オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
パッケージ
Richard Garriott's Tabula Rasa公式サイトへ
読者の評価
80
投稿数:1
レビューを投稿する
海外での評価
78
Powered by metacritic
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2008/02/20 17:37

ニュース

「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載

画像集#001のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載
 エヌ・シー・ジャパンが2008年春のサービスを予定している,リチャード・ギャリオット氏の新作MMORPG「タブラ ラサ」の公式サイトが更新され,「戦闘の手引き」に「ステータスを把握する」「武器の扱い」「ロゴスとスキル」の3項目が追加された。ロゴスとは,前回掲載した本作の世界観に登場する神秘的な技術のことで,ロゴスアビリティを使用するときに必要となるものだ。

■本日公開された公式情報について

【ステータスを把握する】
http://rgtr.plaync.jp/tebiki/status.aspx
【武器の扱い】
http://rgtr.plaync.jp/tebiki/useArms.aspx
【ロゴスとスキル】
http://rgtr.plaync.jp/tebiki/logosAndSkill.aspx

 また,本作の開発チームが「タブラ ラサ」の世界を解説した資料である,「タブラ ラサにおける道徳的仮説」和訳を以下に掲載した。これによると,本作におけるミッションには倫理的あるいは道徳的なジレンマを盛り込んだ選択肢が用意されており,プレイヤーの選択によって,ゲーム内の世界にさまざまな影響が及ぼされるのだという。少々長くなるが,なかなか興味深い内容となっているので,本作に関心を持っている人は目を通しておきたい。

「タブラ ラサ」公式サイト


画像集#002のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載 画像集#003のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載 画像集#004のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載
画像集#005のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載 画像集#006のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載 画像集#008のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載


#####以下リリースより#####

「タブラ ラサにおける道徳的仮説」

画像集#007のサムネイル/「タブラ ラサ」の公式サイトが更新&解説資料「タブラ ラサにおける道徳的仮説」の和訳を掲載
MMORPGをプレイして、人生に大きな影響を及ぼすほど、あるいはゲームプレイの姿勢を変えてしまうほど強烈なものに遭遇することなど滅多にないでしょう。多くのプレイヤーがミッションに対して期待することといえば、完了後に入手できる報酬か、そうでなければ自らの加担する勢力への大きな貢献です。このような目的はプレイヤーにとってそれほど大きな問題ではなく、ミッションの終了後、数か月もすれば忘れてしまう程度のものです。
そこで「タブラ ラサ」では、口うるさく、つまらない訓話など聞かせる代わりに、プレイヤーの行動によってゲーム内環境が変化し、その後の世界状況に影響が及ぶような濃い物語を作り上げたいと考えました。このような物語展開の形式をわれわれは道徳的仮説と呼んでいますが、これこそがリチャード・ギャリオットの手によって生み出されるゲームの醍醐味なのです。

私たちは開発当初から、「タブラ ラサ」に倫理的あるいは道徳的なジレンマを盛り込みたいと考えていました。プレイヤーの足を止め、ミッションを成し遂げるために最善の選択を迫るポイントです。「タブラ ラサ」をプレイしている間、何度も多くの選択肢の中から最善の道を選び出す必要に迫られます。そこでは目先のことだけにとらわれず、物語の未来をも考えてくれることを期待しています。
つまり、これによってプレイヤーは自分の望みどおりの世界を切り開いていくことができます。ゲーム内で道徳的な試練に立ち向かい、正しい道を選び出すという経験を通して学び取っていくのです。

すべてのミッションにこのような道徳的仮説を盛り込んでいるわけではありませんが、「タブラ ラサ」を開始して間もなく、最初に歩き回る大陸でもその片鱗を味わうことができます。そのうちのひとつは、前線にいる兵士たちに医薬品を届けるというミッションです。
厳格そうで堂々とした風格の司令官は、医薬品の配給を規律に従った方法で届けようとしています。そこに補給品を奪い取り、兵士たちに売りつけて儲けようとする男が現れるのです。盗みを働く男を告発するか、それとも男に手を貸して盗品を売るか。この選択はミッションの結果を左右するだけではなく、今後プレイヤーに対するNPC兵士の態度にまで影響を及ぼします。

もうひとつ紹介しましょう。ある程度経験を積み、レベル15あたりで受ける任務です。ゲームを進めると、フォレアス基地に再配置されます。そのとき、自由連合軍がベインの捕虜を尋問している最中だと聞かされます。
ベインの捕虜が持つ情報を次々と聞き出す任務が始まり、さらにその情報を利用してベインの基地を攻撃します。重要な役割を果たすベイン兵を倒し、裏切り者と取引し、そして敵の攻撃から刑務所を守るミッションへと続いていきます。

これらの関連ミッションがすべて終了すると、プレイヤーは捕虜の扱いを任されます。彼は邪悪なベインです。数多くの人間の命を奪い、生き延びた人々が他の惑星へ逃げ出す原因を作った軍団の一員です。生きながらえる価値などあるわけがありませんが、それでも生かしておくべきなのか?
このベインは一介の兵士として任務を遂行しただけで、それ以上でもそれ以下でもありません。地球侵略を命令した指導者に代わりに、責任を取らせるべきなのでしょうか? このベインが生き延びたところで、一体どのような危害をもたらすというのでしょう? それに、もしかすると更なる情報を持っているかもしれないのです。
自分が捕虜になったときのことを考えてください。無理やり知っていることを吐かされるよりも、きちんと尊厳を持って対応してもらいたいと思うはずです。

このように「タブラ ラサ」には、それほど大きな影響がないものから世界に広く影響を及ぼすものまで、倫理的な考えを揺さぶる選択肢が数多く散りばめられています。自分が信じる道に従って、ゲームを進めてください。みんながみんな、同じ世界を生きていく必要はありません。そのために多くの分岐点が用意されているのです。この優れた物語を、思う存分楽しんでください。


#####
  • 関連タイトル:

    Richard Garriott's Tabula Rasa

  • この記事のURL:
AD(最終更新日:2022/12/17)
Richard Garriott's Tabula Rasa (輸入版)
Software
発売日:1970/01/01
価格:¥3,804円(Amazon)
amazonで買う
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月16日〜04月17日