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GeForce 9以前に対応したWinXP用ドライバ「GeForce Driver 175.19」が差し替えに。導入済みのユーザーには再インストール推奨
リンク先のアドレスは6月24日の記事で紹介したものから変わっていないが,念のため下に示しておきたいと思う。また,4Gamerのドライバリンクページも更新済みだ。
→Windows XP用GeForce Driver 175.19(72.4MB)
いろいろ説明する必要があるだろう。
まずドライバの名称から。NVIDIAのグラフィックスドライバといえば,古くは「Detonator」であり,最近は「ForceWare」だった。それが突然「GeForce Driver」と言われてもピンとこない人が多いと思うが,実はForceWareという名称,2008年の春先から,次第に使われなくなってきていたのだ。NVIDIAの公式発表がないこともあって,4Gamerではその後もあえてForceWareと呼び続けてきたのだが,さすがに最近だと,ForceWareの表記はリリースノートの一部に残るだけという状況になっている。
そこで,ForceWareという呼称はどうなるのか,名称が変わったとすれば今後は何と呼ぶべきかについて確認したところ,NVIDIA本社のグラフィックスドライバ担当であるChris Daniel(クリス・ダニエル)氏から「現在の正式名称は『GeForce Driver』」との回答が得られた。「ForceWareという呼称は,2008年以降,使わないようにしてきている」そうで,“してきている”最中だから,まだ一部には残っているということのようだ。
というわけで4Gamerでも,2008年6月下旬あたりから,新しい正式名称で呼ぶように心がけている。しばらくは違和感が残るかもしれないが,ご了承いただきたい。
そして本題。GeForce Driver 175.19は,「ForceWare 175.19」として紹介した6月24日時点において,Windows XPおよび32/64bit版Windows Vista用にリリースされていたが,今回差し替えられたのはあくまでWindows XP用のみ。
先々週(※6月29日からの週)に,Windows XP用のGeForce Driver 175.19が突然ダウンロード不可になったのだが,これは「nvapps.xmlが正しくロードされない問題があって,いったん引っ込めたためだ」(Daniel氏)。この問題により,NVIDIAコントロールパネルからのアンチエイリアシング設定を正しく行えなくなっていたが,差し替え版ではその問題が修正済みだと同氏は説明している。
いずれにせよ,Windows XPを使っていて,北米時間6月24日のリリース直後にGeForce Driver 175.19を導入した人達には,グラフィックスドライバの再インストールを強く推奨する次第だ。面倒かもしれないが,いったんアンインストールしてから,新たに導入し直すことを勧めたい。
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