XP環境でも追加修正が行われた点のみである。
なお,統合されるHD Audio Driverはバージョンは1.0.9.1で,Release 197世代から変わっていなかった。
というわけで,257.15 Betaからのアップデートとして見た場合は,実に小粒なものということになる,今回の275.21。だが,大規模アップデートとなったRelease 256世代初の公式最新版としては,十分な価値を認めることもできるだろう。
対象製品のユーザーで,β版ドライバを使わないポリシーの人には,Release 256世代の概要をチェックしつつ,自己責任で導入してみることを勧めておきたい。
GeForce&VerdeドライバRelease 256の概要
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GeForce Driver
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