2003年12月19日のNews「こちら」でお伝えした件を覚えている人はいるだろうか。本日2004年2月20日，恵比寿イーストギャラリーにて，サイバーエージェントグループとなった新生ジークレストの設立パーティーが開かれた。
　なお，forGamerのお目当ては，同席で行われるという新作発表のお話。サイバーエージェント出資後初のタイトルとなるのは，ジークレストの看板作品「競馬伝説」シリーズの最新作であった。

　オンラインで毎日レースが開催され，プレイヤー全員が馬主というオンライン競走馬育成シミュレーション「競馬伝説」シリーズ。現在は「競馬伝説III」が稼動中だが，ジークレストは，2004年夏に向けて第4作となる「競馬伝説オンライン（仮）」を開発すると発表した。
　「競馬伝説オンライン（仮）」（ちなみに前作もオンラインゲーム）は，シリーズ初のブロードバンド推奨作品となる。毎日12時〜24時まで10分に一度開催されるリアルタイムレース，フル3Dグラフィックスによるレース中継，本格的な血統の概念の導入，地方競馬（初心者向け）と海外競馬（上位入賞者向け）の導入，騎手の育成要素や牧場/厩舎の拡張システムなどが新要素として発表された。
　が，いかんせん「これから開発します」という発表だったので，具体的なゲーム内容やゲーム画面などはなし。このへんは今後のリリースに期待したいところ。
　ちなみに，ゲーム中で稼いだ賞金はポイントとして換算され，サイバーエージェントのオンラインサービスに利用できるといった予定もあるとかなんとか。本当だとしたら，調教のムチにも力が入りそうな話だ。

　なお，ジークレストがこれまでサービスを行ってきた「ディルムン」 「武勇伝2 〜三国志幻想記〜」 「競馬伝説III」は，今後も継続してサービスが行われる。オープンから1年が経過した「ディルムン」「武勇伝2」に関しては，これから新コンテンツも計画しているとのこと。
　来週には，この3本のプロモーションムービーがリリースされるそうなので，これまでチェックしていなかった人はお楽しみに。（Kawamura）

画面写真は「競馬伝説III」より。さすがに旧式化してきた印象があるのは否めないが，次回作ではJRAの各競馬場をリアルに再現し，フル3Dでの躍動感あふれるレースが楽しめるようになる