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Hybrid SLI対応の公式最新β版ドライバ「ForceWare 175.16」が公開に
→Windows XP用ForceWare 175.16 Beta(72.9MB)
→32bit版Windows Vista用ForceWare 175.16 Beta(61.7MB)
→64bit版Windows Vista用ForceWare 175.16 Beta(76.8MB)
ForceWare 175.16 Betaのトピックは,Windows XP用の公式グラフィックスドライバとして初めて「GeForce 9800 GTX」「GeForce 9600 GSO」がサポートされた点。そして32/64bit版Windows Vista用は,GeForce 9600 GSOのサポートに加え,新機能「Hybrid SLI Technology」(以下,Hybrid SLI)が利用可能になった点にある。Hybrid SLIに関しては,先に掲載したテストレポートが詳しいが,念のためリリースノートに記載されている対応チップセットとGPUについてはここでも以下のとおり紹介しておきたい。
●Hybrid SLI対応チップセット(※リリースノートより)
- nForce 780a SLI
- nForce 750a SLI
- nForce 730a
- nForce 720a
- GeForce 8300
- GeForce 8200
- GeForce 8100
●GeForce Boost対応GPU(※リリースノートより)
- GeForce 8500 GT
- GeForce 8400 GS
●HybridPower対応GPU(※リリースノートより)
- GeForce 9800 GX2
- GeForce 9800 GTX
このほか,恒例のバグフィックスは,今回もSLI構成時を中心に進んでいる印象だ。例によってゲーマーに関係のありそうな部分をピックアップして,以下のとおりお伝えしたい。なお,64bit版Windows Vistaの修正内容には,「ForceWare 175.12 Beta」の修正内容がそのまま流用されているものが見受けられたため,該当する項目は冒頭に★マークを付けて区別した。
●ForceWare 175.16 Betaで解決した主な問題(Windows XP)
- GeForce 9800 GTXをHDMIインタフェースでディスプレイと接続したときに,NVIDIAコントロールパネルから「Resize HDTV Desktop」を利用できない問題
- GeForce 9600 GT搭載環境で,テレビを含むDualViewを構築したとき,DVIシングルディスプレイモードからDualViewへ移行すると,「Adjust Television color settings」にあるいくつかの設定がゼロになってしまう問題
- Geforce 8600搭載環境で,デフォルト設定のまま「Tiger Woods PGA Tour 2007」を実行すると,起動中にゲームがハングアップする問題
- GeForce 8200/nForce 720a搭載環境でCRTディスプレイの位置調整を行うとデスクトップの表示がおかしくなる問題
- GeForce 7300 GT搭載環境で「Lego Star Wars 2」を実行し,ゲームメニューからグラフィックスオプションを選択すると,ゲームがクラッシュする問題
- GeForce 8800 UltraのNVIDIA SLI(以下,SLI)構成時に「Sid Meier's Railroads!」を1024×768ドットの解像度で実行し,ゲーム側のアンチエイリアシング設定を8xとnoneの間で切り替えると,システムがクラッシュする問題
- GeForce 8300/8400/8500のSLI構成時に,ゲーム側,もしくはNVIDIAコントロールパネル側からVSyncを有効化すると,複数のゲームでティアリングが発生する問題
- GeForce 7950 GX2のQuad SLI構成時に「Black and White 2」をプレイすると,画面がちらついたり,水の表示がおかしくなったりする問題
●ForceWare 175.16 Betaで解決した主な問題(32bit版Windows Vista)
- 対応する全GPU搭載環境で,デスクトップのコンテキストメニューからNVIDIAコントロールパネルを開くショートカットが失われていた問題
- GeForce 8600 GTのSLI構成時に,「Object dynamic lighting」レンダリングモードを利用して「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」をプレイすると,ゲーム画面がちらついたり,その後システムがクラッシュしたりする問題
●ForceWare 175.16 Betaで解決した主な問題(64bit版Windows Vista)
- GeForce 8800 GTX搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルの「Resize HDTV Desktop」メニューに,正しくない画像が表示される問題
- Geforce 8600搭載環境で,デフォルト設定のまま「Tiger Woods PGA Tour 2007」を実行すると,起動中にゲームがハングアップする問題
- GeForce 9800 GTXの3-way SLI構成時に「Tom Clancy's Ghost Recon: Advanced Warfighter 2」を実行すると,オープニングビデオに黒い横線が混じる問題
- GeForce 8800 GTX/Ultraの3-way SLI構成を,2-way SLIからのアップグレードで実現すると,正常に動作しない問題(※NVIDIAは,いったんシングルGPUパフォーマンスモードに切り替えてから3枚めのカードを差すよう推奨している)
- ★GeForce 9800 GX2およびGeForce 7950 GX2のQuad SLI構成時に,「NHL 08」を実行すると,オープニングビデオの表示がおかしくなる問題
- ★GeForce 9800 GX2搭載環境でVSyncを有効化して「World of Warcraft」をプレイすると,画面表示がおかしくなる問題
- ★GeForce 8800 GTX/Ultraの3-way SLI構成をアンダースキャン表示となっているディスプレイに接続しているとき,HDCPを有効化するとシステムがハングアップする問題
- ★GeForce 7800 GTXのSLI構成時に「F.E.A.R.」を実行し,設定できる最高解像度に指定してから「Test Settings」をクリックすると,「Driver is not responding」エラーが発生する問題
本β版は,Windows XP環境でGeForce 9800 GTX(や,まだ搭載カードの販売を確認できていないGeForce 9600 GSO)を使っている人,あるいはWindows Vista環境でHybrd SLIを試したい人にとって,大いに意味のあるバージョンといえるだろう。また,32bit版Windows Vistaを使っていて,NVIDIAコントロールパネルのショートカットがコンテキストメニューから消えて困っていたという人にとっても重要な更新だ。
NVIDIAがβ版ドライバの導入を推奨していることも踏まえるに,該当する人は自己責任で導入してみると幸せになれるかもしれない。
- 関連タイトル:
ForceWare
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