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[TAIPEI 2007#17]多くの観客を集めた「Hellgate:London」と「World of Warcraft:The Burning Crusade」の展示ブース
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まずはHellgate: LondonのFunTownから。一般的なメーカー出展ブースと異なり,FunTownのブースは黒い布シートで覆われた,巨大な四角いテントだった。もちろん,シートの要所にはHellgate: Londonのロゴがあしらわれている。
黒い布で囲って何をしていたのか? 別に,欧米のゲームショウでよくあるようなクローズドブースにしていたわけではない。外光を遮ることで,ゲームの舞台となる荒廃したロンドンの街角を演出していたのである。会場には壊れた建物や,モンスターが自動車にのしかかって壊しているところ,ぼろぼろになったロンドン塔などのオブジェが用意され,プレイヤーキャラクターやモンスターのフィギュアも,大小用意されていた。
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ステージの両脇からブース内部に入ると,プロモーションムービーのスクリーンとフィギュアコーナーがあるが,ここでは等身大よりやや大きなプレイヤーキャラクターのフィギュアがあり,その横でコンパニオンのお姉さんがポーズをとっている。そこから進むと武器コーナーがあって,主にプレイヤーキャラクターが使う重火器や剣のオブジェが用意されている。ここのコンパニオンさんは剣を構えて,来場者と一緒に写真に収まってくれる。
また,試遊台の手前には「2038 Bar」と名付けられた,飲み物の配布場所がある。2038とはゲームの舞台となる世界の西暦年であり,ここはここで,店(?)のロゴがブース内の暗がりに映えるネオン管で出来ているなど,なかなか“らしい”演出だった。
ゲーム世界を忠実に再現しようとしているわけではないが,それらしい雰囲気のガジェットで構成された空間。これはいわばHellgate: Londonのテーマパークと考えるべきだろう。
商談の場というよりは,ゲーマー向けのアピールの場であるTaipei Game Showの性格にふさわしく,来場者にゲームのイメージを強烈に植え付けることに,主眼を置いたようである。会場随一のブース面積を生かした,58台(うち4台は30インチクラスのワイド液晶ディスプレイだった)もの試遊台とて驚くには十分だが,このブースはトータルコンセプトにおいても,一見の価値あるものだった。
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ブースには普通の試遊台とは別に,5人対5人のチーム対戦エリアが用意され,コンパニオンや司会進行役のMCを交えつつ,対戦イベントが行われていた。
といっても,申し込んだチームが次々に対戦スペースに入り,デスマッチ1試合で勝ったら,ちょっとしたインタビューのあとに賞品が贈られるという,いたってシンプルなもの。勝ったほうのチームが残って勝ち抜き数を競うとか,トーナメント形式になっているとか,そういった複雑な要素はいっさいなしである。
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それでも人が大勢集まり,イベントが盛り上がっているのは,ゲーム自体の人気に加えて,Taipei Game Show来場者のノリのよさによるものと見るべきだろう。彼らはここに楽しみに来ているのだし,ステージから投げられるノベルティのポケットティッシュをジャンプして掴むのと同じく,それほど大した賞品でなくても,喜んでお祭りに参加しているのである。
Hellgate: LondonにWorld of Warcraft: The Burning Crusadeと,いわば世界中の話題ともいえる両作品だけに,ほうっておいても人が集まるのは必然かもしれない。だが,ゲームショウにおける作品の楽しみ方/楽しませ方でも,両ブースはなかなか面白い側面を見せていたと思う。(Guevarista)
- 関連タイトル:
ヘルゲート:ロンドン(完全日本語版)
- 関連タイトル:
World of Warcraft: The Burning Crusade
- 関連タイトル:
World of Warcraft: The Burning Crusade(Macintosh)
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