東部戦線を舞台に，ソビエトの傑作機を主役としたコンバットフライトシムとして，シブいテーマながらも世界中から大絶賛された「IL-2 シュトルモヴィク」の第2弾を，メディアクエストが現在ローカライズを行っている。なにせプレイヤーが操縦可能な機体だけでも89種類，AI専用機種も49種類もあり，ガチガチのフライトシムファンならずとも心揺さぶられる本作品。メディアクエストからは今冬発売と発表されていたが，このたび2003年12月11日に発売日が決定した。もう発売目前である。
　さらに，日本語版だけの嬉しい特典がある。海外では近々発売が予定されているアドオンに収録予定のゼロ戦，疾風，C-47，B-17Gというメジャーな4機種のデータが，なんと日本語版では本体に同梱されているのだ。このうちゼロ戦と疾風はマルチプレイで操縦可能，C-47とB-17GはAI専用となっている（どちらも大型機なのでターゲットか何かだろう）。

　マイクロソフトの独占市場といわれていた近年のフライトシム界に殴り込み，とくに厳しいフライトファンから最高の評価を勝ち得た本作品。前作に引き続き，異例のヒットを飛ばせるだろうか？（Kawamura）

IL-2 シュトルモヴィク フォーゴットン バトルズ 〜ソビエト攻防戦〜 日本語版
■発売日：2003年12月11日
■価格：8980円
■メーカー：メディアクエスト

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