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AMD,ATICとの合弁会社に関する資産スマート化の取引を完了。「The Foundry Company」は今週中に正式設立へ
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印刷2009/03/03 11:45

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AMD,ATICとの合弁会社に関する資産スマート化の取引を完了。「The Foundry Company」は今週中に正式設立へ

The Foundry Company(仮称)
配信元 日本AMD 配信日 2009/03/03

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

AMD、「Asset Smart(資産スマート化)」に関する取引を完了、
テクノロジー業界を変革する影響力と革新性を備えた
リーダー企業が2社誕生

AMDとATIC、米国を本社とする資金力の整った
世界規模の半導体製造サービス企業を設立
Mubadala Development Company社がAMDに増資

AMD(本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、NYSE:AMD)は本日、Advanced Technology Investment Company社(以下ATIC)およびMubadala Development Company社(以下Mubadala)との「Asset Smart(資産スマート化)」に関する一連の取引が完了したことを発表しました。これによって、世界で唯一の米国を本社とするファウンドリー企業(半導体製造専門企業)「The Foundry Company」(仮称)の正式発足に向けた環境が整いました。「The Foundry Company」(仮称)は今週中に正式に設立され、改めて正式社名とビジュアル・アイデンティティが発表される予定です。

AMDは、The Foundry Companyの所有持分の一部について、ATICから7億ドルを受領しました。The Foundry Companyは、関連するAMDの債務約11億ドルの返済責任を負い、Mubadalaは、AMDの新規発行株式5,800万株と増資株3,500万株のワラントにつき、AMDに約1億2,500万ドル※の支払いを行いました。

AMDのDirk Meyer(ダーク・マイヤー、社長兼CEO)は次のように述べています。「今回の歴史的な取引の完了により、当社とパートナー企業ATIC、Mubadalaは業界をリードする強力な企業2社の体制を整えることができました。AMDは、この新しい2社がテクノロジー業界を劇的に発展に導くことができる将来への展望を示すことができると考えています。当社の『Asset Smart』戦略は、AMDの成長戦略に不可欠な世界トップクラスの最先端半導体製造技術を長期的に活用できるようにするだけに留まりません。『Asset Smart』戦略は、業界の変革を意味します。ATICは、AMDの半導体業界における40年の実績をさらに拡大し、“次世代”の半導体の技術革新を作り出すための製造基盤を業界全体に対して提供するのに理想的なパートナーです。我々はこのビジョン、世界中に創出している機会、さらにMubadalaとATICという洞察力に優れた戦略的パートナーを得られた幸運を誇りに思うと同時に、MubadalaをAMDの取締役会のメンバーに迎えることを嬉しく思います。AMDは、この戦略とパートナーシップによって、魅力的なユーザー・エクスペリエンスを提供する業界最先端のコンピューティング性能とグラフィックス技術とを設計、統合できる能力を整備し、長期的な成功を達成すると確信しています」


■Asset Smart取引の最終条件の概要:

◆取引完了に伴うAMDの予定:
  • ATICがThe Foundry Companyの所有持分に対してAMDへ7億ドルの支払いを行い、MubadalaがAMDの新規発行株式5,800万株と増資株3,500万株のワラントに対して1億2,500万ドルを支払うことで、財務報告上のThe Foundry Companyの連結を除くAMDの純現金持高は約8億2,500万ドルに増加します。
  • Mubadalaの指定する人物をAMDの取締役会役員に選出します。
  • 将来的な資金払込要求に応じ、The Foundry Companyに追加資本金を提供する任意のオプションを有します。

◆取引完了に伴うThe Foundry Companyの予定:
  • AMDからの製造資産と負債(ドレスデンの製造施設を含む)、知的財産権、従業員の拠出による総額約18億ドルの価値と、新たな資本に対するATICの拠出額14億ドル、The Foundry CompanyがAMDの債務約11億ドルを引き受けることで、合計43億ドルの企業価値が実現します。
  • 財務報告上はAMDと連結されます。
  • 同社の取締役会役員は、AMDとATICの代表者で均等に分担されます。
  • AMDとATICのみを株主とし(それぞれ発行済み株式の50%ずつを所有)、両社はThe Foundry Companyの議決権を50%ずつ有します。
  • 完全転換後の普通株式ベースで34.2%をAMDが、65.8%をATICが保有します。The Foundry Companyの成長支援を目的とした将来的な資本注入に対してAMDがATICに比例する形での投資を選択するか否かに基づくAMDとATICの保有株式の比率によって、ATICの完全転換後の所有権は時間とともに変化します。

※)2008年12月12日以降直近までの20日間のAMDのNYSE普通株式の平均終値である購入価格(1株あたり$2.15)を反映する。



AMDがファブレスメーカーへの転進を発表した件に関する記事

日本AMD:http://www.amd.co.jp

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